ここが決め手!中学受験の学校選びで絶対見るべき7つの基準
「学校選びは何を基準に考えればよいのでしょうか?」
と疑問に感じる親御さん、多いですよね。
中学受験は、子どもだけでなく親にとっても一大プロジェクト。
その中でも学校選びは、将来を左右する重要な選択です。
でも安心してください!
今回は、学校選びの「7つの基準」を分かりやすく、具体的にお伝えします。
迷いがちなポイントを解説していくので、最後まで読めばスッキリしていただけるはずです。
① 片道何分までOK?「毎日だからこそ、現実的に」
最初に考えたいのは通学エリアです。
どれだけ魅力的な学校でも、通学が大変だと続けるのが難しいもの。
中学受験をする際、通学時間や交通手段は重要な要素です。
自宅から、片道何分までOKにするかを決めてください。
ちなみに、うちは60分以内を許容範囲に設定しています。
毎日のことなので、1時間を超えると、負担はかなり大きいと思います。
乗り換えの有無や駅からの距離も考慮に入れてください。
学校が少し遠くても、乗り換えが少なくストレスフリーなルートなら
候補に入れても良いでしょう。
さらに、「引越しは可能か?」も含め
家庭の生活スタイルと現実的に照らし合わせて検討することが大切です。
特に、都心の電車はラッシュが過酷で、子どもには相当な負担になります。
ラッシュの時間帯は、毎朝まるで戦場です。
実際に電車に乗ってみて、どれだけ混雑するのか体験してみるのも良いでしょう。
② 共学か、男子校か、女子校か?
次に悩むのが「共学か、男子校・女子校か」という点です。
共学では男女のコミュニケーションが自然と育まれ
異性と接することに慣れやすいメリットがあります。
一方、男子校・女子校では、それぞれの性別に特化した
教育環境が整っているため、集中して学べる環境が多いと言われます。
どちらが適しているかはお子さんの性格次第ですが
勉強に集中させたい場合には、男子校や女子校が適していることもあります。
思春期の中高生にとって、異性の存在が学習環境に影響する場合もあります。
たとえば「うちの子は異性に緊張するタイプだから男子校がいいかも…」
と思う方は、その視点で学校を選ぶのもアリです。
お子さんに合わせて、どちらがストレスなく過ごせるかを検討してみましょう。
ただ、今の潮流としては、共学化です。
「基本は共学。だけど、男子校・女子校もアリか」
という視点で考えてみてください。
高偏差値の学校は、男子校、女子校が多いので
共学にこだわると選択肢はめちゃくちゃ狭くなるという
不思議な事実もあります。
まぁ伝統校というやつですね。
うちは、夫婦で「共学が理想」という考えだったので
高偏差値の学校を検討した時に
「なんで共学がこんなに少ないんだ」とびっくりしました。
③ <こだわりあれば>部活動や課外活動も重要
学校生活の楽しみとして欠かせないのが部活動や課外活動です。
もしお子さんが特定の部活動に興味を持っているなら
その活動が盛んな学校をチェックしておきましょう。
たとえば「吹奏楽部が全国大会常連」「バスケ部が強豪」といった学校は
その分野での環境が整っています。
また、文化系やスポーツ系の活動が充実している学校は
学びだけでなく生活を豊かにする大きなプラス要素となります。
学校によっては特定の活動が盛んな学校もあるので
学校見学の際にはその点もしっかりと確認しましょう。
入学後に「やっぱり部活がやりたい!」となったときに
希望する部活動がないとガッカリしてしまうので、要注意です。
「やりたい部活」がはっきり決まっていると
学校選びもかなり絞り込まれるはずです!
④ 校風は説明会&早め見学で「学校の顔」を見るべし
ここまで
① 通学時間は何分まで?
② 男子校女子校はアリ?
③ どうしてもやりたい部活は?
