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世界の「サバ缶」を調べてみました

こんにちはタイム缶詰です。
そろそろ三陸地域では、脂がのった旬の鯖が獲れ始める時期が来ます。
そうです、タイム缶詰の「生サバ缶」の製造が始まります!

日本人の国民魚とも言える鯖。
塩焼きにシメサバに味噌煮…、サバを使った料理は多くあります。
また、缶詰でもサバ缶は人気です。

日本のサバ缶といえば、水煮缶や味噌煮が一般的ですね。
最近では、オリーブオイル漬け缶などオシャレサバ缶もスーパーでみかけるようになりました。

実は、世界各地でもサバ缶が製造され、食べられている事をご存知でしょうか。
私たちが普段食べているサバ缶と何が違うのでしょう?
今回は、世界の「サバ缶」を調べてみました!

サバ缶が最初に作られたのは、アメリカだった!

缶詰の基礎原理は、1804年フランスで発明されましたが、その時の容器はガラス瓶でした。
それから6年後の1810年になって、イギリスでブリキを使った容器が発明されます。これが今の缶詰の原型となります。

では、サバ缶が最初に作られたのはどこだったのでしょう?
それは、アメリカのメイン州ポートランド。1836年にトーマス・ケネディによって製造されたと言われています。
彼は、鮭を缶詰にするための方法を発明し、その成功により、鮭缶詰産業を確立しました。
その後、サバ缶詰も製造されるようになり、19世紀後半にはアメリカやヨーロッパで広く販売されるようになりました。19世紀末には、缶詰工場が日本にも進出し、サバ缶の生産が始まりました。

世界各国の「サバ缶」

○ノルウエー
ノルウェーは、言わずと知れた漁業大国。
ノルウエー産のサーモンやサバは日本のスーパーでも多く見るので、身近に感じている方も多いのでは。
世界的に有名なサバの産地なので、多くの種類のサバ缶があります。産地では、サバ缶の生産が主要な産業となっており、国内だけでなく世界各地に輸出されています。また、ノルウェーのサバ缶は、トマト&バジルソース、粗挽き胡椒&キャノーラ油漬けなど、多彩な種類があります。
そのままでも食べれるのでしょうが、料理の食材として使われるのが多そう。

ノルウエーでは多くの家庭でも常備しており、スーパーにもズラリと並びます。
特に「スタブラ」という企業の商品は、国民的缶詰と言われます。それは7割の国民が常にストックしているほど。(日本でも販売されています)

料理では、リゾットやパスタ、グラタンのソースに使われたりしています。

○イギリス
上記にも記載しましたが、イギリスは缶詰発祥の国です。
イギリスのサバ缶は、トマト味、カレー味、オリーブオイル漬けなど、味のバリエーションが豊富です。

○ポルトガル
ポルトガルでは、サバ缶が国民的な食品の一つとなっており、多くのスーパーマーケットや食品店で販売されています。
ポルトガルのサバ缶は、オリーブオイル漬けが一般的で、地中海産のサバを使用しています。

また料理では、サバ缶をトーストに載せたり、サラダに加えたりすることが一般的です。

○スペイン
スペインは海産物の缶詰を中心に、世界一の種類がる、缶詰大国。サバ缶はスペイン語で「ボニート」と呼ばれており、缶詰工場が多くあります。

スペインのサバ缶は、オリーブオイル漬けが一般的。また、スペインのサバ缶は、トーストに載せたり、パスタやサラダに加えたりすることが一般的です。

○アメリカ
アメリカでは、サバ缶は主にツナ缶やシーフード缶と一緒に売られており、多くのスーパーマーケットや食品店で販売されています。
アメリカのサバ缶は、味付けされているもの、トマトソース漬け、スモークフレーバーのもの、ウォーターパックのものなど、多様な種類があります。
トマト缶に使われる大きな缶に入っているのが印象的です。

○アフリカ
意外にも、日本の小型サバを輸入しているアフリカの国々。
ナイジェリアの「サバのトマト煮」は、土曜日の朝食の定番で、ヤム芋・米・パンなどどんな主食ともあうそうです。

ナイジェリアやガーナでは、サバ缶と言ったらトマト味がメジャー。その7〜8割を占めるのはGEISHA(ゲイシャ)というブランドです。これは、日本の商社「川商フーズ」半世紀ほど前に発売開始した商品で、今や現地ではサバ缶の代名詞になっているのだとか。

○フィリピン
フィリピンのギナタン・マカレルという料理は、サバ(缶)とほうれん草をココナッツミルクで煮込んだもの。
安い・早い・簡単ということで、ランチなどにも食べられるよう。

まとめ

サバは世界各地で食べられており、またサバ缶も各国で製造販売されています。
ヨーロッパでもアジアでも、そしてアフリカでも食べられている共通食材「サバ」。実は世界中で大人気なんですね〜。
サバを共通の話題として、各地の方と話しをしたら面白いでしょうね。
輸入食材店などで海外のサバ缶を探して食べてみるのはいかがでしょうか。


タイム缶詰の「サバ缶」

世界のサバ缶、色々あって興味が湧きますね。
タイム缶詰でも、定番の味噌煮から、ヨーロッパでよく食べられるトマト煮缶など様々なサバ缶があります。
また、尾肉缶やキズ鯖缶など、SDGsな缶詰も。
ぜひご賞味ください!

■国産さばトマト煮缶
新鮮で脂のりの良い国産さばを、有機ケチャップを使いトマト煮にしました。
そのまま食べても、パスタなどの料理にもお使いいただけます。

■国産さば水煮缶
新鮮で脂のりの良い国産さばを、赤穂の塩を使い水煮にしました。水煮なので、幅広くお使いいただけます。

■国産さば味噌煮缶
新鮮で脂のりの良い国産さばを、八木澤商店の味噌で味噌煮にしています。化学調味料不使用の自然な美味しさです。

■さば尾肉缶
さば缶製造時に残ってしまう、尾っぽの部分を集めて缶詰にしました。身が引き締まり、しっかりした食感を味わえます。

■三陸産生さば水煮缶
10月〜1月までしか捕れない旬のさばを、一度も冷凍せず生のまま丁寧に下処理をし、赤穂の塩で水煮にしました。
ふっくらとして脂のり抜群の缶詰です。
※2023年10月1日現在は売り切れ中です。販売開始は、公式ECサイトをご確認ください。

■傷さば缶
魚体にキズがついている等、訳ありさばを集めて缶詰にしました。味は通常のものと変わりありません。※2023年10月1日現在は売り切れ中です。販売開始は、公式ECサイトをご確認ください。


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