ドラフト2023 大学生候補編 下位~育成
たくさん書きましたが、リストはこれで最後かなと思います。
サマリー版もあとで出しますが、人をピックアップするのはこちらがラスト。あとで修正するかもですが、あげるのはここまでにします。
それでは行ってみましょう。
👀ええやんって思っていただいたらぜひ下記マガジンから記事をつまみ読んでいただけると幸いです。👇
*10.18 秋の結果を踏まえて順列を入れ替えました。
中位~下位
このカテゴリの説明:4~6位前後で獲得があるのではと思われる選手。どの選手も大学で何等か抜きんでた成績 or 抜きんでた能力を持っている人をピックしています。地方大学の人がほとんどですが、地方大学は「サプライズ育成指名」も珍しくないので、案外育成とかもありうる、振れ幅の大きいカテゴリーでもあります。
順番は不動。このカテゴリのなかで順列はつけてません。
同志社大学 真野 凜風 まの りんか
天理高校の軟式出身の珍しい投手。
大学は関西のため見る機会には預かれずも、大学時代の残した成績の立派さや軟式上がりの消耗の少なさ(おそらく)とポテンシャルを評価。187センチ84キロのガタイで手足も長く、太さと投球メカニックの改善でまだまだ伸びそうな選手。すでにMaxは152ですがまだまだ行きそう。中位ぐらいでは消えるはず。
投手としての能力は発展途上で、レベル高めなリーグとはいえ、通算の防御率は2点台半ば、奪三振率も8.5ほどと能力の高さを示しました。素材があり実績もある投手はプロも好み。
皇學館大学 村田 怜音 むらた れおん
🎊西武6位🎊
ポテンシャルMAX。196センチ111 キロの超巨体。
何度も身長が関係ないって言っておきながらなんですが、さすがにちょっと飛びぬけすぎており、体格でこのランクにしました😳
ただ、体格だけじゃないですよ。ホームランは毎シーズンに3-4本、通算は20本、打率もほぼすべてのシーズンで5割行かないぐらいと、かなりの高打率。
確かにリーグの問題で、高いレベルのピッチャーはそこまで相手にはしてないかもしれませんが、飛距離や最低限のミート力は兼ね備えていることは想像できますね。プロにきて目をならすところは絶対必要。そしてフォームも、プロの球に応じたフォームに修正が大きく必要な可能性もあって、ほかのメンバーよりかはそのリスクは大きそうです。
素材型ともいえますし、中央球界でもなく全国での実績もないことから、育成指名もあり得るのですが、ここまでの強烈なスペックは、あんまり下にもスリップするイメージが沸かない。支配下は持っていかれると思う選手。
*なお仮想指名あそびしたところ、2回とも3位になりました。やっぱ中位になるととがってる選手が欲しくなって、中位での採用がありそうとみています。
中京学院大学 赤塚 健利 あかつか けんと
🎊広島5位🎊
超大型右腕。195センチ112キロ。
高校時代の時からMAX 148 ぐらいで甲子園でもロマン枠ですごく有名な選手でしたね。大学でも順調にスピードを伸ばして、今MAX153キロらしい。
リーグでは防御率も1点台前半、四死球率 2点台後半、奪三振はイニングと同じぐらい取っています。案外完成度も高いように見えます。ただ4年生時にいまいち成績が良くなかったのは不安要素。
トータル的に Max153は素晴らしいが、逆に言うとこれだけの体格で153ともいえる。大型系だが制球は割とまとまっている感じなので指名しても大失敗にはならなさそうなのが安心要素だが武器が欲しい。角度があるだけにすごく落ちるフォークとか覚えたら面白そう。
平成国際大学 冨士 隼斗 ふじ はやと
界隈では超有名な155キロ右腕、見るからに豪球投げそうなガタイ。
いいときのストレートはガチらしい。
ただ、この人も四年生で残念ながら成績をおとしてしまったピッチャーで、秋もあまり投げていない。どうやら夏に腰を故障した模様。4年時にアピールしきれないというのは、ドラフトではややUnderlateされる傾向のある4年時を過ごしてしまった。真の実力を発揮し続ければ上位も見えるほどのスケールなだけに残念でならない。
