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【スティーズA TW HLC】いざ!遠投インプレッション

潮汐力(ちょうせきりき)です。
先日手に入れたスティーズA TW HLC。
私にとって初のHLC機!
早速海で投げてきました。


21スティーズA TW HLC インプレッション

・36mm MAGFORCE Z BOOST G1スプール

通常の34㎜と比べてスプール径だけでなく幅も広い

遠投専用の36mm幅広スプール。
そのため他のスティーズシリーズとはスプール互換性無し。
ブレーキユニットは二段階に作動するブースト仕様。
触ると確かにカチッと反応するポイントがあります。
そしてバネが硬い。
しっかりスプールを回さないとブレーキが効かないのが想像できます。

・実際に投げてみると…

海でベイトロッドを振るうのは気持ちいい

今まで使ってきたダイワの34mm機と比べても遠投性能は圧倒的でした。
特に素晴らしいのはキャスト後半に全くといっていいほど失速しない点。
従来のMAGFORCE Zと今回のブーストは全く別物のブレーキ感覚でした。

今回のタックルデータ。

  • ロッド:ハートランドリベラリスト863M+RSB-23

  • リール:スティーズA TW HLC 8.1R

  • ライン:ハードコアX4 1.5号

  • リーダー:カーボナイロンCN500 5号

今回試したルアー達

30g程度のメタルジグでは、ロッドにウェイトを乗せて軽く振り出すだけで80mを超えてきました。

18gのブレード付きメタルジグでも70m程飛ぶので、10ftクラスのロッドが使われるソルトウォーターの釣りなら飛距離に困ることはそうそうないでしょう。

やや空気抵抗の大きいジグヘッドワームも試しました。
21gのビーチウォーカーハウルで約60m、パワーシャッド4インチ14gで約50mと実用には十分な飛距離でした。

シーバスハンターZ 95Fはミノーボディで13gとやや軽いためか、風に煽られると失速してしまいバックラッシュしやすい状況でした。
これより軽いルアー、あるいは空気抵抗の大きいルアーのキャストは風を気にしながら強めのサミングを入れる必要がありそうです。

今回初のHLC機ということでブレーキ設定は12〜5の間で調整。また、北西風が強かったのでメカニカルブレーキも若干締めていました。

今回のまとめ

・重量級ルアーの圧倒的飛距離

15g以上のルアーでは抜群の遠投性能です。
8ft6inchのロッドでもブレーキセッティングを詰めれば、ジグ系は余裕で100mを超えるでしょう。
それ故、バス釣り以上にソルトウォーター向きのリールだと思います。

・36mm幅広スプールの恩恵

スプールの恩恵は飛距離だけではありません。34mm機よりも糸巻き量が多いため、遠投しても巻き取り量が極端に減ったりせず、リトリーブスピードを保ちやすいのです。
これもライン放出性に優れたTWSを持つダイワならではの設計ですね。

・クリック音付きドラグを装備

MAX6kg(8.1は5.5kg)のドラグにクリック音が入っています。
ランカーシーバスや青物相手でも音でラインの出方を把握出来るのでやりとりに困ることはないでしょう。

・ハイギアなのに巻き取りが楽

優れた剛性のアルミボディに最新のハイパードライブデジギアが組み込まれており、巻き心地は非常にスムーズ✨
8.1のギア比でも抵抗の大きなバイブレーションを苦も無く高速リトリーブ可能です。
力を入れずとも軽く巻けるため、巻き感度にも優れています。

・10g未満やショートキャストは厳しい

フローティングミノーでもそうでしたが、軽いルアーになるとスプールの回転が足りず、ブレーキが殆ど効きません。
これはショートキャストでも同じです。
良さそうなポイントに気づいて、無意識にチョイ投げするとエラい目に遭います!
(帰り際に根魚釣ってやろうとテトラにチョイ投げしたらド派手にバックラッシュしました…😭)


使いこなしたくなるマシン

ダイワのベイトリールはMAGFORCE ZやSV機等どれも扱いやすくオールマイティな印象だと思います。
しかしこのHLCだけは別格
じゃじゃ馬っぷりと引き換えに圧倒的飛距離を得ています。
こいつを乗りこなすことが出来きた日には、至高のキャスティングプレジャーを得られることでしょう。

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