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【ミニシアター】危機を乗り越えた映画館たち〜その弍〜

こんばんは🐊

今日も、昨日に引き続き、閉館の危機を乗り越えたミニシアターをご紹介します📣
本日ご紹介するのは、川越スカラ座です🙌

1.川越スカラ座とは


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東武東上線川越市駅から徒歩20分のところにある、ミニシアターです🎞
明治38年に"一カ亭"(寄席)としてスタートし、昭和38年から現在の"川越スカラ座"となりました。平成19年5月に一度閉館しますが、同年8月に復活し、現在まで続いています。

埼玉県に残る最古の映画館として長い歴史を持つミニシアターに、学生応援団メンバーで訪問させていただきました!
U25という鑑賞チケット(シアター内に置かれた無料鑑賞券で、映画鑑賞時に自由にもらうことができ、25歳以下の方にプレゼントすることで若者の映画鑑賞を推奨するもの)など、次の世代に繋いでいく力強さ溢れる映画館でした💘

2.番組編成担当の方のおはなし

番組編成・イベント・SNSを担当する方にインタビューさせていただくことができました✨以下に、インタビューを掲載していきます!

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ーー飯島さんが川越スカラ座で働くことになった経緯を教えてください

飯島千鶴さん(以下、飯島さん)
当時支配人をしていた方が、ご高齢で引退されることになり、地元のメンバーで受け継ぐことになりました。その時に、川越スカラ座を運営しているNPO法人プレイグラウンドに、ボランティアとして参加したことがきっかけでした。その後、ボランティアから今の形で働くことになりました。

ーー好きな映画を教えてください

飯島さん
『コックと泥棒、その妻と愛人』です。

ーー学生と川越スカラ座の関わりについて教えてください

飯島さん
私たちが発信している情報に、どこかしら引っ掛かってくれた方は、来てくれています。なのでいつもと同じ告知でも、きちんと受け取ってくださっています。
いま上映している「戦場のメリークリスマス」も、昔の作品なのにも関わらず、不思議なことに若いお客さんの方が多いんです。
他にも、東京国際大学の渋谷哲也教授のゼミの学生の方が選定した映画を上映する企画をやったりもしていました。今はコロナでそういった企画はできていませんが、渋谷教授が選定した映画の上映は行なっています。

ーー地域との繋がりについて教えてください

飯島さん
お客さんでいうと、近隣住民の方々よりも近隣の市やより広い範囲から来場していただいています。近隣の方々はお店をやっている方が多く、またうち(川越スカラ座)は火曜日と水曜日がお休みということもあって、なかなか足を運びづらいかなと思います。
他にも近隣の商店街などとタイアップしたイベントなどは、行なっています。

ーー川越スカラ座ならではの魅力を教えてください

飯島さん
お客さんとの距離が近いことだと思います。ご家族で来られる方もいるので、お互い顔を覚えていてお話しすることも多くあります。お客さんのお葬式に呼んでいただいたこともあります。
こういったアットホームで暖かい空気は、都心だとなかなか難しいかなと思うので、うちの魅力だと思います。

ーー上映作品を選ぶ基準を教えてください

飯島さん
シンプルに、面白いかどうかです。配給会社の方から配給作品のラインナップをいただいて、そこから面白そうなものをピックアップして上映します。
他にも特集上映を行っていて、最近だと急逝された森田恵子監督の追悼上映を企画しました。

ーー最後に若者にメッセージをお願いします

飯島さん
もうだめかもしれないと思った時に、来てみてください。映画を通して様々な世界を知ることで、まだ大丈夫と思い直すことができると思います。映画館は、元気がなくなってしまったときに、居場所になってくれる所です。




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ここまでお読みいただきありがとうございます💖

同じミニシアターでも様々な個性があって、全部行ってみたくなりますよね😶
次回は、音にこだわるミニシアターをご紹介します♬

お楽しみに❕

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