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 つい1週間前まで暑くてエアコンを入れ、半袖で過ごしていたような気がするが、気温の低下により、涼しいというよりは、寒いと感じるようになった。
 秋は、気候も良く空気も澄んでくるので、気持ちいい時間を過ごすことができる季節なので好きである。
 春は、気候こそ良いが、湿度も上がりつつあり、空気が澄んでいると感じられることがないため、どちらかといえば、秋か心地よい。
 だが、ここ数年は、残暑が本当に遅くまであるため秋の心地良い時期が短く、急に寒いと思うようになっている。 
 残念でならない。
 秋は、段々と日が短くなるため、日が暮れるのが早い。
 赤とんぼの歌に「夕焼け小焼けの赤とんぼ負われてみたのはいつの日か」とある。
 夕焼けが段々と薄れていき、夜の帳が下りつつある中、おんぶされてみた見た赤とんぼは、何時だっただろうなぁということであろう。
 歌詞の解釈は色々あると思うが、私はこの歌に何となく寂しさを感じる。
 秋という季節が何となく寂しいのは、日が早く暮れることにあるのかなと思うところである。
 さて、秋の夕暮れの寂しさに合うコーヒーは思いつかない。自分勝手な意見であるが、コーヒーは楽しく飲んでいただきたい。
 なので、秋の夜長にしっとりと飲むコーヒーとして、バランスのいい飲みやすい「ブラジルNo.2」をチョイスしたい。
 コーヒーの深みもちょうどよく、コクや苦味も程よくいい感じになっている。
 もし気が向けば、うちの店「自家焙煎珈琲と手しごとの小さなお店ティアレ」で販売しているブレンド、「てぃあれ」や「いもたこなんきん」秋の夜長に合うブレンドコーヒーになっているので飲んでみてほしい。


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