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『念願のエフェソス、パトモス島へ』
2024年の10月の休みにどこにいこうか悩んでいました。最初は近場のアジアで飛行機代の安いベトナムやインドネシアを考えていましたが雨季だったり、この異常な暑さで台風の影響を無視できないことなど考えると1か月前になっても行き先が決まらないという事態に…
ところが、突然、トルコのイスタンブール行きのチケットがサーチャージなど込みで78,290円が見つかりました。安い!!
昨年もトルコに行ってカッパドキア、パムッカレとヒエラポリスの遺跡を見てハプニングもありながらも楽しい旅をたのですが、唯一、心残りがエフェソスの遺跡を見に行けなかったことでした。エフェソスの遺跡は広大で十分な時間がないと消化不良の旅になってしまうと思い、行くのを断念して次回のトルコ旅の時に必ず行こうと決めていたのです。まさか、その1年後にその機会がやってくるなんて考えてもみませんでした。その勢いで弟子ヨハネが黙示録を書いたとされるパトモス島にも行ってしまおうと思います。
きっと、神さまがエフェソスとパトモス島への道を開いてくださったのだと勝手に信じています。
パトモス島はエフェソスから距離的にはすごく近いのですが、ギリシャ領で島へ行く手段が現在、限られているらしく情報も少ないことから旅程に悩まされています。そういう訳で、いつもゆっくり旅しようと思うのですが…
気づくと超過密スケジュールになっていてのんびり旅は無理そうです。
<1日目>
成田発、上海乗り継ぎのイスタンブール着、その日の内にボドルムという港町まで飛行機で飛んで、港町からフェリーでコス島着。
<2日目>
コス島からフェリーでパトモス島着。
<3日目>
弟子ヨハネの足跡をたどる。
<4日目>
パトモス島からフェリーでコス島を経由してボドルムに戻る。
<5日目>
ボドルムからバスでセルチュクへ移動。午後からエフェソスの遺跡でパウロの足跡をたどる。
<6日目>
セルチュクの聖ヨハネ教会、マリアの家を訪ねる。午後はセルチュクから電車とバスでイズミルに移動して夜行バスでイスタンブールへ。
<7日目>
イスタンブールでサバロールを食べながら歩き回る。
<8日目>
イスタンブールから上海乗り継ぎで成田着。
パウロはエフェソス(新共同訳聖書ではエフェソ)に3年ほど滞在していたと思われ、キリストの福音伝道のなかでアルテミス信仰を盾にした商売人に扇動された群衆がパウロたちを捕らえようと騒ぎを起こしたローマ劇場がきれいに残っています。トルコの遺跡のよいところはイスラム勢力との争いのなかで街が放棄されたりしたため、比較的古い状態で発掘されるところです。ただ、トルコでは遺跡を細かい説明はないことが多いので事前に下調べしていかないと面白さが半減してしまいます。
それから、エフェソスは他に12弟子のヨハネが晩年、キリストの母、マリアと暮らしたとされており。遺跡から少し離れたところにマリアの家と伝えられている建物があります。トルコのツアーではエフェソの遺跡を駆け足で見て、次に移動してしまうので本当にもったいない、断然、個人旅行をお勧めします。ただ、英語がほとんど通じませんので翻訳アプリなどを駆使することになります。
あと今回、ボドルムという港町からフェリーでパドモス島に行くつもりです。ローマ帝国の流刑地であったパドモス島は弟子ヨハネが過ごし、島の洞窟で啓示を受けて黙示録を書いたとされています。
パトモス島はトルコの沿岸に近く、コス島という島を経由します。どちらもギリシャ領なのでトルコとはまた違った景観を楽しめそうです。コス島からはサントリーニ島などへも行けるので、少し迷ったのですが一度、行ったこともあるのでパドモス島に行くことにしました。
さて、どんな旅になるのか楽しみです。