という基準で学校を絞り込んできました。
4つ目は、学校の「カラー」や「校風」です。
これは説明会や学校見学でしかわからないものです。
特に中高一貫校では、学校の雰囲気や教育方針が重要な選択基準です。
説明会に行くことで
先生方の教育姿勢や生徒との距離感を知ることができます。
また、学校見学では校舎の設備や清潔さ
日常の雰囲気もチェックポイントです。
行ってみるとよくわかりますが
「入学させたくなる学校」と「こんな説明会でこの学校大丈夫か?な学校」に
大きく分かれます。
伝統校の中には、人気にあぐらをかいて
全然「響いてこない説明会」を開く学校があります。
正直、そんな学校に入れるのは心配です。
一方、今勢いがあると言われる学校の説明は、先生のお喋りも軽快です。
説明会では外向けに「良い顔」をしている場合もありますが
学校見学で感じる実際の雰囲気はまた違うことも多いです。
ですので、できれば4年生くらいから少しずつ学校見学を始めて
実際の「学校の顔」をしっかり見ておきましょう。
早めに行動して、焦らず候補校を絞り込むのがベストです。
④ 出口戦略「大学進学実績こそ絶対的な結果」
中高一貫校では、入学時の偏差値と卒業時の進学実績の
「出口偏差値」が学校選びの決定的な指標となります。
どのくらい偏差値が上がるか、進学先の大学がどのレベルかを知ることで
子どもの未来がより具体的に見えてきます。
たとえば、進学先に早慶が多いのか
国公立大学が多いのかといった情報も重要です。
この学校は、早慶上理への進学を声高にアピールしているけど
データを見たら、70%の生徒がMARCHだというのもあるあるです。
また、海外大学への進学実績やサポートの有無も
国際的な視野を持つ親御さんにとっては大切なチェックポイントです。
「どういう大学に行かせたいのか?」という親としてのビジョンを持つことで、学校選びに自信が持てるでしょう。
お子さんの将来像と
学校の出口実績がどれだけ一致しているかを確認するのがポイントです。
⑤ 「レールを引くのは親の仕事」子どもに任せない
「子どもに学校選びを任せたい」
と思うのは自然な親心かもしれませんが
経験者の私から言わせると「親のビジョンが必要」と強く感じます。
中学受験の学校選びは、親がしっかりリードすることが大切です。
なぜなら、子どもはまだ将来を見通す力が不足しているからです。
小学生に背負わせるには、あまりに難しい選択です。
ただし、親が一方的に決めるのではなく
子どもの意見も取り入れて選ぶのが理想的です。
親がビジョンを持ちながら子どもと一緒に進めることで
本人も納得のいく学校を選べるでしょう。
「自分で選んだ」という意識を持てば
入学後の学校生活へのモチベーションもアップします。
中学受験をするという決断とともに
家族で子供の将来についてしっかり話し合いましょう。
⑥ 学力を知るために早めの通塾がカギ!
学校選びには、お子さんの学力や偏差値も大きな判断材料です。
偏差値45-55なのか、50-60なのかで、選択肢は大きく変わります。
なので早めに学習塾に通わせ
模試結果や先生のアドバイスをもとに
現実的な志望校を絞り込んでいきましょう。
塾の先生は経験豊富なため
子どもに合った学校のレベル感を教えてくれるはずです。
「この子は、3年後にこのくらいの偏差値になってます」
と塾の先生は、経験則をもとに、はっきり言ってくれるはずです。
遠慮せずに、聞いてみてください。
やはり、プロは頼りになりますよ。
親としても、「この偏差値ならどの学校が狙えるか」が明確になるので
安心して学校選びを進められます。
入試に間に合うよう、早めの準備が学校選びの鍵です。
情報収集を怠らず、我が子にピッタリの学校を見つけるためにも
親子で協力して受験準備を整えましょう。
学校選びは、お子さんの未来を左右する大きな選択。
今回ご紹介した7つの基準をもとに
後悔のない学校選びを目指してください。
親子で情報を集め、しっかりとリサーチをすることで
納得のいく学校が見つかるはずです。
親としてリードしつつ、最良の選択をしてくださいね!
それでは引き続き、共に、進みましょう!
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