【イベントレポ】「LEZZA RESILIENCE」プロジェクトプレス発表・展示会
日本で唯一、「ファッション」「ビジネス」の専門職大学・国際ファッション専門職大学が、革のプロフェッショナルが集う富田興業株式会社との産学連携プロジェクトの一環として、1月27日~28日の二日間「LEZZA RESILIENCE(レッザ レジリエンス)」の展示会を行いました。
皮革産業における資源ロスの問題を解決することを目的し、ビジネスモデルをデザインするプロジェクト。
今回は、「D級レザー」をテーマに展開。
「D級レザー」とは、キズなどがあり、グレードの評価が低いことから、製品づくりに使用することが難しいとされてきたデットストック。これらを有効活用するサステナブルな取り組みです。
市場に出回る機会がなかった「D級レザー」に光を当て、学生×社会人混成チーム、4チームに分かれて、それぞれ製品化プランを練り上げました。
環境意識、ファッション感度が高い、Z世代の学生たちが考える、ジャパンレザーの在り方が反映されていて、とても興味深かったです。
2021年11月に皮革業界のエキスパートやビジネスパーソンを審査員に招き、本格的なプレゼンテーションを実施。
2021年12月の「東京レザーフェア」会場内、富田興業ブースでの発表に続き、プロジェクトについての発表と、同プロジェクトで開発されたレザー、および試作品をお披露目しました。
今回の展示会では、各チームの提案をマーケットニーズに近づけ、さらにブラッシュアップ。
各チームの想いは、インスタライブ(アーカイブ)でご覧ください。
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なお、「タイム&エフォート」公式サイト「革鞄・バッグ特集」でも、ご紹介しています。併せてご覧ください。