なお私が代表合宿で見たときは、スピードも150出るかどうかで、圧倒する感じはなかったです。ポールも割とはっきりしてるし変化球ももう少しいいのが欲しかった。
ただ、伸びしろはありそうで、フォームが改善して固まってくれば、プロでもバシバシ取りそうなイメージは確かに沸きます。
故障が敬遠されればもしかしたら社会人での回復を待つ球団も増えるかもしれない。
明治大学 村田 賢一 むらた けんいち
🎊SB4位🎊
個人的に非常に好きなピッチャー。
エースっぽい、投球哲学がすごいしっかりしてそうな投手。野球雑誌のインタビューとかも目を通しましたが、やはりコントロールがに自信があるんだなあというのが伝わりました。
コントロールがどれだけいいかというと、六大学通算で150イニングでたったの28個です。大学生の段階でこのレベルでまとめる人は珍しい。防御率も1.62と安定しています。ただ、やはり三振が少なく1試合平均で 5.29 個です。この点はややネック。
投球は140前半~中盤でストライクをどんどん取ってきます。変化球でももちろんカウントが取れて、130キロ以上の早めのシンカーを持っています。左バッターはかなりその球を打ちにくそうにしてるところを見ます。プロで通用するほど激しく曲がるかは想像できませんが、チェンジアップ以外で反対方向に沈む球を持っているのは非常にプラスです。
懸念は散々言われる、やはり出力面ですね。
MAXは一応150キロですが、この秋は(神宮がたぶんスピードが全体的に辛くなってるが)140前半しか出てないです。
ただ、春の平塚代表合宿では150を何度か、そして148ぐらいを繰り返し投げていたので、短いイニングであれば十分に強い球を投げられることを見せつけました。
去年で言えば体型も含めて亜細亜の青山選手がかぶります。彼をややスピードをスケールダウンして、投球術を追加したような感じでしょうか。青山投手はなぜか4位😡でしたし、彼ももしかしたら中位以降かなとも思ったのですが、、六大学通算で16勝2敗で、与四球率 1.68の高い完成度は、スピードがついてくれば間違いなく通用してくるはずです(それが難しいんですが。。)よって私としては2位~3位ぐらいで消える投手かなと思っています。
※ただ、慶應大学戦を見て、初回5失点、3戦目も大量失点していて流石に順位を下げざるを得ないかもしれません。出力が上がる可能性を評価されなければ後ろまで残ると思います。見直し中。今更スカウト側の順列は変わらないのかもしれませんが。。プラスかマイナスかで言えば間違いなくマイナスではあります。
名城大学 松本 凌人 まつもと りょうと
🎊ベイス2位🎊
彼は右のサイドハンドで153キロの速球を持つ、大勢投手のような投手。
去年の段階では1位も視野に入った注目の候補でしたが、4年にきてやや成績がふるわず、その本来の期待に応えられていません。春はまさかの 防御率 5 点台と本来の活躍ができていません。30イニング以上投げたので短いイニングで上振れたわけでもなく普通に失点を積み重ねた感じに見えます。
そのため、当初の上位指名の期待はややトーンダウンかと言えます。
成績を見て考えてみましょう。
リーグ戦では、通算 2.50、170イニングで三振129個、四死球は57個となっています。BB率で 3.02、三振は 6.83と思ったほど三振はとれていません。この点はかなり意外でした。
全国大会では防御率 1.49 に奪三振率も 9.17 とこちらは割と無双しているのでこの点は評価できますね。
下級生時から大きく成績も改善していなく、この秋も正直今一つ登板機会もないところを見ると、故障なども懸念されますし、状態は不安視されます。
