Fairey Swordfish Mk.I Tamiya 1/48 #3
4.仕上げ
4-1.主翼の接着
下翼を胴体部に接着し(A)、次に胴体と下翼の接着部に主脚を取り付けて(B)、まず下翼をしっかりと固定しました。
上翼は胴体との間の短い支柱を先に接着し(C)、最後に上翼と下翼の間の支柱を接着しました(D)。
下翼の下面には爆弾架等(E)を、胴体下面には魚雷架(F)を取り付けましたが、爆弾や魚雷はこの段階では未装着としました。
4-2.主翼の張線とデカール
片翼に付き4箇所X字に張線を施しました(A)。柔らかい素材でテンションをかけようかとも思ったのですが、0.2mmの真鍮線にグレイ(507B)を塗ったものを使用しました。撮影の際は、画像のように後部を手で持って角度をキープすることになるので、胴体後部や尾翼の張線はまだ施していません。
さらに、デカール類も胴体後部には貼り付けずに、胴体中央右側にTypeA1(B)、上翼にTypeB(C)を貼ったのみとしました。
4-3.後部脚とアンテナ線
後部の脚を取り付け(A)、主翼上と尾翼の突起物の間と分岐して胴体後部を結ぶアンテナ線(B)を0.1mmのタングステン線で張りました。
スケモ祭り2024の撮影にはこの状態で臨みました。
4-4.完成
垂直尾翼と水平尾翼の間の張線を主翼同様0.2㎜真鍮線で施しました(A)。さらに、胴体後部の3箇所のモールドから水平尾翼上側と垂直尾翼下側2箇所に向けて張線があったようなので、アンテナ線と同じ0.1mmのタングステン線で張りました(B)。
ビール少尉機用の機体番号(C)、垂直尾翼のマーク(D)と主翼支柱の注意書き(?)のデカールを貼り(主翼下面にもTypeAのデカールを貼っています)、最後に魚雷(F)を抱かせました。
博物館展示風に左側はエンジン部分(A)とコクピット部(B)が透明となっています。このクリアエディションのおまけとしてデカール類もクリア対応しているというので使ってみましたが、確かにTypeBのデカールは色付き透明(C)となっています。ただクリアパーツではない主翼に貼るTypeA1なども色付き透明である一方、クリア部に貼る機体番号(D)などは不透明なのはちょっと解せません。
5.おわりに
ちょっとした思い付きと勢いで、今まで制作したことのない1/48というスケールの航空機を2機同時に作ってしまいました。
作り甲斐があり楽しく制作できたのですが、とにかくデカい!面積で1/700の戦艦4隻分にもなります。収納するケースもなく、積み上げることができないので、どうしようかと思っていたのですが、Can★Doで買った山田化学のミニチュアトラスセットが役に立ちました。4組使って縦に格納することでガラスケースにあまり場所をとらずに収納できそうです。
2024年10月制作開始 12月完成
© 2024 Thyme Craft All Rights Reserved.