TikTok時代の事務所(MCN)戦略
背景:2020年までに「TikTok」という言葉を一度は聞いたことがあるだろうか。今年の春頃から本格的に5Gの回線がスタートしこれからますます、動画コンテンツに需要が出てくるって事まではなんとなく、理解していた。
また、テレビのような受動的で時間を待つコンテンツには飽きてしまい、より、スマホとの接触時間が増え YouTubeやNetflix、Amazonプライムと
いったメディアで時間を過ごした人が多いのではないだろうか。
「スマホとの接触時間が増加×5G」この時代が目の前に来ており、SNSスター(KOL)とTVスター(芸能人)との狭間がなくなり、
中国のMCN(マルチチャンネル ネットワーク)のようにMCNに所有するタレントがより、個人の影響力を増し新たなスターやコンテンツ・ビジネスが生まれてくるのでないかと思い、海外のMCNや国内のMCNに注目して今後の洞察を探ろうと思う。
1:国内事情まとめ
MCNとは...UUUM、VAZなどに代表されるYouTuber・TikTokerを抱えサポートするクリエイターネットワーク企業のことを、タレントプロダクションではなく、マルチチャンネルネットワーク(以下、MCN)と表現しています。
2:注目MCM企業名
UUUM…HIKAKIN、水溜りボンド
VAZ…ねおちゃん,スカイピース,ゆなたこ
Kii...ブライアン、がーどまん
クラージュキッズ…Hinata
GROVE…ひなた,ふてこ
RERAISE…成瀬、神楽ひなこ
N.D.Promotion…莉子(Riko))
CARAFUL...バーソロミューブック ベロンちゅ…
studio15...きょんぺい 長野じゅりあ
制作会社系の参入
TORIHADA...Web CM、企業タイアップなど
BitStar...YouTuberがメイン、ファンコミュニティーなど運営
STARMUSIC...音楽系がメイン、音楽・振り付けなどを制作
3:各企業のポジショニング
現在、嵐を始めTop芸能人もアカウントの開設もTikTokでは多くなって来ている。各企業がTikTokでアカウント開設する目的をまとめてみた。
芸能系・タレント事務所...主に宣伝。映画宣伝や楽曲リリース
マネジメント...YouTubeやテレビでリーチ出来ない層にリーチ コンテンツ制作...自社宣伝、営業活用として展開
素人...KOL#有名になりたい層 YouTuberやInstagramer以外でリーチ
4:これからのMCN展開
1:UGC×PGC 掛け合わせ PUGC この組み合わせのコンテンツの展開
こちらの深掘りについては次回、以降について言及したいと思います。SHOWROOMの前田さんはメディア3.0でプロコンテンツに回帰と発言されていますがこのトレンドは 2020年以降MCN企業が成長する事で本格化してくるだろうと思います。
これからはMCNが仕掛けるPUGCコンテツが増加傾向!
PUGC..広告っぽくないけど、プロの手が入りクオリティーが高いコンテンツがより増加してくるかと思います。
既に中国版TikTok(Douin)ではその傾向が増えております。
PUGC...PGC(企画・撮影・編集)+UGC(タレント)
引用記事:日経クロストレンド
3:ライブチャット
日本では17Liveなどの投げ銭機能がついた生配信が既に中国では実装されており、日本のTikTokにも実装されることが期待されております。
2:D2Cとの組み合わせ
個人のクリエイターの価値が上がることで、各自のブランドが立ち上がってくるかと思います。既に今日好きに出ているメンバーたちのブランドも立ち上がっていますね!
3:EC展開
中国ではタオバオなどと連携してEC機能が実装されております動画を見て欲しいなと思った品物が購入できる体験は個人的にはクリエイターの感動体験にも繋がるので、動画から購入するような導線が整備されればより、強い影響力が増しそうです。
まだ、日本ではないのでTikTokがその先駆者として展開出来るのか要注目です。
5:次回、以降のショートムービー界について
現在、TikTokからYouTubeへとTikTokでファンを囲って、YouTube側でマネタイズするクリエイターが増えてきています。そのあたりの実際のクリエイターの紹介、また、具体的な企業が成功している#ハッシュタグチャレンジを深掘り紹介したいと思います。
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