演出合成CGに踊らされる大衆
「ブリテンズ・ゴット・タレント」というテレビ番組をご存知だろうか?
イギリスの人気オーディション番組である
名物審査員のサイモン
番組は歌手のスーザン・ボイルを輩出したことでも有名だ
今回は審査員のデヴィッドに注目して頂こう
オーディションの舞台には普通のおばあちゃんが登場する
まずステージ正面と背後からの画が映るのだが、背後から撮るにはステージの後ろにカメラが設置されているか、カメラマンがステージに上がらなければならない
そして、おばあちゃんが何をするかと思えば、
単純にテンポの良い曲にのって踊り出す、最後まで適当に踊るだけだ
おばあちゃんの不意打ち的なダンスにみんなが笑うネタ枠のような感じ
もちろん審査員などは、おばあちゃんがこれから何をするのか知らないということになっている
おばあちゃんが踊り出すと、舞台袖にいるアント&デックという二人組のコメディアンが映る
そして盛り上がってくると・・・
次の瞬間ペンライトのような物を振りまくる
つまり彼らは何が起こるかを知っていたわけで完全に演出である
更に観客の表情をアップで映したりするカメラワークも事前にある程度決めているだろう
では、そろそろ本題のデヴィッドを
デヴィッドはテンションが上がって審査員席から立ちあがる
そしてステージへと向かう
すると、デヴィッドはステージに上がっているのに、審査員席には着席したデヴィッドが映っている!
つまり、これは合成、CGだということ
2分26秒あたりから該当場面
テレビ番組には台本があり演出されているのは当然なので、私はそんなどうでもいい部分を指摘したいのではない
しかし、このような小細工に気付けない人間が大半であることが問題なのだ
娯楽番組だったら大した害もないが、このような細工がニュース番組でされていたらどうだ、戦争報道でやられていたらどうだ
テレビを見ている人間は受動的で頭がボーっとなっている、思考停止状態のバカ面でテレビ画面を見ていたら何も気付けない
その後、デヴィッドは踊りながら服を脱ぎ上裸になる
ステージから降り、審査員席が映るがデヴィッドの席は当然空席だ
ちなみにスーザン・ボイルが契約しているレコード会社
オーナーはサイモンだから(笑)
つまりそういうことだから・・・
サイモン・コーウェルは音楽プロデューサーですよ
元から金持ちだったけど、オーディション番組で発掘?した歌手の契約先は
自分の所有するレコード会社・・・彼は更に大金持ちになった
これはTVショーですから、エンターテインメントですから
そこの所を分かった上で楽しむのであれば問題無いけれども、訳も分からずオーディション番組を見て感動して泣いて、喜んでいる大人はもっと冷静になって物事を見据えないと
小さなことだけど、今回の内容は基礎中の基礎です
全て繋がっています
娯楽、戦争、流行り病…
このような事を理解できなければ、もう危険なレベルの世の中です
いつまでパンとサーカスを求めるのか
タダより高いものはない
ここまで読んで頂きありがとうございます
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