ただ、153キロサイドハンド、ダイナミックなフォームから力強い球を投げ込めるというのは特徴があり、変にまとまってない分、腕の角度で他の投手との差別化ができてるととらえます。大勢投手のように短いイニングでバリバリ抑えてくれるだけの球は持っているはずなので、中位での指名はあるのではないかと見ています。
*秋のリーグをみて:この人もコンディションが良くないのか、あまり登板がない。。少し悲しい。そして予想順位も下げざるを得ないかも。ただ、取ってよかったといわれそうなそんな選手です。
下位
このカテゴリの説明:中位までの指名は難しいかもだが、有名大学で実績を残してきて、下位で指名があるかも的な選手。この手の選手は「サプライズ指名漏れ」で社会人行きになる可能性もあったりするカテゴリ・・・。
早稲田大学 熊田 任洋 くまだ とうよう
高校、大学双方で代表を経験し、大学でも名門早稲田で一年から出てましたので、かなり有名な選手。六大学では通算で8本塁打。打率は通算で .251も、3年秋以降は3割中盤を打ってきたのであまり気にしなくていい。本塁打も3年秋以降で6本。つまり大きく成長している。盗塁も4年時だけで7つ。BB/K も1.1ぐらいとgood!! 失策も1シーズン1個ぐらいなので、十分に守れています。下級生時は正直パッとしないこともありましたが、ここにきて大きく成長しています。ドラフトでは非常に重要な要素です!この成長っぷりをみて中位もありうる。
また、リーグだけでなく、大きい大会での経験も多数で、実績も常に残してきた選手。。確かにそこまで高く飛び抜けたものは見いだせないため下位にはなると思いますが、支配下では指名は来るとみています。
*コラム?*
なお、野球関係ないんですけど、6月の代表合宿行った時に、紅白戦終了後に熊田選手がトンボ掛けを率先して黙々ときっちりこなしてました。投手陣らはじゃれあいながらやってましたが、熊田選手はささーっと自分のポジションに走って、俺のフィールドではイレギュラーは起こさせんと言わんばかりに丁寧にかけていました。これは全く野球関係ないですが、多くの出会い、代表経験を経て、培った野球に対する真摯さなども持ち合わせているのかなと妄想しました。こういう選手はチームに対するプラスも非常に大きいのではないかと見ます。むろん知り合いでもなんでもないので普段がどういう方なのか全く存じ上げませんが、、決して悪い方向ではないはずです。
日本大学 友田 佑卓 ともだ ゆうたく
個人的に好きなキャッチャー。
送球は球が強いわけでもないが、モーションが素晴らしく早く、セカンドスローは1.8 秒前後で安定。コントロールもよい。
課題は打撃。。というかコンタクト。東都で本塁打こそ3本ほど放っていてパンチ力はあるが、打率がいかんせんあまりに低すぎる。。.180 ぐらいです。三振率も3割近い。これは改善するのかが不安はあり中位は厳しい。一応日大で4番を打つこともそこそこあるので、本来の力は打てる選手なのだと信じたい。キャッチャーカテゴリーであるために希少性もあり、支配下も見据えるが、あまりに打てないために育成の可能性も否定せず。
最近作ったショート。やっぱ取ってから早いですね。
関西大学 有馬 諒 ありま りょう
近江高校時代から林投手とバッテリーを組んで知名度の高い選手。
大学代表にも入った選手。リーグ戦では下級生時からいい結果を残してきて、通算打率は3割超えています。三振も1割台と少なめ。コンタクトがいいんでしょうかね。
大学ランクではいい選手だが、NPBではどの能力も及第点にやや及ばずか。リーグでは打率こそいいが長打は少ない。セカスロも友田選手や進藤選手よりも遅い。どちらも、もう1歩ということで、もしかしたら社会人もあるかも。ただ大社セクターの捕手人材不足もあり、支配下は十分に視界にとらえている。
富士大学 中岡 大河 なかおか たいが
