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DKM Bismarck 1941 ドイツ海軍戦艦 ビスマルク (Aoshima 1/700 waterline kit)

 1935年にドイツはヴェルサイユ条約を破棄し、新たにイギリスとの間に海軍協定を締結しました。この条約下で1936年7月起工し1941年8月に竣工したのが、ビスマルクです。艦名はプロイセンから統一ドイツ誕生で活躍した鉄血宰相で「いやな奴だよ(1878年ベルリン会議)」でお馴染みのOtto Eduard Leopold von Bismarck-Schönhausenから名付けられました。
 キットは、50年近く前に発売されたウォーターラインシリーズの記念すべき外国艦の第1号です。
 今では各社から1/700や1/350が発売されていますが、当時は資料も少なく「外国艦が売れるのか」という疑念の声の中、良く出してくれたと思います。
 ただ、この頃のアオシマの標準レベルのキットです。ドイツ海軍艦船装備セットの販売前でしたので、タミヤのシャルンホルストから多くの装備品を持ってこなくてはなりませんでした。
 でも、基本設計はしっかりとしていたようで、作ってみると思っていた以上の出来上がりにびっくりしました。
 まだティルピッツのキットが積んであるので、最新の資料を基にビスマルクとしてもう一度作りこんでみようかな?と思っています。

2011年11月 デティールアップ完了

旧Noのキットなので、現在のものと箱絵などが異なります。

 アオシマ 1/700ウォーターラインシリーズNo.100(現行No,618) ビスマルクです。

左舷後方部

 古いキットなのでモールドが少し甘めですが、塗装すると重量感があってしっかりとしたキットでした。
 高角砲、機銃、測距儀、艦載艇、艦載機等をシャルンホルスト級から移植しています。

左舷より

 制作後しばらくして、エッチングパーツが発売されたので、ディールアップしてみました。

左舷中央部

 航空識別マークは甲板に塗装したのか、シート状のものを広げていたのか、鎖との位置関係は・・・などと悩みました。今では入れないほうが主流のようですね。(自主規制しています)

上方より

 バルチックスキーム塗装についても諸説あるようなので、新造時の迷彩なしにしました。砲塔上の塗分けも省略しています。
(単にエアブラシを使っておらず、マスキング技術もなかったからなのですが)

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