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レゴと私のこと

やっとプロフィール画像通りのお話ができるぞ。


であわされた

いや、正直自分の意志で始めたわけではないんだ。

大洗のショッピングモール(オープンエアー型で、1階にまいわい市場があって、近くにマリンタワーがある、あそこのこと)に家族で行った。

私はシルバニア大好き人間だったので、今回もシルバニアのおみせに行くものと思っていた。でも、父に突然こう告げられる。

「おまえ、たまには別のやつも買ってみないか。」別のやつってなに?「レゴ」

……分かった。

店の中に行くと、今まであまり見たことがないスタイルの商品が売っていると分かった。シルバニアとは違い、アバターは動物ではなく人間であること。車や建物が多いこと。箱がやけにでかいこと。そして、完成形を買うのではなく、買ってから自分で組み立てるらしいこと。

大丈夫かな、まあ父は乗り気だし、困ったら喜んで手伝ってくれるはずだ。なんか買おう。

無難に「レゴ フレンズ」シリーズのちっちゃいセットを買ってもらった。ステファニー(金髪激マブ女)がバギーを乗り回し、ウサギを後ろに乗せて、ニンジンをけん引しているやつ。セット番号は3935。


私のレゴアカウントから抜粋。説明のとおりのビジュアルだ

おとこのこ向け・おんなのこ向けのおもちゃ←^^いい加減にしろ

私の幼少期なんてつい最近の話だ(決して自慢ではない)が、そのころはまだ、そういう区分が力づよくなされていた。

マックのハッピーセットもそう。ほしいものを店員に伝えると、「??本当に、それで大丈夫ですか?おとこのこ用ですが」と言われた。好きなものを好きと言わせてくれない社会(というか、大人たち)に嫌悪感を抱いた。私は心からシルバニアを愛していたけれど、実は、その気持ちの一部は、社会に強制されていたかもしれなかった。

レゴフレンズは、当時、きっと「おんなのこ向け」であった(今はダイバーシティ/インクルージョンなシリーズとなっている)。私はその文脈をくみ取り、それを買いたいと言った。本当はシティシリーズにも興味があったのだけれど。

興味を殺すなどあってはいけない。あなたの周りにいる子供たちは本当に自分の意志でほしいものを選択しているのか、よく観察してほしい。不服そうなら、圧力から解放してあげてください。

いれ知恵

「お前、フレンズじゃないやつ(ミニフィグ)のほうがよく動くぞ。手首回るし、足は片足ずつ動かせる」と父に言われた。「ほら、これ見ろ。」Youtubeで比較動画を見せられた。「次からはフレンズじゃないやつにしろよ」

え、めっちゃいい!こんなに動くなんて。それに、シリーズ展開もバリエーションに富んでいて、こっちの方が楽しそうだ。

それ以降はずっと、いわゆる「レゴ」を買い集めている。

お気に入り:青いバケツ、レゴムービー、レゴシティなどなど
レゴチーマは好きだったが、家にスペースがなく買うのをためらう。ミニフィグセットは買った。チーマ復活希望。お偉いさん頼むよ。

精神的に離れた時期

中学生のころは、一時的にレゴにあまり関心がなくなり、以前のように集めることがなくなった。とはいえ、レゴの90周年のセットやミニフィグシリーズ、マインクラフトシリーズは集めていた。

結局買っているじゃないか、この人。でも以前ほど熱量はなく、「もうこんな歳だし(え?)、潮時かな」くらいに思っていた。

オールドレゴとの出会い

高校に入って、レゴの製品レビューを見るのにはまった。レビューを読めば買った気になれるので、物欲をおさえることができるだろうと考えたのである。後に、これは逆効果であったと判明する。

あるブログを見つけた。
★LEGO ブラックトロン#6832 SUPER NOVAⅡゲット!!~そしてLEGOブロックの洗浄について持論展開ww(゜∇^d) ~の巻 - nagisaの気まぐLEGO ☆(○´∀`○)ノ ☆
(nagisaさんのブログ本当にあったかくて大好き)

なんだこれは。なんてかわいいのだろう。
昔のレゴはニコニコ顔で、宇宙シリーズ・街シリーズ・お城シリーズがあったということくらい知っていたが、ここまで破壊力のあるかわいさだとは思いもしなかった。

レトロフューチャリズムが感じられる配色と、まだ洗練され切っていない機体のフォルム、ミニフィグのチャーミングな瞳にすっかり魅せられてしまった。

「ブラックトロンⅡっていうのか。」「でも、古いしまさか売っているわけないよな。」「欲しいな。」
このようなことばかり考えていた。

コロナの再流行で高校一年時の夏休みが延長され、やることがなく暇を持て余した私は、〇ルカリを覗いた。

あれ。1600円で売っているじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!最高

金は勿論自分で出したが、出品者さんとのやりとりは母にやってもらった(メルカリやってなかったため)。


購入当時撮影したもの。青い子はレゴ・ムービーのベニー


先日撮影したもの。撮影スキルの向上がうかがえる。手がなんかいやだ。後ろの青いのはUFOシリーズのモブキャラ(な ん で)


蛍光色なので、当然ブラックライトを照射すれば光る

さすがに購入当時より少し汚れてしまったので、あとで綺麗にしなければいけないな。今気づいた。

ブラックトロンⅡだけではない。フューチャロン、ブラックトロン(邦題:ブラックスター)、(ここからは大学入学後→)クラシックスペース(トップ画像の子がそれ)、アイスプラネット、エクスプローリアンから一つづつ所有している。他にも手を広げたい。

また、宇宙シリーズだけではない。街シリーズの住民たち、海賊シリーズの乗組員を、近所のH〇rdoff(なんだこれ)で格安でゲットしたり、ファビュランドのスクーターやテクニックシリーズのデカフィグも購入したりしている。

このあたりは後程ゆっくり他記事にて紹介したい。

コレクターか?

多分そう。
MOC(自作品)作れないから。

たまにへんてこな作品を作ってはいますが、インスタグラムにあふれる名作と比べてしまうと、あれはMOCではない。

コレクターにも居場所があるのがLEGO界隈の良いところか。いや、居場所は自分でつくるものだ。

総括など

LEGOはいいぞ

子供たちよ。。。スマホもいいけれど、物質的な所有の喜びも知ってください。あと色の輝きも。

悪魔のようないれ知恵をしておく。

おすすめ曲を貼っておしまい。それではまた。

『今夜はブギー・バック』はこれを参照したのかな。原曲よりこっちのリミックス版が聴きたいのだけれど、Amaz〇n musicにはない。


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