Maxは150と平凡といえば平凡だが(贅沢な世の中になった)、富士大での成績があまりにも良すぎた。北東北リーグは確かに中央ほど高くなく、青学相手に今年の選手権で2回4失点と課題はある模様。ただ圧倒的に引き四死球率と防御率は魅力。やはりコントロールは正義。
成績:3年から主軸になり、通算12勝。防御率は何と121イニング投げて 1.26、四死球率も1.35、奪三振率も 8.38 と見事すぎる。
全国でもやれれば堂々の中位だったとは思うが、現状そうではないため、下位指名ぐらいかと予想。育成に行くほどではなさそう。
白鴎大学 福島 圭音 ふくしま けいん
🎊阪神育成🎊
関甲信1部リーグのスピードスター。
4年春は 9 試合で打率 526 に、そして何より 20 盗塁とか尋常じゃない成績。ほぼ全出塁かつ全部盗塁したやろ、ってレベル。抜きんでたものがある候補生は強い。
ただ、実際のプレーを2度ほど見たことがありますが、アジリティはほかの候補にはやや劣ります。動きに強さや速さは際立ったところまではいきません。実際、50メートルはカタログ上では 5.8 秒とありますが代表の計測では 6.26 秒と外野手ではむしろやや遅い🤧調子悪かった?それで20盗塁は、盗塁技術が良いのかな。(それはそれで相当素晴らしいことだけど)
打撃は、ミートはうまいが、当てるバッティングになりがちで、打球には正直力強さがまだ無い。案の定、三遊間が前に出てきて、レフトがライン際を締められるシフトでだいたいその辺に飛ぶ。もう少し引っ張れないと上では厳しいかも。対戦相手だった上武大の連中も「データ通りや~」(いっていいのかよと思いつつ😂)と言われていて、打撃の引き出しはあまり多くないかも。とはいえ抜群な成績、身体能力ゆえに4-6 位ぐらいは狙える選手。
日本体育大学 松浦 佑星 まつうら ゆうせい
富島高校の忍者のような身のこなしのショート(or セカンド)ですね。本当に俊敏性の高い選手で野性味あり、去年で言えば田中幹也選手のようなカテゴリーの選手。50メートルは代表でも2位の 5.95 を記録。ダイナミックで見ていて面白い。首都大学リーグでは通算29盗塁。特に22年秋の14盗塁は見事。ただし本塁打は通算1本と奈良間選手のようなパワーは期待できないしスピードのみでどこまで評価されるか。
市場の動向にも着目。今年だと辻本選手がいますが、二遊間がそもそも枚数が少なく、そこを補強したいチームが辻本を取りそびれ、松浦選手を繰り上げて取ってくる可能性もあり。
ただ懸念もあって、4年になって出場ペースが落ちていること。怪我か?4年時の落ち込みはスカウト的にはマイナス要素のため、下位予想程度にとどめています。
立命館大学 谷脇 弘起 たにわき こうき
関西界隈だと相当有名な選手です。関西なのであまり多くは見る機会には預かれませんでしたので、あまり正確ではないかもしれません。
最速は 151 キロの、大型右腕です。得意球はスライダーとのこと。確かにいい感じ。
3年秋に台頭し、防御率は通算でも2点台中盤、秋は 0.74 と割と良い。ただスタミナがないのか、どの試合も5回程度?長いイニングを投げてない。
4年秋に成績が良かったのはGood。特にこの間なんかはとうとうノーヒットノーランまで達成してしまいました。調査書は意外なことに1球団しかないそうで。。社会人なのかもしれませんが、使えそうな投手です。
流通経済大学 萩原 義輝 はぎはら よしあき
代表合宿で見ましたが、攻守ともかなりハイレベルな捕手。代表に選ばれなかったのが本当に不思議でした。私的には進藤選手と全然そん色ないところにまで来てると思います。
打撃にもパワーがあり、リーグ戦では4本。打率3割超えのOPS 900 近く。BB/K も1.8.確かにリーグはレベルが高いとまでは言えないが、それでも立派過ぎる成績。
守備もセカンドスローを見ている限り、特筆するほどではなかったですがそれでもほかの代表候補捕手と同レベル。4年生は彼含めだいたい 1.8-19秒ぐらいで投げてきます。十分すぎるでしょう。
