
鵺の骸
伊予の伝説より
仁平三年四月七日、源頼政は鵺を射落とした。
退治された鵺は斬られて、摂津の川尻へ流されたが、四国に流れ着いて祟りをなしたとか、頭は讃岐に着き猿神に、尾は伊予で蛇神に、手足は土佐、阿波に着いて犬神になったともいわれる。
鵺を射止めた頼政を祀ったお堂が千葉の市川にありましてこれはそこでいただけるお札です。効能は縁切りです。江戸時代のお寺の地図には載っているのですが、どうしてこちらで祀られているかはわからないそうです
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