見出し画像

人生の豊かさと、感性・感受性って関係ある?

 最近の自分は、物事に対する感性(かんせい)や感受性が鈍くなっているような感じ。

 感(かん)とは、心が動く、物事に触れた時の心の動きetc.の意味。また、性(せい)は、天から与えられた本質、素質、etc.の意味となります。感性(かんせい)とは、様々な事柄に敏感に反応する資質のことでしょうか。自己観察すると、物事に感動する心、姿勢や意欲、向上心といった基本的な心構えができていない、そんな感じです。

 数年前、私が、ある病気で検査入院した時のこと。医療の最前線で、患者の命を預かる医師は、まさに真剣勝負。

 若手の医師の少々の油断も、ベテラン医師は見逃さず、その場で叱責する様は、張り詰めた緊張感を感じさせました。私たちの日常も、ある種の戦い。この医師達と同じような緊張感を、常に持たなければならないし、その為には、自分の周囲で起こる様々な事柄に、もっと敏感であらねばならない。また、そういった感性も磨かなければならないと反省しきりです。

 感動する心。美しいと感ずる心。卑しい行いや我儘勝手な行いに怒りを覚える心。自分の周囲で起こる様々な事象に心動かされる、そんな感性を磨きたい。私達の生活を豊かにするのは、私達一人ひとりの感性や感受性に拠っているのかも知れません。