個人的には今年のみ・打撃のみのパフォーマンスならば、進藤選手とそこまで大きく評価は変わらないというか、、、むしろ4年時の打撃は萩原捕手のほうがいいぐらいです。ただし、キャッチャー能力だけなら間違いなく進藤捕手のほうが上なので、順当にいけば進藤捕手になるかと思います。打撃も極端にいいわけではないので、社会人を経てからかもしれません。
これも最近作ったショート
社会人?🤔
このカテゴリの説明:今秋のリーグ戦の出来栄えやコンディション、あるいは完成度やポテンシャルの観点から、支配下指名は見送りになるかもと思っている選手。
ただし実績のある有名大学故、社会人が決まっていそうであり、育成はほぼお断りではないかという選手たち。実力や実績的には育成になるだけののものは十分に持っている。
[支配下全然ありえる選手一覧(以下参照)]
東洋大学 石上 泰輝 いしかみ たいき
🎊ベイス4位🎊
推し!😊
守備うまいですね。3年秋は代表候補も選ばれていて、光電管測定で50メートル6秒06と非常に身体能力が高い。守備も球場で見たときはかなり動きが良く感じました。ショートの深いところでも追いついてきて、強い球を一塁に投げ返していました。そのはず、遠投はカタログスペック上、120mだそうです😲 相当ばねがある選手ですね。
問題は打撃がもう少し欲しいこと。。
リーグ戦では2割台前半、2部が長かったが2部では一応3割近いので及第点はあるもNPBでやるにはもう少しだけ。。ここが満たせば間違いなく支配下、しかもいい位置が狙える。
育成でもよければどう考えても間違いなく指名はされるぐらい、超見どころのある選手だが、この人も社会人との約束がありそう。ということで社会人で総合的にレベルアップして、源田選手のように羽ばたいてほしいし、それだけの力がある選手。
法政大学 尾﨑 完太 おざき かんた
最速150キロ左腕。4年春は奪三振王に防御率も1.28 と抜群の成績を残した。この成績ゆえに上位予想をしている動画もいますが、私は社会人で鍛錬か。。と見ています。
理由はひとえに制球力と再現性の低さ。139イニングで、91個も出しています。。orz 😨この間も東大戦でも3回4四死球と、早々に降板。
また速球も調子が悪い日は速球が145出るかどうかという感じです。いい日は150近く出します。ポテンシャルもあると取れるが、このムラはプロでやるには結構リスクが高く、今の完成度で支配下指名は選択肢としてはありだが結構な博打。
カーブは見事だし、ボールに勢いがあるのは事実。このポテンシャルを買って指名する球団があってもおかしくはないが、、上のレベルだとカーブさえも見切られてしまい、相当苦しいピッチングが続きそう。
実際に春に行われた大学代表の選抜紅白戦でも一番荒れてたのが彼で、まさに上のような投球になってしまっていました。やはり高いレベルだと今は未だ厳しいのかな🤔という結論に落ち着きました。
とはいえ、法政で結果を出しているので、社会人も決まってるでしょうし、育成ではいかないでしょう。2年後に本当に期待。
明治大学 蒔田 稔 まきた みのる
シリアスな侍系で「面構え」の非常に良い淡々と投げる九州男児。
カーブの曲がりや投球全体の完成度が高いが、物足りなさも感じる。
最大の理由が出力が足りないこと。常時140いくかどうかの球速であり、さすがにプロでやるなら制球や変化球がもう一段上が見たい。
明治では3年春にシーズン61イニング投げて 1,90 と圧巻の成績も出してますし、試合の組み立て能力は高いけども、、プロだと先発できるイメージはわかず。中継ぎやるにしては出力不足というところに落ち着く。
今年の候補、重工Westの武田投手も六大学で彼より多い勝利を挙げながら指名漏れしましたが、やや彼とかぶるスペック。社会人で出力を上げてくれば面白い。
今や珍しいドロップのようなカーブに、面構え、気合の入り方など投手らしいところも多い選手なので、2年後に期待!
