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【コロナに負けるな!〜今こそ、ヨコの関係を作ろう〜】 多業種オンライン入社式を開催しました!

こんにちは!インドインターン経験者の高橋かのんです!
(2018年4月〜半年間、タイガーモブを通じて、インドのグルガオンでインターンをさせて頂いていました!)

今回、オンラインにて【コロナに負けるな、新社会人!〜今こそ、ヨコの関係を作ろう〜】というイベントを開催しました。

今回は主催者の私が、この多業種オンライン入社式について書かせていただこうと思います!

すべては、Zoom越しのなんてことない一言から

そもそも、なぜこのイベントをやろうと思い立ったのか、というところからお話しします。

それは、1週間前に古田さんとZoomランチをしていた時のことです。
(古田さんはルワンダから帰国した後、自宅で自粛隔離をしていたため、元々対面ランチの予定が、今時流行のオンラインランチになったのです。笑)

「そういえば、入社式ってどうするの?」
という話になり。

私の友人からもコロナの影響で入社式がなくなったという声を聞いていたので、「けっこう延期になったり、中止になったりしています」と話していました。

コロナの影響で例年通りの社会人スタートを切れず、なかなか不安・・そんな思いも持っていたところだったのですが、
「オンラインで同じ境遇のメンバーでスタートダッシュを一緒に切れたら、最高だ!」
と話が盛り上がったのです。

・タイモブで、入社式をできたらいいのでは!
・こんな時だからこそ、タイモブメンバーでヨコの関係を作りたい
・オンラインで、今まで会ったことのない人と繋がる機会を作りたい

業界や仕事の内容、働き方、全く違う人もいるけれど、これを機に垣根を越えたつながりをひろげられたらと思い、開催を決めました。

また、この「ヨコの関係」には、同期の繋がりだけでなく、他の意味もあるのですが、それは後々お話します!

オンライン入社式の流れ

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オンライン入社式は、以下のような流れで開催しました!

・オープニング
・自己紹介
・応援のお言葉
・Special Workshop~ Create Our Future~

定刻になり、ぞくぞくとみんながzoomの部屋に入ってきます。

「あ!久しぶり!」
「いつかのイベントで会いましたよね!?」
と、新学期のクラスのようなあたたかさが生まれていたように思います。

皆さんに聞いてみると、入社式はオンラインだったり、そもそもなくなったり、少人数でこじんまりとやったり…と、会社によって様々でした。

ですが、持っているのは同じ感情。
これからの期待と不安。
どちらも入り混じっていました。


自己紹介で見えてきた十人十色の想い

開催に当たっての想いを集まってくださったタイモブ生に伝え、会はスタート。一人ずつ、自己紹介をしていきました。

タイモブを通してインターンしていた国も、合計9ヶ国。アフリカ大陸からはルワンダ、ガーナ、灼熱のインド、親日国スリランカ、アジアを牽引するシンガポール、香港、マレーシア、タイ、そして観光資源が豊富なセブ島まで!

タイモブインターンを通じての一番の気づきや、これからどんな仕事をするのか、なぜその仕事を選んだのかなどを話してもらいました。

◆インド経験者「どんなカオスな環境でも、楽しむマインドが身についた」
◆フィリピン経験者「仕事や自分のやりたいことに対して納得することの重要性を学んだ」
スリランカ経験者「大事なのは、どこでやるかではなく、なにをやってきたか」
◆インド経験者「重要なのは、打席に立ち続けること。そして、PDCAを回し続けること」
◆ガーナ経験者「健康は何にも変えられない…(切実)」

などなど。
インターンの経験を思い出しながら、みなさんの表情が生き生き変わったのがZoom上で見れました。

それぞれの人生の中で、しっかりとインターンでの経験が位置付けされている印象を受けました。

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また、働く企業や将来やりたいことも十人十色。
「3年以内には海外で働いていたい!」
「新規事業を手掛けたい!」
など、率直な思いを話していただきました。

その初心、大事ですよね。


また、この春から社会人3年目となるシンガポールインターン経験者の方も急遽、応援の言葉を伝えたい!ということで参戦してくださいました!
国際協力の分野で、バリバリ活躍されている方ですが、笑顔で「正直、今まで何度も辞めたいと思いました(笑)」と、社会人1年目に感じていたことも話してくださいました。

「でも、そんな中でかっこいい先輩が一人でもいると、自分も頑張ろうって思うモチベーションになるんです。尊敬できる先輩を、自分から掴みに行く。その姿勢を持つこと、僕からおすすめします!」
というアドバイスを頂きました!

