【ホラー映画特集】最恐1990年代ホラー
みなさんこんばんは🌝マナハです🐱
今夜はホラー特集最終回になります!
個人的に今回の2つの映画、かなり怖いです☠️
2人の書いてくれた記事を読んでいてちょっと寒気が笑笑
今回紹介する映画は2つとも1990年代の同時期に公開されたものであり、シリーズ化やリメイク版が撮られているものでもありますよね。
そんな最恐2作品をどうぞ!
①リング
ホラー映画と言ったらコレ!世界に打って出るジャパニーズ・ホラーの原点にして頂点!『リング』です!
洋画好きの私ですが、ホラーの最高峰は『リング』で譲れません。
上京したての大学1年生の夏、深夜1時のアパートで1人、部屋を真っ暗にして鑑賞したのは、いい思い出です。
実はあの有名な「貞子」は後半の一瞬しか登場せず、映画全体を通しても怖いシーンはほとんどありません。
にもかかわらず、終始落ち着かない。何かがあるのに、何だか分からない。どこか官能的でありながら、ユーモアも垣間見られる。巧みな映像技法と、緩急によって生み出された、居心地の悪い恐怖が最高の1本です。
あらすじ
ちまたに勃発する原因不明の突然死。呪いが込められたビデオテープの存在の噂は、都市の人々の間に急速に広まっていった。テレビ局に勤める浅川玲子は、取材中にそのビデオテープを観てしまう・・・。ジャパニーズ・ホラー・ブームの火付け役となった大ヒット作。
(Filmarksより引用)
心拍数が上がった瞬間🔥
やはり、あの有名なシーン、テレビから貞子がヌルッと出てくる・・・と言いたいところですが、本作において最も心拍数が上がる瞬間は、「呪いのビデオ」のシーンではないでしょうか。
これ、何が怖いって、劇中で私たちも浅川玲子とともに「呪いのビデオ」を全部見ちゃってるんですよね(苦笑)
メタ構造になりますが、本作を見ることによって、『リング』という作品以外に、「呪いのビデオ」それ自体も鑑賞しているんです。謎の死を遂げている登場人物の中に、自分たちも内包されていることに気が付いたとき、キュッと心拍数が上がります。
また、その「呪いのビデオ」の内容も、個人的には「貞子」の登場なんかより遥かに怖いです(笑)
ビデオに映っている映像は、それこそ考察のしがいがある意味深な映像の組み合わせですが、ここではネタバレを防ぐため、敢えて内容の説明はしません。
ただし、1つ言えることとしては、「一体、誰目線の映像なんだ・・・?」ということですかね。
ほら、既に鑑賞している人も、そうじゃない人も、みんな怖くなってきたのではないでしょうか?笑
そうなんです、映像というからには、見えない”こちら側”に誰かがいるはずなんです。
やはりここでも「分からない恐怖」の演出が輝いていますね!
この作品全体の構成が見えてくると、心拍数は上がりっぱなしです。
映画としては、ミステリー要素も多く、「貞子」に襲われる人間と「貞子」を追う運命にある人間の構図が、皮肉でありながら一層面白さを増しています。「結局いちばん怖いのは人間」的な作品評価を多く目にしますが、『リング』が伝える怖さは、本当にそれだけでしょうか。
何だか分からないものが分かってしまったとき、見えないものが見えてしまったとき・・・
この恐怖こそ、ジャパニーズ・ホラーが持つ素晴らしさだと思います。
ぜひ、まだ観たことがない人は、この夏に。
既に鑑賞済みの人は、どうか原作にも手を伸ばして。
それらもすべて網羅している人は、ぜひ私と語り合いましょう!笑
執筆者:ヒロ
②サスペリア
「決してひとりでは見ないでくださいーー」
このキャッチコピー、どこかで聞いたことありませんか?実はこの映画で有名になったキャッチコピーなんです!
監督はダリオ・アルジェント。ホラー映画で有名なイタリアの監督で、代表作はこの『サスペリア』。鮮烈な赤の色の使い方がとても印象的で、美術的にも高い評価を得ています。
2019年には『君の名前で僕をよんで』のルカ・グァダニーノ監督、ダコタ・ジョンソン主演でリメイクされています。個人的にオリジナル版よりリメイク版の方が怖かったです(笑)
Filmarksリンク↓
(https://filmarks.com/movies/30012)
心拍数が上がった瞬間🔥
スージーのルームメイトのサラがいきなり何者かに襲われるシーン。
暗いなか、見えない何者かから逃げても逃げられない。正直どうしようもないんだけど逃げるしかない。そんな状況を前にすると心拍数がどんどん上がりました。
全編通して不穏な音楽と雰囲気で張り詰めた緊張感あるので、何かが出てきたり見えたりするだけで心拍数は上がります。
(実際に意図せず幽霊が見えると言われたシーンもあるとか…)
私は雷が落ちるだけでだいぶビビりました。
その中でも特に、映画の中盤からラストにかけての怒涛の展開が本当にすごいんです。バレエアカデミーの謎が明かされていくたびドキドキするのに、さらに加速度を上げてハラハラさせられる状態が続きます。
この映画はR15ということもあり、かなりグロテスクで無残な描写が多いです。赤が印象的ってところからかなり血が多く、はっきり映ります。
観る人をかなり選んでしまう映画なのですが、公開当時の日本でも社会現象になるレベルで話題になった『サスペリア』、気になった方はぜひチャレンジしていただきたいです!
執筆者:トモカ
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
ここまでお読みいただきありがとうございます🙇♀️
全4回にわたるホラー映画特集いかがだったでしょうか?これからの暑い季節にぴったりな作品ばかりです🧚♂️
次回からの新しい投稿もお楽しみに!