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プログラマーと子育ての両立をされているSさん〜タイムカプセルとの出会い、そして入社のきっかけを聞く〜【タイムカプセル大学Vol.37】

気仙沼オフィス第1号スタッフのSさん。
タイムカプセルに入社したら『何か変わる』と直感があった
Sさんの幼少期や入社のきっかけまで聞いていきます!

ーータイムカプセルに入社されて何年目ですか?
S:
4年目になりますが、育休などもいただいていたので実務は2年目です。

ーー入社前はどのようなことをされていたのですか?
S:
入社直前はコンビニのパートをしていました。プログラミングは新卒社会人1年目にIT企業に入っていたんですが、事情があってやめてしまい、地元気仙沼に戻ってきてからはパチンコ屋で働いていました。専門学校で簿記とプログラミングを習っていて、もともとプログラマーになるという夢もあったことから、色々考えてプログラマーになりました。
高校の進路決めるときに、会計士か、小学校からの夢だったプログラマーで悩みましたが、両方学べる専門学校に進み、基本情報技術者や簿記などの資格を取りました。将来的にはどっちもやりたいと思っていました。

ーー子供の頃からプログラマーに憧れていたきっかけはあったんですか?
S:家族がゲーム一家
なんです。ずっとゲームが好きでノベルゲームを作ってみたりもしましたね。小5の時にJavaを勉強して、シューティングゲームを作りました。高校の時の思春期で1回プログラミングからは離れたんですけど・・・

ーー小学校の時にゲーム作ろうって思ったのですか!?
S:
ゲームってシナリオが決まっているので、こういうゲームあったらいいなーとか考えて、小学校からJavaの参考書を読んで、その通りにやってました。今考えると暇だったんですね。できた、嬉しいー、みたいな感覚でした。

ーー家族の方々はどんな感じだったんですか?
S:
家族構成は、母、父、弟です。父がWebサイトを作ったりしてました。

ーー家族みなさんが、大人子供関係なくパソコンとかいじれる環境だったんですか?
S:
そうですね。私がずっと使っていました。
でも小さい頃はプログラミングだけでなく、ドッチボールとか鬼ごっことかして遊んでました。運動も好きで、中学はソフトボール部、高校は硬式テニス部にも入ってましたね。負けず嫌いでした。やるなら負けたくない。自分には負けたくないですね。

ーーずっと気仙沼だったのですか?
S:
高校卒業して専門学校のタイミングで仙台に行きました。その後、新卒入社して1年働いてから気仙沼に戻ってきました。

ーー気仙沼はお魚も美味しいしゆるキャラのホヤぼーやも可愛いですし、いいところですよね。
S:
ホヤぼーやはゆるキャラ上位で人気なんですよ!

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気仙沼市観光キャラクター「海の子ホヤぼーや」

ーータイムカプセルに入社した経緯は何だったんですか??
S:
入社のきっかけは前の職場でうまくいかなくなって、他の仕事をしようと思ったことです。ハローワークに行ったら、次の日にタイムカプセルの企業説明会があって、それに参加したんです。そこでプログラミングの経験をアイザワさんと話したりした中で「是非」ということで・・・面談させていただいて入社に至りました。直感的に・・タイムカプセル入ったら何か変わるなーと思いました

ーー気仙沼オフィスの立ち上げで第1号スタッフということですよね??
S:
入社した時はアイザワさんが気仙沼市役所さんといろいろ話を進めてくださっていた時でしたね。事務所は廃校をリノベーションして、その工事中でしたね。オフィスに他の人もいなかったので工事の人と私だけ、という状況でした。

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旧小原木中学校をIT関連企業が集積するオフィスにリノベーション

ーー転職して、どんな気持ちでしたか?
S:不安もありました。アイザワさんにも色々と手伝ってもらって自分でイチから作っていく感じでした。事務仕事も含めて。

ーープログラミングスキルとしては不安はない状態でしたか?
S:うろ覚えで大丈夫かな〜、という感じ
でした。IT企業での経験もあったけど、2年ほど離れていたから・・・当時のタイムカプセルはアプリ開発が多かったのでSwiftとかわからない状態。私が経験があったのがWeb系だったので・・・

ーーでもSさんなら不安な気持ちも楽しんでしそうですね。
S:苦しいこともあったけど、楽しかったから続けたかった
ですね。
実は働き始めて間も無く、22歳くらいで妊娠が発覚して、切迫早産しそうで産休に入らせていただいたんです。。。その後約2年、産休育休で休ませてもらってようやく最近ガッツリ働かせてもらってます。子供はイヤイヤ期に入って大変ですけど、めちゃめちゃ可愛いです。

アイザワ:私自身も成長させていただきました。仙台の専門学校からIT企業で1年働いて、アプリ開発の経験がない中で、ハローワーク経由で会社説明会に来ていただきました。経験がない中でオフィスもゼロから立ち上げという状態でしたのでハードルが高い。無理では?と正直思いました。しかし、これで無理(不採用)という判断をしたらSさんのプログラマー復帰へ思いも叶えられず、タイムカプセルとしても成長できないなと。心の中では難しいと思っていましたが、SさんはSwiftも頑張って勉強されて、業務でもすぐに成果を出していただきました。こんな風にできる人いるんだ!!と思いました。気仙沼における最高のモデルケースだと思いましたね。

こんな人いるんだ!すごい!と思った矢先に産休の相談。当時は産休などの経験もなかったのでいろいろ調べて、制度を整え、育休後に復帰してもらいました。Sさんを通じて一緒に経験させてもらった、会社としてもスキルアップできました。そういった意味で”最強のサンプル”ですね。

S:実はタイムカプセルに入らなかったら、結婚しなかったと思ってます。入社が決まったのがきっかけにもなって、プロポーズされて結婚が決まったんです。人生を変えてもらった、と思っています。

ーー気仙沼支所の第1号となったSさん。アイザワさんからもタイムカプセルの成長に欠かせない”最強のサンプル”だと表現していただきました。

Sさんがプログラマーの夢を持ったきっかけやタイムカプセルとの出会いを聞いていきました。次回は、入社後の苦悩や、乗り越えるために実践してきたこと、考え方などを伺いたいと思います!


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