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医療介護従事者の”苦しみ”に目を向けよう

みなさんどうも!HAMTマガジン緩和ケア担当のいなとらこと古田です。
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この連載では【鍼灸師が知っておきたい緩和ケア】についてお伝えしています。

今回は『医療介護従事者の”苦しみ”に目を向けよう』というテーマですすめていきます!

緩和ケアのテーマの中心は、様々な”苦しみ”に対処していくことです。
”苦しみ”と一言でいっても様々な要因が複雑に絡み合っています。この複雑な状況については、「全人的苦痛(トータルペイン)」の考えを使うことで整理して捉えようということを以前の記事でお伝えしました。

”苦しみ”を感じているのは誰でしょうか?
”苦しみ”を感じるのは患者さんだけなのでしょうか?

緩和ケアの領域では、患者さんのまわりの人の”苦しみ”にも対処をしていく姿勢が大切であると考えられています。

強い苦しみを感じやすいのは
①患者さん本人
②家族
③医療者

といわれています。

この記事では③医療者の”苦しみ”について注目していきます。

昨今、世界規模の感染症の拡大にともなって、医療介護従事者の仕事に関心が高まっています。
緩和ケアの領域だけでなく、医療介護従事者は「対人関係の問題」「健康や生死に関わる問題」と日々直面しているため、強いストレスにさらされています。

医療介護従事者の役割

在宅ケアにおける医療介護従事者の役割をまとめてみました。

医療介護従事者の役割

このように様々な職種が関わっていて、各職種に役割があります。
在宅ケアの現場では専門職としての役割に加えて、このような多職種同士の連携が大切になります。各職種の役割を理解することや、場合によってサポートし合うことが重要になります。
このように複雑な関係性の中で、患者さんやそのご家族のために仕事をしています。

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