自分でロールモデルとなる方を探す姿勢は大切です。
お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました!

タイモブ顧問小寺さんからの応援の御言葉

今回のタイモブオンライン入社式では、タイモブの校長である小寺さんからもお言葉をいただきました!

小寺さんは、創業期からタイガーモブを支えてくださり、いつも叱咤激励をくださる最高の顧問の方です。

新社会人の皆さん、小寺さんのインタビュー記事、まだ読んでない方がいたら是非お読みください!
📕【タイモブをのぞく】人生において重要なのは 『絶対に勝つ』こと。顧問 小寺圭

タイガーモブ顧問 小寺さんとは?
東京外国語大学卒。ゼネラルモーターズ・ディストリビューション・コーポレーションを経て、昭和51年にソニー株式会社入社。同社海外営業本部中近東アフリカ部長、ソニー・アジア・マーケティング・カンパニー(シンガポール)社長、ソニー株式会社海外営業本部長、ソニー・ヨーロッパ・コンシューマー・マーケティング・グループプレジデント、ソニーマーケティング株式会社社長、ソニー・チャイナ・インク会長、日本トイザらスCEO、クォンタムリープ エグゼクティブアドバイザーを経験。
現在はチェンジ株式会社監査役、フィリピンでの生姜生産、留学生支援機構理事、その他様々な企業の顧問として企業の発展をサポートしている。

そんな小寺さんから、私たち20卒のタイモブ生に贈っていただいた言葉を、ここでご紹介します。

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【一度決まったら、そこで自分のベストを尽くすこと】
会社の中で、理想とは違った部分を見るかもしれない。
自分の希望の部署とは違うところに決まるかもしれない。
でも、一度決まったら、そこでいかに目の前の仕事にベストを尽くせるか、にかかっています。

【HOW TO ではなく、自分の意見を持つこと】
社会人になって、先輩のやり方や仕事のハウツーを、必死に学ぼうとする人がいます。もちろん、それも大切なことではありますが、自分の意見を持つことの方がよっぽど大事です。
やることすべてが、誰かのハウツーのおかげでできるようになるよりも、自分の頭で考え、言葉にする力の方が自分を強くするのです。

【何事にも、好奇心を持つこと】
仕事の慣れが、好奇心を喪失させます。
自分が会う人や見たものを違和感を感じても、まずはすべて受け入れること。
そして、なんでだろう?と疑問を持つことを忘れないこと。
関心を持ち続けると、それが興味になったり、自分の強みになったりします。
好奇心は、生まれつき強かったりなかったり、というものではないんです。
好奇心を持つ努力をすること、意識的に鍛える仕組みが、必要になってきます。
自分の好きなものは、しっかり持ち続けましょう。

【一番大事なことは、修羅場を経験すること】
修羅場から「逃げる」でも、「耐える」でもなく、「乗り切る」訓練が必要です。
逃げてばかりでも、いけない。その一方で、辛いことにぶち当たると、ついつい頑張って「耐える」だけで終わってしまうこともある。
でも、「逃げる」のも「耐える」のも、自分を成長させることにはなりません。
試行錯誤しながら「乗り切る」ことが大事なのです。
まずは、目の前のことをひとつひとつ乗り切ることを、意識してみてください。

【損得以上に、善悪が大事】
社会人になると、損得勘定で物事を動かそうとしがちですが、大事なのは、善悪で考えること。
いいことは、する。悪いことは、しない。それを忘れないでください。

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また、質疑応答の中で出た「新社会人は死語だよね」という言葉も印象的でした。

