【歴史】14世紀 - 世界史
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【東洋】
1310年 オゴタイハン国 滅ぶ ※中央アジアに存在したとされる国
1313年 元、科挙制を始める
1320年~1413年 インド、トゥグルク朝
1321年 チャガタイハン国 分裂 ※中央アジアに存在した国
1335年 元、科挙制を止める
1337年 元、漢人・南人が武器をとることを禁ず
南人・・・金や元の代に、その治下に編入された宋の民に対する称
金では河南、山東の北宋の遺民、元では江南の南宋の遺民をいう
これらの地方を征服する前に、その治下に入った中国人は漢人と称され
両者の公的地位に差が設けられた
特に元では第1、第2身分のモンゴル人、色目人(西方所種族、トルコ・イラン系)、第3、第4身分の漢人、南人は被支配階級とされ任官、刑罰、租税、禁令その他で不利益を受けた。
1342年 イブン・バットゥータ デリーより中国に向かう
1347年 ジャワのマジャパヒト王国 最盛期
1347年~1482年 インド バーマニ朝 デカン支配
※デカン高原はインド半島の中央部分、サンスクリット語で「南」を意味する"dakshina"に由来している
1348年 元 方国珍 挙兵(群雄蜂起)
方国珍は元末期の反乱指導者、塩の密売人でもあった。
海賊と繋がっていると讒言され、やむを得ず数千の衆を集めて
弟の方国瑛と共に反乱を起こした
※讒言・・・ありもしない事柄を作り上げて、その人の目上の人に
悪く言うこと
1368年 元滅び、明建国
1370年 ティムール帝国成立
1392年 高麗滅び、朝鮮建国
【西洋】
1302年 フランス三部会 起こる
三部会とは身分制議会であり第1身分の聖職者、第2身分の貴族
第3身分の平民で構成。身分毎に各1票の議決権を有していた。
王国の様々な問題について議論が行われたが主たる議題は課税に関するもの
この頃、羅針盤が発明される
1309年~1376年 教皇のアヴィニョン幽閉
※ローマ教皇の座がローマからフランスのアヴィニョンに移されていた時期
1315年 モルガルテンの戦い
スイス農民軍がモルガルテンにおいて初めてハプスブルク家の騎士団を破り
独立への歩みを進めた戦闘
1328年~1498年 フランス ヴァロワ朝
1338年 ドイツ選挙侯(選帝侯)会議、教皇と対立
1338年~1453年 英仏間百年戦争
1341年 イギリス議会、上下両院に分かれる
1346年 クレシーの戦い
北フランス、クレシー付近で英国王エドワード3世指揮下の
イングランド軍がフランス王フィリップ6世の軍を撃破した戦闘
1347年~1350年 ヨーロッパで黒死病流行 人口減少
1356年 ドイツ黄金文書
神聖ローマ皇帝カール4世が神聖ローマ帝国皇帝の選挙制と選帝侯特権を
主内容としてニュルンベルク帝国議会で発布した帝国法
1358年 フランス ジャックリー農民一揆
1365年 トルコ アドリアノープル占領
1378年~1417年 教会の大分離
ローマとアヴィニョンにそれぞれローマ教皇が立ち、カトリック教会が分裂した状態のこと
※同じ14世紀に日本では南北朝時代がある、東洋と西洋で似たことが起こっていて興味深い
1381年 イギリス ワットタイラーの乱
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