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自衛官からエンジニアへ!自衛官のお仕事とは?【タイムカプセル大学Vol.52】
元自衛官としての経歴を持ち、エンジニアへと転身したSさん。自衛官としてのお仕事と、タイムカプセルとの出会いについて聞いていきます。
ーー入社から何年目ですか?
S:1年7ヶ月です。
ーー入社前何をされてきましたか?
S:中学生までは(両親が)転勤族だったので引っ越しを繰り返していました。中学卒業と同時に横須賀の陸上自衛隊高等工科学校に入り、以降10年間自衛官として仕事をしていました。
アイザワ:自衛隊ではどのようなお仕事をされていたのですか?
S:勤務としては、仙台で約2年間、整備の仕事をしていました。22歳の時に横須賀へ戻り、卒業した高等工科学校の職員として生徒達へ教育指導を3年間行いました。その後、異動で仙台へ戻り、整備・事務仕事を約1年、行政文書の管理をメインとしていました。その中で、経理業務・年末調整と言った仕事をする事があり、事務的な仕事を学ばせて頂きました。
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ーー自衛隊での仕事は、実際テレビで見るような厳しいものなのですか?
S:テレビなんかでよくクローズアップされる教育隊などはそれに近いですけど、実際には一般的な企業の勤務時間に近いです。毎日厳しい訓練を行い続けているわけではないです。年に何回か山籠りのような厳しい訓練もありますが、部隊ごとに訓練内容が全然違うので、テレビで見るような部隊は花形のようなところが出てきやすいです。
ーープログラミングスキル取得まではどのような経緯で?
S:ほんとにプログラミングに触れるというところですと、自衛隊の高校の中でモーターを使用したミニ四駆サイズのフォークリフトをロボット制御するという授業で、C++に触れたのが一番最初です。
そのあとは当時でいうシスアド(システムアドミニストレータというシステム管理者のこと。初級、上級の資格が存在したが、現在は別の資格に置き換わっている)の資格について、時間が空いている中で独学で学んでいました。本格的に学び始めたのは退職後で、職業訓練に行き、汎用機器の案件で1年弱コーディングを行なっていました。
ーータイムカプセルとの出会いを教えてください!
S:2021年4月に以前勤めていた会社が事実上倒産してしまい、就職先を探していました。
元々ハードウェアベンチャーの生産を任されていたので、エンジニアと一緒に業務をする中で、もっと極めたいという思いがありました。また、知人の紹介で地方(仙台)で働ける会社があるよ!と紹介され、興味を持ったのがキッカケです。コロナでの仕事への甚大な被害で求人がなかったりなどでの状況で、人とのご縁が非常に大事だと気付かされました。
今回は入社までの経緯や自衛隊でのお仕事、タイムカプセルとの出会いについて聞いていきました。次回は、入社後の苦悩や乗り越えるために実践したことについて聞いていきます。