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『あっという間に人は死ぬから』 佐藤舞(サトマイ)
こんばんは。
あっという間に?
そんなあっという間にはちょっと嫌かも!
ってことでサトマイさん著書を初めて読みました。
この著書の構成は次の通り、
🟥一章で、人生の浪費の正体を暴き、
🟥二章で、人生の3つの理と向き合い、
🟥三章で、自分の本心に気づき、
🟥四章で、本心に従って行動するする。
ほんとかよ?!!
こりゃ楽しみで仕方がないっ!て気持ちで読みました。
そして、それぞれの章を四つのステップで考察を深め、
解決策を導く構成になっています。
1️⃣問題提起
2️⃣原因特定
3️⃣損失回避
4️⃣解決策
こんな本を待ってましたよ。
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この方の著書は様々な哲学者の言葉を引用されていて、
深く考えさせられまくり状態に陥ります。
哲学的な言葉を紐解いてもくれているので助かります。
なければ路頭に迷う哲学者の言葉たち!!チンプ〜ン
特に気付かされたというかぐっとささたのがこちら↓
🔍古代ローマの哲学者セネカの言葉です。
『人生の短さについて』このように言っています↓
『人生は短いのではなく浪費している』
つまり、やるべきことをやらずにどうでもいいことに
使っているから、気づいた時には人生が詰んでると、、。
表題のあっという間に人は死ぬからとは、
その人がどれだけ内容の濃い時間の使い方をしたかによる。
ということですね。これは概念を変えられましたねー!!
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人生の3つの理(コトワリ)
1️⃣死
2️⃣孤独
3️⃣責任
お金は貯めたり使ったりできるが、
時間は無情にも刻一刻を刻み、貯めることもできない。
🔍『人間は考える葦〔あし〕である』という言葉を残した哲学者
ブレーズ・パスカルは、
『人間の悩みの大半は、結局自分が何を求めているかわからず、
余計なことばかり欲してしまえからだ』と述べました。
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自分で自分に嘘をつく行為を『自己欺瞞』ジコギマン
というそうですが、我々はコレに多大なる時間を
使っているそうです。
心がチグハグの時は自己欺瞞のサインとのこと。
いいわけにとにかく時間を浪費している私たち😭
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🔍ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインは、
『語り得ぬものについては、沈黙せねばならない』
と言った。深いでーーす。
一章の解決策として、
死ぬ瞬間の5つの後悔を紹介しています。
後悔しないために系の本で見たことがある内容でしたが、
より解釈しやすい構成でした。
1️⃣自分に正直な人生を生きればよかった
2️⃣働きすぎなければよかった
3️⃣思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
4️⃣友人と連絡を取り続ければよかった
5️⃣幸せを諦めなければよかった
『もっとお金を儲ければよかった』と言う人はいない。
5つの共通点は自己欺瞞。
一刻もはやくこの欺瞞の沼から抜け出せ。ということ。
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最後のほうで、感情日記の話になりました。
他の著書を参考にストレスダイアリーは
行っているのですが、
嬉しかったこと楽しかったことときめいたこと、
とにかく前向きなポジティブ方向も
ダイアリーに追加しようと思います。
そっちもかなり重要だよなと、
当たり前のことなんですけど、
本で気づかさせることはよくありますよね。
いくつかの気づきがありましたので、
是非おすすめしたい著書ですね。
それではまた。
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