明治大学 石原 勇輝 いしはら ゆうき
🎊ヤクルト3位🎊
明治の左腕と言ったらこの人。
MAX148キロで、普段も140中盤ぐらいはコンスタントに投げてきます。
六大学では出てきたのもやや遅く、また名門明治とあっては出場機会も多くは恵まれていませんが、少ない登板機会でも光るものは見せています。
左投手が何人ぐらい需要があるかわかりませんが、大学出てすぐそこそこやれるという感じでもないため、2年ぐらいは2軍暮らしが続きそうな点は懸念。2-3年待つなら高校生でもよくない?という考えはよぎる。個人的には指名としては当落線上で、高校大学の先輩である日通の平元投手のように社会人で光るものを見せてからでも遅くないと思う投手。
*コラム?*
ところで上三名は東京六大学。大学野球の花形の六大学だが、私の支配下予想投手は村田投手だけということになる。。自分でいうのもなんだが、そんなことあり得るのかな🤔 別にリーグごとに枠決まってるわけじゃないけど。。。逆張り?
→後日:六大学様のサイトを見ると投手1名だけはさほど珍しくなったです。
[社会人で伸びてくれれば(以下参照)]
上のカテゴリーの選手よりもやや、支配下までの道のりはさらに遠めかなと思っている選手たち。だが所属大学の関係上、社会人は強豪などに進めることは濃厚であり、そこで成長してくれば2年後の指名があるのではと見込める投手。
立教大学 池田 陽佑 いけだ ようすけ
高校時代から有名ですし立教大学でも早くから登板機会を得まくっていたので、間違いなくいいピッチャーではある。
ただやはりストレートも速さやキレもプロでやるにはもう少し欲しい。MAXも結局高校時代とほとんど変わらず150だった。
制球も自滅はしないが決してコーナーにずばずば決めるところまでは至ってはないか。完成度は高い。悪く言えば伸びしろが見出しにくい。
下級生から2連続先発とかフル回転してもう滅茶苦茶な使われ方とかしていて、そのせいかな、なんてのも思ったりしています。しかし見る限りではやはり何か武器が欲しいの一言。社会人に行くんだったら充分やると思いますね。一年目から都市対抗で先発やリリーフをやれるだけのものはありそう。
完璧な成績を残して二年後にドラフト指名来るといいなと言うふうに思っています。
専修大学 西村 進之介 にしむら しんのすけ
東都2部ながら3年秋に4割越え4本塁打と圧倒的な成績でMVP。しかし4年時はやや低迷気味。打撃や足なども飛びぬけるというところまでは至らず、社会人か。
専修は社会人の名門にもよく入社していて、活躍している選手も多いので、都市対抗で目立ってプロを目指したい。
近畿大学 坂下 翔馬 さかした しょうま
良い選手。2019世代のU18の主将も務める。キャプテンシーは相当高いようです。
打撃が良く、結構パンチがあり、リーグ戦でも成績を残すもややインパクトに欠ける(簡単に無双できるようなリーグではないが。。)
社会人であればチームによるがすぐ出てこれるレベルと見えるが、NPBだと二軍で何年か必要っぽい。何か抜けてるものがあれば支配下もあるだろうが、今は総合的にまだレベルアップが必要かと見ていて、社会人か。二大大会で大暴れするところが見たい。
早稲田大学 加藤 孝太郎 かとう こうたろう
早稲田を支えるエース様。試合を簡単に作れる計算のできる投手。防御率は 2.05 とよく安定している。与四球率は 2.46,だが 三振率は 5.73 しかなく、K/BBhは 2.3 にとどまってしまう。
やはり目立つものが少ない。まっすぐは140前後、変化球もストライクはとれるがキレキレで三振を取る感じではなく、打たせる感じ。社会人とかで先発してそうなタイプの好投手。しかし何度見ててもいい投手だなあ。クレバーである。
中央大学 石田 裕太郎 いしだ ゆうたろう
🎊ベイス5位🎊
Max149キロ右腕。
今年の秋、西舘投手が開幕にやや出遅れる中で、開幕を務めた投手。見事な活躍。2年秋に台頭し、防御率1.11 を記録し最優秀防御率。その後はややピリッとせず(と言っても東都でそこそこ成績上げててすごいですが)最後のシーズンにきてアピールを続けています。
東都でこれだけやれれば間違いなく好投手だが、この人も全体的なレベルアップが必要か。
東洋大学 後藤 聖基 ごとう まさき
東洋大の185センチ90キロ、大型捕手。
大型だが打撃はそこまで成績が出ていない。
キャッチャーという貴重なカテゴリーなので、もしかしたら育成あたりで指名もあるかもだが、東洋なので社会人は決まっていそう?
