【スティーズA TW HLC】凍える夜にはベアリングを追加
こんばんわ。
寒いですね。
風も強すぎて釣りに行くどころではありません。
こんな日はリールをバラして遊びましょう。
オイルを差すも良し、グリスを塗り直すも良し。
今回新たに入手したのはダイワの「スティーズA TW HLC 8.1R」。
最近ソルト用に「ソルティストTW 100XHL PE SPECIAL」を使っているんですが、34㎜スプールで糸巻き量がちょっと少ないなーと思っていました。
タトゥーラベースのソルティストには100番以外に300番もあるんですが、重量300g(!)とボディサイズがまるで違うんです。
そこでコンパクトな36㎜機のスティーズHLCを選びました。
ハンドルノブにベアリング無し!?
買ってから気づいたこと。
スティーズHLCって本体は全てベアリングが入っていて、ハンドルのみ4個全て樹脂カラーなんですね。
ダイワのリールってスプールやボディ素材等で差別化して廉価版や派生機種を出しています。
リールいじりで厄介なのがベアリング。
今でもジリオンSVはウォームシャフトの支持部が樹脂カラーのまま。古くはTD-Zの廉価版TD-Xもこの仕様でした。
ウォームシャフトのベアリング追加は本体を全バラシする必要があるので中々面倒。
今回のスティーズHLCはハイエンドのスティーズを名乗ってるだけあってそこはきちんとベアリングが入っています。
本家スティーズSVより少し安価に設定されているため、ハンドルは全部カラーにすることで帳尻合わせてるんでしょうね。
とりあえずフルベアリング化する
と言ってもハンドルノブのキャップとネジを外してカラーをベアリングに交換するだけ。
ちなみにベアリングは外径7mm内径4mm厚さ2.5mm(通称740ZZ)
ミネベアやNSK製の汎用ベアリングがアマゾンやモノタロウなんかで安く買えます。
本体のベアリング8個と合わせて12BB化出来ました。
よく考えたら良心的なのか?
ウォームシャフトと違い、ハンドルのベアリング追加はドライバーとクリップだけで出来る簡単作業。
なのでベアリングさえ購入すれば誰でもフルベアリング化出来るのです。
ウォームシャフトのベアリングを省いてハンドルに1個ずつベアリングを入れるよりも、この仕様のほうがユーザーフレンドリーなのは間違いない。
一方で金属製のベアリングにはメンテナンスを怠ると錆びるという弱点もある。
入門者向けの安価な機種なら回転性能よりもメンテナンスフリーを優先して、カラーを増やすのも一理。
しかし実売30000円を越えるジリオンは最初からこの仕様にしてあげて欲しいね…