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肯定ノート

 オードリー 若林さんの『ナナメの夕暮れ』の中の一つのエッセイ
ナナメの殺し方』にこんなことが書いてあった。


ナナメの夕暮れ

 『‘‘生きてて全然楽しくない地獄‘‘からはどう脱すればいいのか。
……腐れ価値下げ野郎がまず最初にやるべきことは‘‘ペンとノート‘‘を買うことだ。そして、そのノートの表紙太めのマジックで‘‘肯定ノート‘‘と書くのである。……なんでもいいから、自分がやっていて楽しいことを徹底的に書き込んでいった』
 

『ナナメの夕暮れ』 著 若林正恭 

 若林さんが「腐れ価値下げ野郎」なら
 
 自分は「腐敗汚臭価値フリーフォールバカクズ野郎」だ。
 
 だから僕も少しでもこの世界を好きになろうと肯定ノートを作ってみることにした。


肯定ノート


・真っ暗な部屋の中で踊り狂う
・競争を観る
・好きなことを書きなぐる
・知らない場所に行く
・サッカーを観る
・本を探す
・本棚を整理する
・パーカーを着る
・しょうもない話をする
・走る
・猫を見る
・サッカーをする
・走り幅跳びをする
・自分で考えた遊びをする
・暗い時間に歩く
・スポーツを観るのが好き

 これしか今は思いつかなかった。
 でも、書いてみると楽しかった思い出がいろいろ湧いてきた
 
 図書館にいてあてもなく面白そうな本を探していた時は一番楽しかったな とか 
 
 部活の練習にオリジナルの意味があるのかないのかわからない練習加えるの好きだったなぁ 
 
 誰もいない教室で寝そべるの好きだったなぁ
 
 数か月に一回、自分の部屋の家具の配置変えるの好きだったなぁ

 

金も欲もない‘‘生きてて全然楽しくない地獄‘‘から僕は脱出できるだろうか

 
 世界を肯定できたらそこには何が待っているのだろうか
 
 楽しいことしか見えない素晴らしい世界があるのだろうか

 若林さんは
 『自分が否定することをやめれば、自分を否定する人もいなくなる。否定してくる人がいない世界なら、朝気持ちよく起きることも全然可能なのだ』と書いている。

 そんな世界に行きたいから僕も否定するのをやめて、肯定するようになろうと思った

肯定ノートを書いてみて


 最近、新しいゲームを買ってもワクワクしなくなっていた。ホントにすごいものでもそこに凄さを感じなくなってた。

でも、肯定ノートを書いている自分がどこかワクワクしていることに気が付いた。

 久しぶりに自分の心が躍っているのを感じた。

 

 ・肯定ノートを書く 

 肯定ノートに新しくできた「自分の好き」を書きこんだ





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