社会人で無双するところが見てみたい。
立命館大学 桃谷 惟吹 ももたに いぶき
履正社で優勝し活躍した主力で一躍有名。
大学を経た今、正直スケールがNPBでは物足りなさを感じてしまう。
下級生当時から試合に出てましたが成績も抜けるものはない。福島選手みたいに抜けるものがあれば面白いが。。支配下は厳しいか。
立命なので、社会人はある程度決まってるでしょうし、社会人でアピールしてからでも遅くない。
筑波大学 山田 拓朗 やまだ たくろう
155キロ右腕😂 ロマンの塊。大学の実績は圧倒的に少ない。理由は単純、ロマン砲あるあるの制球力に難あり。
自前で育てたいと思うNPB球団があれば育成はあるかもしれない。ただ川越東→筑波大(要するにお勉強のほうもおそらく秀逸)なので、大手企業から引く手あまたかな?そうなると育成は許してもらえないでしょう。都市対抗で無双してからのNPBにというシナリオが見たくて仕方ない投手。
育成あるか
このカテゴリの説明:育成指名の多い地方大学で、ポテンシャルの高そうな選手や実績を残し待っている選手を集めました。スカウトは細かく見てると思うので、この中から支配下も全然あると思っています。
ただ例年、地方の大学生は多少成績や能力が抜けてても育成か支配下最下位などにスリップするケースもよく見かけます。(松井投手、菊池投手、松山投手などなど育成でしたね)そういうカテゴリーの選手。ほんと面白い選手ばかりです。
上の表と順番あってません。
[育成プラス:より可能性が高い支配下さえある]
選んでおきながらなんだが、全然支配下あるな。。🤔
どうしても支配下連中をあまり動かせないので、こんな感じ
東北福祉大学 後藤 凌寿 ごとう りょうじゅ:Max152。3年秋から台頭。奪三振率は 11.17 と見事
東京国際大学 三浦 克也 みうら かつなり:最速149キロ左腕。3年春からぽつぽつリリーフで出てた投手。実践機会は少ないが、ほとんど打たれておらず、23イニング34奪三振は見事。四死球もわずか7。
🎊巨人育成🎊
太成学院大学 田中 大聖 たなか やまと 関西の2部リーグながら、Max 153キロ、ホームラン通算6本放つ二刀流の選手。高校時代は鶴岡東で控えも、大学でトレーニングしまくって身体能力を伸ばし、ドラフト候補にまで。野球を教えればもっとうまくなる要素を秘めているのかもしれない。
九州共立大学 梁瀨 慶次郎 やなせ けいじろう:福岡六大学リーグで無双して8本塁打。2年からスタメンで通算打率も 378 と見事。ただし彼もファースト戦である。。
新潟医療福祉大学 大久保 翔太 おおくぼ しょうた:超韋駄天。カタログ上は 5.7 秒(手計測でしょう)盗塁は46試合で31個。打撃はシーズンにより村があるが、通算で323。ホームランは無し。足で育成が勝ち取れるかが見もの。
青森大学 庄司 陽斗 しょうじ はると:北東北リーグのMax148キロ左腕。大型で面白い。リーグ通算は74イニングで奪三振90個と見どころもある。与四球が 5.7 とやはり多い。彼もまた素材型左腕。
🎊ベイス育成🎊
松本大学 石神 悠樹 いしがみ ゆうき:今秋の関甲信1部で10個盗塁し、見事盗塁王。通算は46盗塁と走りまくった。ただし打撃はOPS7程度となり、プロでどこまで打撃が伸ばせるか。なお山梨学院では宮崎選手と同僚。彼も控えの選手だった。
大阪経済大学 津田 淳哉 つだ じゅんや:152キロ右腕だが、奪三振率は6個程度で、与四球率は 2.75 と実際は安定型。完成度は高い。
