スタートアップならではの距離の近さを楽しみたい【入社エントリ】
2023年7月、TieUps株式会社に入社した、toBマーケティング・PRの堺田(さかいだ)と申します。
名字はいそうでいない、めちゃくちゃ噛みやすくて聞き取りにくい、電話で伝えるとほぼ100%間違えられます。
私について
正直、上2つはそんなに説明する必要もない気がするので割愛します。
(お酒の誘いとおすすめの本の情報は大歓迎です!)
登山歴は約13年くらい、季節問わず雪山も多少登り、国内外問わず、ヨーロッパのアンドラや韓国の山も登っていたりします。好きなことにはめちゃくちゃフットワークが軽めです。
「え?山って何が楽しいの?」
もうよく言われるセリフです。はい、私も実際登り始めて20分くらいは「なんで登っているのか、もう降りようかな」とか考えています。
短い時間で人に説明するときは「山で飲むお酒が美味しいから」と答えていますが、実際のところは「自分をマネジメントしながら楽しめる」だと思っています。
ルートの距離や難易度、時間、自分の体力、荷物の重さ、場合によっては天気など全てのバランスを綿密にコントロールしてこそ得られる大きな達成感があります。
登り出しは見えないゴールに向かって登り始め、山頂が見えたとしてもなかなか辿りつかないのにただただ1歩ずつ歩いて行くと辿り着ける、こんな楽しいことはありますか?(私だけですかね)
そしてお察しの方もいるかと思いますが、これってめちゃくちゃ仕事の考え方と似ていませんか?目的に向かって、いろんな施策や個々の能力、チームの力、環境などを定量も定性もフル活用してゴールに向かっていく。だから、私は山も仕事も大好きなんです!!!
特にマーケティングにおいては、今ある概念や手法を毎日疑いながら取り組んでいく必要があると思っています。
山でも何も考えずただ登っているだけだと、いつの間にか道から外れてしまう。そんなことを大事にしながら仕事に取り組んでいます。
ちなみに私調べによると、山に誘って大ハマりしていく人は大体マーケティングと新規事業関係の人です、当てはまる方はぜひ!!
美大からギャラリーに勤務、そしてPR、マーケティングへ
ちなみに私は美大で写真を専攻。卒業後は現代美術のギャラリーで勤務をしました。主な業務は展覧会の企画、展覧会の集客、アートフェアの出展、アーティストの発掘などです。入社した当時、普通の会社の職種や業種などの概念も分からなかったのですが業務をしていき、色んな人と会う中で「あれ?この業務ってPRの一環なんだ!」と気づくことが多く、それならもっと他の業界でマーケ・PRを学んでみたいと思い、そのまま色んな業界のPRとして仕事をして今に至ります。
直近ではtoBサービスのスマートロックベンチャーで、マーケチームのPRとして仕事をしていました。入社当時、まだマーケチームは3人ほどだったため、自然とマーケティングの業務にも携わっていました。そのまま、イベント関係や動画のディレクション、TVCMの出稿など主にオフラインマーケティングもPRと合わせて担当していました。
そして、業務を進めていく中で、PR業務によくあるKPIに疑問を持ち始め、PRの売り上げへの影響や連動性、数字化のロジックを考えるようになりました。そうです、ようやくマーケティング全体の動きをみて私自身行動できるようになりました。自分の業務のふわっとしていた部分がハッキリとしてきて、大きく視点が変わったなと実感しています。これは、大きい会社のPR業務をしていても気づけなかったことで、スタートアップならではの距離の近さがあったからこそだと思っています。
そして、現在TieUpsでは、法人向けのコミュニティ型顧客育成プログラム「TieUps」のマーケティングと会社・サービスを含めたPRの業務をしています。
(実は、PRとして入社したのですが、入社して3ヶ月で戦略設計などtoBマーケティングを見て欲しいと、社長から突然立ち話で内示されて、え?ってなりました。笑)
PRでは数字だけでは測れないことも多いけれども、マーケティングは最終的に数字で見ることの方が多いです。私はPR業務の数字化が好きだったからこそ、マーケティングには数字だけではないアクションをどう評価するかなども含めて考えていき、TieUpsらしいマーケティングを作っていきたいです!
子育てしながら仕事をするって何が大事?