即戦力のある人には、新社会人という言葉は使わないです。
「新社会人」というのは大事なブランドでもありますが、「新社会人だから」と言って受け身な姿勢になるのは、違う
企業が求めているのは即戦力なので、自ら「新社会人」の枠を越えていく前のめりな姿勢が大事だと、感じました。

参加者の方からは、
「自分の好奇心を高める仕組みを、自分で作っていこうと思った」
「新社会人だから、と受け身な自分に気づけた」

などとコメントがありました。

小寺さん、貴重なお話ををありがとうございました!
小寺さんの一読の価値がある記事は、こちらから読めます!(再掲します!)

タイモブ代表の菊地さんからの応援の御言葉


タイガーモブ代表の菊地さんは、お子さんの皋くんと一緒に参加してくださいました!(0歳児可愛い…!)

タイモブを0から作った菊地さんからは、短い時間の中、心強いお言葉を頂きました!

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【自分で選んだ道は、自分で正解にする】
自分自身の選択に責任を持つこと。今の道は、自分が選んだ道なので、他責にするのではなく自分で自分の道を正解にしていってください。


【アフターコロナではなく、コロナの延長線上で考える】
先日打ち合わせをしたシンガポールの起業家が言っていたのですが、コロナが収束した後の世界でどうするかを考えるのではなく、”今” コロナと共にある世界でどうすればよいのかを考えることが必要だと思うんです。リモートワーク だったり、新しい取組が世の中に取り入れられ始めていると思います。
アフターコロナではなく、コロナの延長線上でどんなことができるのか、改めて考えていくといいのでは、と思います。

【社外同期を大切に】
私(菊地さん)自身、ベンチャー企業で働く人が集まった飲み会で、改めて自分の事業のスピード感を知ったり、自分の立ち位置を知ることができました。自分と同じ会社の人だけでなく、業界や職種を越えたつながりも大切にしてほしいと思います。ぜひタイモブコミュニティを活用してください!(笑)

【社会にどんな価値を残したいのか、を軸に考える】
「海外勤務したい」「起業したい」「新人賞取りたい」という目標はもちろん大事だが、忘れられがちなのは、それは手段でしかないということ。
自分は何を解決したいのか、何に取り組みたいか、目的を忘れずに、価値あることをやっていって欲しいと思います。

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今回、このような形でタイモブ生のヨコの繋がりが少しでも広がったことが嬉しく思います!これからも、いろんなイベントに参加して社外同期を増やしていきたいと感じました。

菊地さん、ありがとうございました!

未来の自分と文通するワーク

今しか感じることのできないまっさらな気持ちは、きっと忙しい日常に少なからず埋もれてしまうのではないかと思います。

私自身、未来の自分に対して手紙を書くことがあるのですが、過去の自分からの手紙を読んで、起動修正したり、”今”を客観視できる材料になったり、励まされたりしました。

ぜひ、皆さんと一緒に未来の自分へ手紙を書いて、1年後、入社したてほやほやの自分たちからの手紙を読み返す会をしたい!というがありました。

社外同期だけの「ヨコの関係」ではなく、自分自身の中で、過去と未来の「ヨコの関係」があればいいなと思ったのがきっかけです。

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今の正直な感情、社会人になっても大切にしたい価値観、そして成し遂げたいこと、を書いていただきました。

今回参加したメンバーや、小寺さん、そして菊地さんのお話を聞いて、「こういうスタンスで仕事したい」「今のこのような想いを大切にしたい」などと気付きがあった方もいるかと思います。

想いのこもった手紙は、タイモブのメールアドレスに送ってくだされば、1年後、2021年4月4日に責任を持って皆様のもとへお送りします!

最後に

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コロナというピンチをチャンスに。

コロナのおかげで、今回繋がれたご縁や、聴くことができた話があるかと思います。
自忙しい中、参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!
社会人として、今抱いている初心を忘れずに、一歩踏み出していきましょう!

1年後、また自分からの手紙を読みながらお話できるのを、楽しみにしています!

タイガーモブ ロゴ


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