神職プログラマーの将来の展望は?【タイムカプセル大学Vol.51】
ーー今後の目標やどのようなことをしていきたいですか?
Y:目標としては、デュアルキャリアを続けて、タイムカプセルで皆さんから頼りにされるような人間になりたいです。自分の神社のホームページを立ち上げて、少しでも地域が神社を中心として盛り上がったり、良さを知っていただきたいですね。
ーー自分でホームページを更新出来るか出来ないのかでは全く違いますよね!
Y:そうですね。将来的に私が本格的に動くようになってきたら、話題になるような活動をしていきたいですし、賀茂神社で祀っている神様は、雷をさくようなお話があって、そこから電気とか通信の方に信仰して頂いているということもあるので、そういう方々にいろんなご縁で繋がれたらと思っていますね。
ーーすごいですね!!
アイザワ:神の力が宿ったUSBケーブルとか作りたいですね!すごくビルド成功しやすいみたいな(笑)
Y:プログラミングもして神社の仕事もやっている私だからこそ出来るような、話題作りをしたいです。神社は古臭いイメージもあると思うんですけど、そこを新しい技術で盛り上げていきたいですし、今後は誰もが当たり前にプログラミングもやる時代がくると思いますが、神職プログラマーの先駆者の位置を狙えるように勉強したいですね。
アイザワ:今のお話を聞いてアイディアも湧いてきました。スポーツや仕事道具とかに「〇〇の神様」がいるとか「神が宿る」などよく言います。将来的には電子の世界にも精神性みたいなものがもしかしたら出来るかもしれませんね!
神職の方がウェブデザイナーをやっているという方はいらっしゃったかもしれませんが、フロントエンドからバックエンドまでバリバリのエンジニアっていう方は、ほとんどいないというか世界初かもしれないので、まさに先導者としてやっていただきたいなと思いました!
イスラム教ではかなりIT化が進んでいまして、ユーザーが1億人規模でいるアプリがあるんです。アプリが一つのビジネスになっていますので、ルールに則りながらではありますが、挑戦していきたいとお話を聞いて思いました!
Y:そういうのを発案するのは、神社の内情を知らない人が多くて、私のような実際に神職をやっている人が本職の人をまとめれば、より良いものが出来るんじゃないかなと思ったりします。
ーーアイザワさんの交渉術を学ぶといいかもしれませんね(笑)
アイザワ:私の場合は妄想力なので、妄想してそれを言い続けていたらなぜかその通りになっちゃうという(笑)。ほとんどの方が思考停止をしてしまいがちですが、Yさんのようにアイディアを考えて、新しいことを考え続けてアウトプットし続ける。そんなことをしていれば力を貸してくれる人達が現れてくるんじゃないかと思います。