ここまでの話で一切触れていませんが、2019年、2022年に1人ずつ出産を経験し、実は2人の子供がいます。出産前からの友達にもTieUpsでも子供がいる感じがしないと言われる私ですが、毎日100回以上子供を褒め殺し、それなりに育児をしながら共働きをしています。
2回も産休・育休をとり、仕事をしない日々を過ごしていくと正直、すごく暇。いや、もちろん育児をしていると大変ですし、時間がない日も多くあります。それでも、ずっと何か物足りないなと考えていました。そこでさっさと仕事復帰しようと一念発起。
転職活動を始める時には下記のようなことをポイントに置いていました。
しかし、仕事をしたい!という気持ちが強すぎて、楽しそうなら頑張れば何とかなるかと思い、めちゃくちゃ激務の会社に入社。(今思えば独身時代の気持ちが全く抜けていない。)リモートは確かにできるけど、どうしても出社せざるを得ない日も多く、仕事もどんどんタスクがたまり、ただただ消化するだけの日々が続き、主人への負荷も増え、お互いにイライラし始める
→子供に余裕を持って接せられないと言う悪循環に。
こうなった原因を考えると仕事内容自体はいいけど、時間がないタスクが増えすぎて、これが本当に正解かなど考える時間もない状態。私は自分がやる仕事に対して、目的や設計を整理した上で考えて仕事をしたいんだなと実感しました。
(前述の登山の話と同じで、何も考えず目の前の山に登るだけだと楽しくない。)
主人からしても多少の負荷はいいけど、それは相手が楽しそうにすることなら前向きに協力したいと思いますし、私も相手がつまらなさそうに仕事をしている上で、自分に負荷がかかるなら許せない。笑
なので、我が家ではどちらかに子供を預けて、仕事や飲み行った際は疲れたと言わない、「めっちゃ楽しかったわ、ありがとう!」「めっちゃ仕事が捗った!ありがとう」と相手に言うみたいな謎ルールがあります。笑
つまり、「自分が楽しそう!と思えること」をもう少し具体化すると業務内容だけではなく、「自分がやりがいと責任を持って働けるか」=私にとっての楽しいということ。そして、自分自身が楽しみながら仕事をすることこそが、家族みんなハッピーになることだと気づき、反省を踏まえてもう1度転職活動を開始しました。
(我が家の場合の乗り越え方でしたが、ぜひ皆さんの乗り越え話を聞きたいです!)
TieUpsに入社した理由
前に話した通り、育休明けの転職で私は失敗しました。笑
ここを反省して、下記の通りポイントを置き直します。
ということで、TieUpsは上記のポイントをしっかり抑えているなと思い、入社を決めました。
(もちろん事業内容に魅力・期待できそうと感じたことも大きいです。)
・リモート勤務「も」できる
→リモートできる会社で働いてみたのですが、改めてリアルで会うコミュニケーションってめちゃくちゃ大事。と実感しました。そして、リモートができる会社の多くは、突発的に人に聞きたいと思った時にその人が出社しているとは限りません。
その点、TieUpsは月火水は出社、木金はリモート勤務というハイブリッド制です。このことにより、リアルでやりたいMTGは月火水にまとめたり、細かい確認事項も月火水で取ればいいという形になるので、これが思っていた以上にワークするなと実感しています。
「リモートができる」じゃなくて、「リモートもできる」くらいのバランスが大事!
・自分がやりがいと責任を持って働けるか
→TieUpsはいわゆる「どスタートアップ」です。日々全てのことが変わっていきます。そして、自分の業務範囲にとらわれることなく、取り組むめるかが大事だと思っています。
実際に働いてみて、私にとって上の方で決まった本当に正解かも、目的も分からないタスクがただ降ってくるよりも楽しいですし、変わるならとにかく考えぬき、そして自分がやると言った内容に責任を持てている気がします。
前述で話していた前職のスタートアップでもPRで入社しても当然日々の業務内容は変わります。成長できるスタートアップは普通の会社じゃ経験できないスピード感があると思いますし、距離が近いからこそ自分の考えや意見も言える環境が備わっていると思います!
このスピード感と達成しなきゃいけない目標が合わさることで、正直仕事のハードルは高いです。ですが、高い山だからこそ登った時の達成感は最高です!
・育児しながら働いていることに多少でも理解があるか
→これは最初は全然大事にしたい気持ちは一切なかったのですが、やっぱりどこかで少し引け目を感じていました。
TieUpsは社長を含め育児経験がある社員も人数の割合的には多いよと言われて入社してみた結果、とにかくみんな優しい。。
とはいえ、まだ引け目を感じることもありますが、こういうスタンプが秒で付いてくると少しネガティブだった気持ちがすぐ切り替えられて、仕事に集中できるので、私にとっては大変ありがたいです!
と、こんな感じで入社を決めましたが予想以上に働きやすく、本当に感謝しています!!!
今後は、自身の経験を活かしてより良い文化づくりやコミュニケーションを行い、事業、会社の成長に貢献していきたいと思います。
そんなTieUpsに興味をもってくれた方は、下記リンクより採用サイトをご覧ください👻✨
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