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琳派をプロクリエイトで模写!筆づかいの奥深さに驚いた話
図書館で琳派の画集を借りてきました。
原寸大の大きさで見ることができるという、ちょっと面白い試行の画集が面白くて読んでいます。
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どうやったら、琳派の筆づかいを勉強したらいいかなと思い、鑑賞するだけでなくプロクリエイトで実際に描いてみたら何かわかるかもと、作品を模写してみることにしました。
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模写に使うのは、鈴木基一「夏秋渓流図屏風」
この作品の一部分の山百合を模写することにしました。
この絵に惹かれたのは目の覚めるような発色が、デジタルアートのようで斬新だったからです。
もしかしたら、デジタルアートでこの美しい山百合を表現出来ないかと思ったのです。
下絵を取り込んで模写を始める。
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適当に書き始めたから、葉と花びらの重なり具合の難しさに、戸惑いましたが、
やりながら覚えていく感じです。
それにしてもこれなら簡単かなと思った山百合の部分模写ですが、描きながら構造の複雑さに、あれよという間にドツボにハマっていきました。
まあ、今日は巨匠「鈴木基一」の筆づかいが少しだけ分かればいいと、気を取りなおしました。
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重なる部分が多いのでレイヤーを増やしてみました。
それにしても、描いていて日本画の繊細で美しい筆致に驚いてしまいました。
線描に迷いがなく、さらりと描いた感じが伝わってきます。
自分の稚拙な線と比べてしまう。(当たり前ですよね😆)
圧倒されながらも書き終わると、ずっと描き続けたいような、なんだかちょっと寂しい気持ちになりました。
模写することの面白さに目覚めてしまったのでしょうか。
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デジタルアートで琳派の模写していると、その当時、絵師はどんな気持ちで筆を動かしていたんだろうと、妄想が止まらなかったです。
見るだけよりも、圧倒的に絵師の心に近づける気がしました。
花芯を描く時の面白さ、葉の繊細な部分を書き上げた時の達成感。
花びらと葉の部分の配置の絶妙さ。
描きながら、絵師の気持ちが少しわかったような気がして興奮して自分の稚拙なところを忘れてしまいました。
描き終わるまでの1時間があっという間でした。
また模写に挑戦しようと思ってます。
次回は「酒井抱一」にしようかなと思ってます。
また、何かが私に伝わってくるのでしょうか。
楽しくて、ワクワクする模写の体験でした。
今日はプロクリエイトの教本を見ずに、衝動的に描いてみました。
そのほうがきっと絵師の何かが伝わるのではと思って。
色使い、筆づかい、短時間ではありましたが鈴木基一が奇才の絵師であったというのがわかったような気がします。
おしまい
Apple Pencil Proの描きごこちは、やっぱり最高でした。これじゃないと日本画の繊細さを再現できないのではと思う。
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