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路地裏妻としてマイトンに言わねばならぬことがある【創作大賞感想】

記事の振れ幅がすごいんだよなぁ


マイハズバンドマイトン👓

いつしか、彼が送ってくれたコメントに対してそんな宛名を使うようになっていた。
なぜなら、彼は路地裏ではわたしの夫だからだ。
二人ともはじめはそんなつもりなんて一切なかったと思う。
ただ、路地裏のあの人コニシ木の子さんから「同一人物か夫婦か」と問われ、「夫婦の方が面白いかなぁ」くらいなテンションでそう呼びはじめた。

この記事は、マイトンさんが実際の奥様との結婚に至るまでの奇跡を描いた愛の物語。
わたしが地下に潜伏していた間に書かれたようで、復帰後に「あなたへのおすすめ」から見つけた。

それまでのマイトンさんのイメージが、一気に覆された。

わたしの中でのマイトンと言えば、くのいちを中心とした魅力的な女性たちとのめくるめく恋物語を綴り(R18パートを有料記事で公開してしまうくらいの気合の入りよう)、何やらしょっちゅう文字通り事故り、そしてそれを自虐まじりに披露する……。
完全に面白おじさん枠だったのだ。そしてメガネ。
これがこの記事を読むまでのわたしのマイトン像である。


そんなイメージでいたのでこの記事を読んだ時、申し訳ないけれど、最初はマイトンさんの妄想創作物語だと思った。
でも、しっかり実話だった。
めちゃくちゃ愛に溢れていた。

……それまでのマイトン像がかすんで、見えなくなった。

この人、面白おじさんなだけじゃない。

いや、面白いけど。メガネだけど。
それだけじゃないんだ。

内容に踏み込んで感想を書くのはこの記事の場合、あまりそぐわないような気がする。
自分で読んで、各々何かを感じ取るのがいちばんいい。
人に歴史あり、とはこのことだなぁと思う。
そうしてまで添い遂げたかった、支えたかった奥様も、さぞ魅力的なお方なんだろう。
マイトンさんのお家は、今も大きく深い愛で包まれているに違いない。

大変なこともきっとあるのだろうなと、その他の記事を読んでわたしには拝察するくらいしかできないのだけれど、マイトンさんの大きな愛があれば大丈夫だよ。
万事うまくいく。世の中、そういうふうにできている。
仕事柄、いろんな家庭を見てきた。
マイトンさんみたいなお父さんのいるお家は、絶対に大丈夫だと確信している。


だからこそ、わたしは路地裏妻としてマイトンに言わねばならないことがある。


あのさぁ、あなたさぁ、こんな素敵な奥様いるんだから、アタシと夫婦ごっこしてる場合じゃないでしょ。

本日をもって、路地裏夫婦漫才コンビ・マイティコトンは解散といたします!

今後は路地裏汚友達漫才コンビとして活動していきますので、路地裏の皆様には今後とも何卒よろしくお願いたします。

感想記事に例の呪文を唱えるのは、わたしの流儀に反する。
駄菓子菓子。
仲人には報告しておくのが一応の礼儀かとも思うので、最後に呼んでおこう。
みなさま、ご唱和ください。

せーのっ、


なんのはなしですか





#創作大賞感想
#マイトンさん