今の自分が、半年後の自分を作っている

何か大きな事をしなくては、未来が変わらないと思ってしまいがちですが、日々の在り方、自分の考え方や、向き合い方、その毎日の小さな積み重ねが、半年後、大きく自分を変える種になります。

実際、「継続」というのは、簡単そうで難しい。私も、沢山のものを続けられなくて、挫折して来ました。そして「何も為せない自分」が、自分自信への信頼を奪って、自己肯定感を下げていく要因の一つになっていったと思います。

続けていたとしても、もう少し続けていれば見える世界があるかもしれないのに、その手前で諦めてしまうこともあります。

何かを成したいと思った時、変わりたいと思った時、「本当にやるの？」というお試しが、壁となって乗り越えなきゃいけない事象としてあらわれます。その時、挫けずに、逃げずに、乗り越えられるかどうか・・・。

でも、挫けて挫折しても、どこかで、何度も繰り返しているパターンから抜け出したい、変わりたいと思う自分がいて、また懲りずに「今度こそ！」と何度もトライしてしまうのでしょう。

何度も三日坊主の挫折を繰り返し、私が、ようやく覚えたのが、「小さなことの積み重ね」と「できている事にフォーカス」すること。

会社員を続けているだけでも、ある人から見たらすごいこと。お花のお稽古もさぼりさぼりだったけど、結構続けた。着物も一人で着れるところまでは覚えた。他にも何ができているだろう・・・。

毎日の日課も、ランニングは挫折するのが目に見えるので、朝起きた時に、窓を開けて、太陽の光を浴びながら、１分だけストレッチする。朝、起きた時に、感謝をする。今日できなくても、また明日やればいいという気楽さを自分に許す。

小さな、小さな、毎日の積み重ねが、半年後の大きな変化につながってい来ます。そして、その続けたことが自信となり、その人のエネルギーになる。だから、できていることは、ちゃんと認めて、自分で自分を褒めてあげてください。

今の自分が、半年後の未来を作っています。
過去も、未来も、今ここにあります。

半年後、どんな自分でいたいだろう。そのために、今、何ができるだろう。そんな事を、夏至の日に考えてみる。