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初めて診断を受けたのは多分20歳の頃だと思う

診断を受けるより遥か昔から、うつ病のケはあって、なんならもう、小学校の時からそうだったんじゃないかと思う。

うつ病が発覚したのは、なんでもない、ただ怠惰な日々を過ごしていたのを上司がうつ病と勘違いしたためだ。

その頃私は夜遊びにハマっていて、毎晩……というより、明け方まで飲み明かす日々が続いていた。
ちょうどヤフチャが流行った頃で、県外に3人ほど彼氏がいて。

私は仕事中、寝ているか彼氏とイチャイチャ電話をしているだけで、仕事をしなかった。
事務室の奥のソファでひたすら寝ていたのを、同僚が上司に話して、どうしてそんなに眠いのか、体調が悪いのかと問われた。

明け方まで飲んでいると言えなかった私は「体がとてもきつい」と答えた。

そこで、上司に言われて心療内科の門を叩いたのである。

確かに、私はうつ病だった。
でも、その頃にはもう、各種依存症のほうがひどかったように思う。
主治医は優しかった。
私の不摂生な生活を、ただ怠惰なだけだと怒らず、診断書を書いてくれた。

かくして、私のうつ病生活がはじまったのである。

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ちびひめ
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