新たな一面
最近部活の学年ミーティングで、「互いの良い所を褒め合う」というものをやっている。
4,5人のグループに分かれて、30分から1時間近くかけて互いを褒め合うわけだが、この活動をしていると、漠然としている他人の良い部分が言語化され、その人の長所がよりはっきりするし、自分では気づかない部分を褒められて嬉しくもなる。
本当に良い活動だ。提案してくれた人に感謝したい。
この活動をしてみて感じたのは、この活動を続けていくと、皆が人の新たな一面に気づきやすくなるのではないかということだ。
人の良い点を多く見つけるためには、常に周りに目を向けていなければならない。
そうすると、誰でも人の新たな一面を発見しやすくなる。
新たな発見というのは、良いものだ。
第一印象が一生続くのはつまらない。
世に衝撃を与えた曲をずっと歌い続けるアーティストより、ベストヒットを更新し続けるアーティストの方が良いし、どんな役を演じてもデビュー当時の怖い役の印象が残っている俳優より、どんな役でもその度に適役だと思わせる俳優の方が良い。
例えば、
「あいつ誰にでも優しいけど、譲れない所はしっかり譲らないんだな」
みたいな感じで、人の良い部分を新しく発見して、その人の印象を更新していけたら良い関係が築けていくのではないだろうか。
まあ、嫌いな芸能人の良い点が全く見つからないのと同じで、人の良い点ばかりを更新していくのは相当難しいのが現実ではあるが、、
日常生活において、新たな発見は良い発見ばかりではないが、そこをなんとかなるべく良い面に目を向けていきたいと感じる。
新たな発見がいらないのは、実家の味噌汁の味だけだな、、