デザイナーと子育ての両立をされているWさん〜タイムカプセルでの働き方、子育てとの両立〜【タイムカプセル大学Vol.35】
ーータイムカプセル入社後に苦労されたことはありますか?
W:岐阜に通っていた時代で言うと・・・保育園が8時半から、仕事が9時からだったので、5時に起床して7時前に家を出ていましたね。保育園は会社近くのところに通っていて、お昼寝用の布団が必要だったので、大きいスーツケースに布団を入れて週一で通っていました。名古屋から名鉄で岐阜まで通っていて、電車は座れましたけど、それが少し苦労しましたね。
ーー仕事のブランクなどは感じましたか?
W:前の会社では紙のデザインをやっていて、入社当時もガラケーを使っていたんです。スマホとかアプリとか全くわからない状態でした。タイムカプセルに入るときにスマホにしたんです。パソコンは使っていたんですけど、技術面では少しづつ勉強する感じでした。タイムカプセルのみなさんはいい人ばかりで、楽しく過ごしていましたね。岐阜には10人くらいの人がいて、年下が多かったですね。
ーー子育てとの両立っていうところでの苦悩はありますか?
W:一番は岐阜に週一で通っていた時も在宅の時も、子供が小さいときは、ちょこちょこ気にしなきゃいけない。自分の時間が取れない状態でした。今は上の子は小学校、下の子は幼稚園なので二人が学校(幼稚園)に行ってくれている間は自分の時間として取れるようになりましたね。小学校は7時半に登校、幼稚園は9時から10時の間に送っていくんですけど、その日の気分によって早い時もあれば、もたもたする時もあって、朝の気分の持たせ方から戦いですね。送迎から帰ってきてから、14時半にお迎えなのでそこまでは集中して作業できるというイメージです。少しずつ持っている案件の作業を進めるという感じです。
ーー子育て前と子育て後で仕事に向かうときの気持ちの変化ってありましたが?
W:それはインタビュー前から考えていたんですけど・・・仕事をするのが楽しくなったということですかね。気分が子供にばかり向いていたのが、仕事をすることでリフレッシュできて楽しいです。好きなことが仕事ってこともありますけど、独身時代は疲れたーとか愚痴ばっかりをいっていたけど、今は楽しいことができるという気持ちです。それは会社がそういう働き方をさせてくださるからだと思っています。
ーー同じような働き方をされている方はいますか?
W:在宅はあまり聞きません。周りの方々は大体働きに出ていると思います。
ーー働きやすさを他に感じることはありますか?
W:母親の目線を本当に考えてもらっています。その中で1番のメリットが、学級閉鎖や一斉休校になった時に慌てなく済んだことが大きかったですね。特に去年で言うと、コロナの影響で一斉休校になった時にも今の働き方だったからこそ、影響は受けませんでした。
ーーアイザワさんは子育てと在宅での仕事など、どう考えてきたんですか?
アイザワ:私は前身の会社の時からオフィスなし、10年以上在宅ワークをしてきたのでノウハウあります。また、私も二人の子供がいるので子育て中の方々の状況はわかっています。家で仕事をしているので、出張も多いのですが、子供たちと過ごせたのはラッキーでした。インターネットが登場した1990年代後半からのテクノロジーの激変期にうまくのれたと思っています。
ーーWさんから同じような働き方をする方にアドバイスなどありますか?
W:アドバイスとはおこがましいですが、自分を甘やかすことだと思います。どっちも頑張らなきゃと思うのはいいことだけど、「これ頑張ったらおやつ買おう」「推しのDVDをみよう」など自分の機嫌を保つために甘やかすのが大切。
ーーご褒美大事ですよね。。。
W:特に男性陣の方にもぜひお願いしたいのですがパパの協力が絶対必要!例えば・・・職場に近くにおしゃれなコロッケやさんがあったんです。今日はそこのコロッケにしよう!!で、それに文句言う人だったら嫌じゃないですか。協力は絶対に必要ですよ。
アイザワ:Wさんの言うことは全くその通りですね。自分も相談受けることがありますが、「旦那から仕事辞めろ」と言われる問題はよく聞きます。仕事をしていると旦那が機嫌が悪い。その感覚が全くわからないですが、”パートナー選びは大事”かもしれませんね。気分も気前も良い方をパートナーにして、母としても女性としても、長く働ける環境にすることが大切かと思います。タイムカプセルは男性も女性も働きやすい環境を作って男女比率を50:50にしたいです。