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ビジネスモデルって何?
どうも!下僕役員です!さて今回お話をさせて頂く内容は、「ビジネスモデルとは?」についてです。ビジネスモデルを話せない代表者がいたらとても危ないので、しっかり内容を理解して身に付けていきましょう。とても重要なことです。
結論:ビジネスモデルを学ぶことで、明確化、売上改善、新規事業立案を行う事が出来て、経済的自由になるための最短方法(チケット)なのです。
★ビジネスモデルとは?★
「ビジネスモデルとは、毎月お金を生み出すプリンターです」
例えば、100万円を5年間保有しているだけだと100万円のままだが、毎月100万円を生み出すプリンターを作ることが出来たら、5年後そのプリンターの価値は6,000万円になります。ただお金を持つよりかは、しっかしお金を生み出すアイデアを考えることが大事です。
「誰に何を」What&Who・・・顧客の悩み→顧客の解決&改善
「どう儲けるか」How・・・収益モデル
「どのように提供」How・・・ヒト・モノ・カネ(経営資源)&プロセス
を意識して下さい。
■「誰に何を」の誰とは?■
ターゲティングは必要なく、収益の蓋然性(実際に物事が起きるかどうか)つまりその商品にいくら払える人なのか、どのように提供し、どのように儲けるかを決めることです。「いくら払える人」を定義づけると、「顧客単価」になるのだが、「顧客単価=市場価値」にて設定を行うと絶対に成功はしないので気をつけよう。
さて次にどのようにビジネスモデルは成功するのかを見ていきましょう。
①固定変動算出
②PPCの算出
③Bepの可視化
④価格&個数調整
⑤施策の選定
1つ1つ解説していきます。
①固定変動算出とは?
変動費(仕入れ等)→売上の増減によって変わる
固定費(人件費や家賃)→売上の増減によっては変わらず一定
しっかりとグラフを書いて可視化させましょう!
②PPCの算出
SPC(Sales Per Customer)=顧客一人あたりの売上
CPC(Cost Per Customer)=顧客一人あたりの費用
PPC(Profit Per Customer)=顧客一人あたりの利益
全体を見るのも大事ですが、細かい視点で見るのも非常に大事です。また、SPC、CPCを算出するのも大事ですが、それ以上にPPC(利益)を算出することのほうが非常に大事です。
算出方法例:1杯500円のコーヒー1杯コスト50円の場合
「SPC=500円 CPC=50円 PPC=450円」
③Bepの可視化
Break even point=利益分岐点を導き出すことが重要です。
売上ーコスト=0(Bep純利益)
※0の部分が+1のときは黒字、−1のときは赤字となるので、赤字にならないようにしましょう!
さて、ここから固定費150万円を埋めるためには何杯コーヒーを販売しないといけないでしょうか?
固定費 家賃 100万円
人件費 50万円
コーヒー1杯のPPC 450円
◆150万円 ÷ 450円 = 3,333杯
上記の計算より、最低でも月3,333杯を販売しないといけません。
しかしココがとでも重要です。
いろんな人は数字だけで管理している場合が多く、ビジネスは具体的な行動を取ることがとても重要である。
例えると
・数字だけで管理してる場合
→上司などが、「あと○○万売れば黒字達成」という管理の仕方です。
・具体的な行動で管理してる場合
→上司などが、「あと何杯売れば黒字達成」という管理の仕方です。
この様に、具体的な行動での管理を具体化しないといけません。
しかし、月に3333杯を販売するのは容易ではありません。となると、1杯500円で販売するのはそもそも難しいという事になります。価格を調整するしかありません。そこで次のステップです。
④価格&個数調整
実際のビジネスは、いくらで売るのか、何個売るのかを考える事で、売上を伸ばす事が可能となります。
単価×個数
今回のコーヒーの場合は、どのように単価を上げるかが重要です。決して、価格を下げて、個数を売るという対応は絶対にNGです。
価格を下げて、個数を売るという手法は大手企業のユニクロやすしざんまいなどが行っている手法になりまして、僕たちの資金力では到底不可能なのです。
⑤施策の選定
最後に施策の選定です。ここはターゲット層、誰に対しての施策を行うのかを決めていきます。
上図より、ユニクロは低価格で広い層へ向けて、コスト戦略を行っており、流通、製造の強みがあるから、低価格で勝負出来る状態です。倒産したフォーエバー21はOEM(受託生産)でしたので、低価格にすることも出来ず、流動する価格に固定費が合わなくなり、倒産しています。ZARAは特異性で広い層へと打ち出しており、デザイン重視でおしゃれという不動の差別化戦略を行っているため、アパレル業界はこの2巨塔が今後どうなるか楽しみです。
すしざんまいは、スリランカの海賊に質が良い魚を取ってくるように提携をしており、かつ低価格で仕入れることが出来ているとのこと。これをすぐに真似するのは難しい話ですね。
私達が大手企業に真っ向勝負していたら、太刀打ち出来ないので、狭いターゲットでかつ、低価格or特異性を持ったサービス展開をしていくことにより、売上を狙っていけます。
最後に施策選定で必要なスキルは2つあります。
①お客様の比較対象は何になるのかをしっかり把握しましょう。
例えば、牛乳を買おうとした時、コンビニ170円、スーパー200円、家から近いのはコンビニなので、コンビニで購入してしまった。つまりこれは、時間を皆さんは買っているということになります。
お客様が求めている物に対して、市場価値を高める
②自社サービスUSP(ユーザーセーリングポイント)を把握しましょう!
Customer お客様ニーズを把握
Company 自社の強みを把握
Competition 競合の強みを把握
例えば、ただのカフェを運営するとして、同じことをやっていると他の店舗に負けてしまいます。わかっている事として、カスタマーニーズは、「サイズが大きくお持ち帰りしたい」他社の強みは「店内飲食、リラックス出来る」、自社の強みは「サイズ、手軽さ」だとした場合、タンブラーレンタルをサブスクリプションモデルにして競合よりも売上を伸ばしている店舗にすれば良いという発想が生まれます。
お客様は
お持ち帰りが出来て、手軽、安い、通常よりサイズがデカイのを飲める。
カスタマーニーズと自社の強み、他社の強みを理解し、USPを把握したことによるサービス展開ではないでしょうか。
まとめ
今回はビジネスモデルとは何?から、現状の売上改善、サービス構築の部分までお話が出来ました。今後自分でもサービスを考えるときにとても重要な事だと再認識させられましたね。
皆さんもしっかりビジネスモデルについて、より深く考えて見て下さい。
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