🎊阪神6位🎊
静岡大学 佐藤 啓介 さとう けいすけ:181センチ92キロの大型内野手。打撃もよいらしく、首位打者、本塁打王、盗塁王を取ったことがある。全国経験もある。育成でも面白い。
🎊広島育成🎊
星槎道都大学 伊東 佳希 いとう よしき:150kmで、再現性の高そうなフォームでコンスタントに投げる好投手。大学選手権では滝田の後を受けたが、短い機会ながらコントロールも球の切れもよく、滝田投手に全く引けを取らなかった。使い勝手はよさそう。投手ながら主将なのもGood👍
大阪産業大 松田 啄磨 まつだ たくま:最後ギリギリで届を提出した中でかなり光る逸材。Max149だが、4年時に伸びまくり防御率1点台前半、四死球も少ない。4年次だけで10勝を挙げる。
🎊楽天5位🎊
九州産業大学 楠本 宏武 くすもと ひろむ:MAX151キロ右腕。九州六大学リーグでは無双で。通算の防御率は1.75。4年時は春1.27、秋 0.58 とますます無双。大学選手権ではいいところはなかったのは懸念。九州ということもあって地元の某球団が育成などで指名するかも
日本大学国際関係学部 杉田 健 すぎた たける:152キロ右腕。最終学年にようやく公式戦登板した18センチの大型右腕。そこから完全に波に乗り、この秋は35イニング投げて自責1とインパクトも強烈。育成は堅いのでは。プロがすきそうです。
🎊阪神2位🎊
[フラット:上の選手よりやや遠い]
佛教大学 竹田 貴行 たけだ たかゆき:俊足好打系の右投げ左打ち。ややだぶつくカテゴリーだが、2度首位打者取るなど見どころはあり。
城西国際大学 中村 太耀 なかむら たいよう:149キロ左腕。ドラレポ様ではブルペンで156と記録あり(ほんまか😂)与四球率8点台と完全に素材型も抜けたところがあるのは面白い。
東北学院大学 古谷 龍之介 ふるたに りゅうのすけ:151キロ右腕で、この秋の専大六大学リーグの最優秀投手。防御率1.47。ただ全体としてのスケール感自体は高校からあまり変わらなかったそう。伸びを見せたい。
北海学園大学 帯川 瑠生 おびかわ りゅうせい:147キロ左腕。選手権出場もあり。四死球も多く、素材型大卒。
福岡大学 園田 恵大 そのだ けいた:独立希望らしい
日本文理大学 東門 寿哉 あがりじょう としや:打つ方では結果を残し続けてきた。大学選手権でも大活躍がスカウトに届くか。
東北福祉大学 北畑 玲央 きたはた れお:Max150。4年で大きく台頭。平均の球速は高くなく、今後に期待。
東京国際大学 工藤 泰成 くどう たいせい:Max153キロ右腕。こちらも3年秋から台頭。奪三振率はほぼ10も、与四球率も5.5と超ロマン型。まさに育成向き
平成国際大学 木村 樹生 きむら たつき :3年春に最多勝。150キロ右腕。伸びたら面白い。
以上です~。(自己満足最高)
大学生は支配下予想が34人にもなりました。これは例年より1割前後多い値です。やや多めに予想しています。逆に育成予想の中からも多分2-3人は支配下行くと思いますし、下位予想あたりから育成・指名漏れも行くと思います。一人でも多く希望が叶えればと思う限りです。
リストアップ記事は以上で終了。
あとは上位36人記事と、時間があれば各球団のポイント記事だけど、、、そこまで時間はなさそう。そろそろYoutube動画作りに移ります。
見てくれると嬉しいです😊