本日の遊行メモ #008
バランスボード)
横乗り、縦乗り
脚そろえ、前後歩き
ひもトレ)
手首クロスで、コンブちゃん、肩甲骨回し
体側拡大
手首平行がけで、両腕回し。
足首クロスがけ
カエル足、後転して背中拡大
足首平行がけ
膝先ぐるぐる、足で大車輪
太鼓)
正面打ち
下駄打ち、裸足打ち
潮踏み(低い横打ち)
左右対象に打つ
◯ いわゆる「バランストレーニング」を稽古に取り入れているが、この言い方はあまり好きではない。
このトレーニングの目的が、カラダのバランスを取るためや、能力を上げるためと勘違いそうだからである。
ワタシは、バランス=調和だと考えている。
そしてワタシ達は、「常に調和している」=「バランスがとれている」中に生きている。
グラグラすれば、確かにカラダは不安定になる。 安定した床ならば訳もなく簡単に立てるのに、グラグラと揺れるボードに乗るだけで、あっという間に立てなくなる。しかし、それでもしばらく続けて乗っていれば、ほとんど意識しなくても乗り続けられるようになる。
次にしばらくユラユラしたら床に下りてみる。 すると、それまでの「立つ」とはまったく違った別次元の「立つ」を体験することができる。 言葉にすれば「より安定した感じ」ともいえるが、あの感じはそれだけではないのだ。 これは自分自身でやってみないと分からない世界だ。
「立つ」という、ありふれた姿勢の中にも見えざる調和はある。 それは、倒れず立てる、ということから分かる。
が、それを超えた「倒れないだけ」ではない、別次元の「立つ」世界もある。
バランストレーニングは、バランスを取れるようにする訓練ではない。
それは、知識や概念といった思考から離れ、見えない世界、別次元の実在を体感するための一つの方法だ。
毎次毎日、変化と発見がある。
ここには、ワタシだけの真実がある。
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佐藤健作公式WebSite http://tihayable.jp/
Demonstration Movie https://vimeo.com/72881288
舞台作品 Digest Movie
Kensaku Satou 和太鼓奏者 佐藤健作 / 鈴木弘明 監督作品集https://www.youtube.com/playlist?list=PLqBkVPZ04p4PEd2bXt8mtg-0bcY6HmMP1
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