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12/31はどんな日?世界の色んな風習💫

12月31日はどんな日?色んな風習

12月31日は一年の最後の日であり、古くから特別な意味を持つ日とされています。この日にまつわる言い伝えや習慣をいくつかご紹介します。
一年の終わりを清める日
日本では大掃除をして新しい年を迎える準備をする日とされています。これは、家や心の中にたまった悪いものを払い、新年を清らかな気持ちで迎えるための大切な行事です。
邪気を追い払う日
古代では、12月31日に邪悪なものが活発になると言われていました。そのため、音を鳴らしたり火を焚いたりして邪気を追い払う習慣がありました。
願いを新たにする日
ヨーロッパでは、一年最後の日に感謝を捧げる一方で、新年に向けて願いや目標を考える日とされてきました。「終わりは新しい始まり」という考え方がそこにあります。
特別な食べ物で運を呼ぶ
多くの文化で、大晦日に特別な食事をとる習慣があります。日本の年越しそばは長寿を願うものですし、海外では丸い形の食べ物が豊かさを象徴するとされます。

12月31日は単に一年の終わりではなく、
新しいスタートへの準備をする大切な日です。

世界の12/31はどんなのでしょうか?


日本の大晦日:「年越しそば」
日本では、大晦日に年越しそばを食べる習慣があります。そばの細く長い形が「長寿」や「健康」を象徴するとされ、切れやすい性質から「一年の厄を切り捨てる」意味も込められています。

ヨーロッパの「鐘を鳴らす」風習
ヨーロッパでは、古くから12月31日の夜に教会の鐘を鳴らす風習がありました。鐘の音には邪悪なものを追い払う力があると信じられ、新年を清らかな気持ちで迎えるための儀式とされていました。

スペインの「12粒のぶどう」
スペインでは、大晦日に12粒のぶどうを食べる習慣があります。それぞれのぶどうが12か月を象徴しており、一粒一粒に願いを込めながら食べることで、豊かな一年を祈るとされています。

中国の「赤い服を着る」
中国の一部では、赤い服を身につけることで悪霊を追い払い、新年に幸運を呼び込むと言われています。赤は力強さと生命力の象徴とされ、大晦日に取り入れることで新しいスタートを祝います。

北欧の「焚火の儀式」
北欧の古い言い伝えでは、大晦日に焚火をすることで過去の悪い出来事や不運を燃やし、新たな運を呼び込むとされています。これは冬至の火祭りに由来するとも言われています。

イタリア:「赤い下着を着る」
イタリアでは、大晦日に赤い下着を身につけると新年に幸運と愛が訪れると言われています。この風習は古代ローマ時代から続くもので、赤い色が生命力や情熱を象徴しているからです。

ドイツ:「鉛占い」
ドイツでは、大晦日に溶かした鉛を冷水に垂らし、その形で新年の運勢を占う風習があります。例えば、花の形なら幸運、輪の形なら結婚など、形に込められた意味を解釈します。

フィリピン:「丸いものを身につける」
フィリピンでは、大晦日に丸い形のものを身につけたり食べたりします。丸い形が硬貨を連想させ、財運を呼び込むと信じられているからです。また、ポケットに小銭を入れて鳴らすことで豊かさを祈る習慣もあります。

ブラジル:「白い服を着る」
ブラジルでは、大晦日に白い服を着て過ごすことが一般的です。白は平和や純潔を象徴しており、新しい年を穏やかに迎えるための願いが込められています。また、海辺で「7回波をまたぐ」ことで願い事を叶えるという風習もあります。

ロシア:「新年の願いを紙に書く」
ロシアでは、大晦日に願いを書いた紙を燃やし、その灰をシャンパンに混ぜて飲むことで願いを叶えるという風習があります。これは新年の決意をより強く心に刻むための儀式です。

スコットランド:「ハグマネイ」
スコットランドでは「ハグマネイ」という大晦日の祝祭が行われます。その中でも「ファーストフッティング」という風習が有名で、新年に最初に家に訪れる人が幸運をもたらすとされています。黒髪の男性が訪れると特に縁起が良いとされます。

各国の風習は、いずれも新しい年に向けた幸運や健康、平和への願いが込められています。それぞれの文化を楽しみながら、自分に合った取り入れ方を試してみるのも良いですね🫶

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