神職とプログラマーのデュアルキャリア!?始めたきっかけとは?【タイムカプセル大学Vol.49】
ーー入社から何年ですか?
Y:3ヶ月でまだ入ったばかりです。
ーー入社前何をされてきましたか?
Y:大学卒業後(新卒で)神社に奉仕して、その後タイムカプセルにお世話になってます。今、24歳です。
アイザワ:ご実家が代々神社の運営をされていて、何年くらい経ちますか?
Y:820年くらいだと思います。「いい国作ろう」の時代(1192年)に建てられたみたいです。父の代で22代目です。
アイザワ:神社に奉職された後、タイムカプセルに来て頂いた形ですね。
ーープログラミングスキル取得まではどういった経緯で?
Y:気仙沼向洋高校時代にプログラミングを体験しました。機械技術科でプログラミングとか3D CADなど工業系の物に触れていて、その中でプログラミング楽しいなという思い出があったので、ぜひ仕事でもやってみたいなと思っていました。
ーータイムカプセルを選んだ理由は?
Y:神社は二足のわらじでないと生計が厳しいところがあり、神社以外の仕事を探していました。地元に根付いて仕事をしていきたいなと思い、気仙沼にオフィスがあるタイムカプセルさんに入社させていただきました。
ーーこはらぎ荘から(気仙沼オフィスのある)ご自宅は近いですか?
Y:こはらぎ荘は元々通っていた中学校なので近いです(笑)。卒業して5年くらいで廃校になって公民館とITベースこはらぎ荘になってると聞いていましたが、東京にいましたし、帰ってきてからもコロナ禍だったのでなかなか見に来ることもできませんでした。大学卒業後に帰省してから、こういう所なんだと知りました。
アイザワ:大学で地元を離れている時に母校が廃校になって、1階が公民館、2階がITベースこはらぎ荘になってという変化があって、気になるなと思っていたけどコロナ真っ只中のタイミングで見に来ることできなかったということですね。
ーー母校が会社になっているのはどんな気持ちですか?
Y:懐かしさもあります。少し暗い話になりますが東日本大震災もここで経験していて、中学校が避難所になっていたんです。なので、体育館で数ヶ月生活していたため、「思い出したくない」という気持ちのロックがかかっている感じで複雑です。慌ただしくて少し記憶が曖昧ですね。
ーー震災の時はおいくつだったんですか?
Y:中学校1年生です。3年生の卒業式の準備をしている時に地震があって、そこから学校にいるまま数ヶ月生活しました。嫌な思い出もあるし、いい思い出もあるし、逆に新鮮で色々考えさせられる変化もあって面白い経験ですよね。滅多にない経験だと思います。