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ゲームもごはんもなんでも学びに!~アフターコロナを生き抜くために必要なこと~【タイムカプセル大学 Vol.3】

3年生のアカリのインタビューに、学長アイザワはどのように答えるのでしょうか。

――前回は、「リモートワークは既存の働き方からの解放」という話でした。実際、リモートワークになって、通勤時間がなくなった分、自由な時間が増えたと感じます。
会社まで片道30分かかれば往復1時間、片道1時間かかれば往復2時間分、1日に自由な時間が増えるわけですよね。そこで生まれた時間をどう使うかが大事だと思います。
価値のある時間を過ごすか、生産性のない時間を過ごすかによって、アフターコロナの人の生み出す価値はより二極化していくでしょう。タイムカプセルとしては、クリエイターとしての成長・自身の成長を通して、作品のクオリティを上げて欲しいなと考えています。

――自由時間が増えたからといって、遊んでいてはいけないということですか?
そうではありません。
たとえば中世を舞台にしたファンタジーゲームをやっているうちに、騎士に興味を持ったとします。調べていくうちに騎士道や武士道にたどり着いて、その背景やマインドも理解できたら、それは良い“学び”だと思います。

――ゲームからでも学ぶものがあるんですね!
自分も信長の野望三国志から得るものはたくさんありましたよ(笑)!
ゲームでも、ご飯を食べていても、すべてにおいて、自分の引き出しにできるかどうかだと思います。

引き出しというのは、9個では繋がらないけど、それが10個になった瞬間に綺麗に繋がったりするんですよ。分離していた点と点が線でつながり、解釈が一気に深まる。その繰り返しで、人間としての深みが増していきます。

――自分の引き出しにするには、どうしたらいいでしょうか。
物事に対して、好奇心をもって掘り下げることができるか否かかな、と思っています。たとえばこれは私の本棚です。信長の野望から戦国時代に好奇心を持って、戦国時代の書籍をたくさん読みました。

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――たくさんありますね。アイザワさんは、これらの書籍から学んだことも多いのでしょうか?
もちろんです!
コロナウイルス感染症の流行で、外出が制限され、オンラインでの打ち合わせが激増しました。
今まで人を見るときはまず、リアルの雰囲気や服装の印象が大きかったけれど、これからは、対話した時に感じるオーラみたいなものが重要になっていくと思います。そのオーラは、知識量・情報量・持っている引き出しの数に裏付けられると思います。

これからの時代は「ハンコいただくまで帰りません!」みたいなガツガツした営業は効かなくなると思います。そもそもできないですよね。通話やオンラインだと、切ってしまえばそれで終わりです。表面上だけで生きていくと、アフターコロナのオンライン上の世界では存在感がなくなって見えなくなると思いますよ。

アフターコロナを生き抜くため、リモートワークで
生まれた余暇時間で自分自身を成長させよう!

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