奥能登国際芸術祭 Day2 時の流れと向き合う日でした

画像1 777福田さん( https://note.com/triplesevencs )主催の奥能登国際芸術祭 Day2です。今日は時間と記憶について感じる1日でした。
画像2 最初の作品です。使われなくなった保育所に町にあった人形たちが集められています。人形たちがこの町で過ごした時間と見てきたもの、そしてその思いが集まっています。
画像3 この町で過ごしてきた人形たちと向き合いながら、過疎化が進む町の過去と現在、そして未来を考えされされます。
画像4 次の作品は「種」:未来に向けた力強さを見て、ちょっとホッとします。
画像5 同時に種は過去の記憶を未来に届けるタイムカプセルであることを展示から感じました。未来は過去の記憶であるかも知れません。
画像6 廃線の駅です。駅をテーマにした作品は全部で4つあります。今日は3つを巡ります。
画像7 目の間に広がる光の反射や映り込む人の姿。どこからかきてどこかに行くことは入り口と出口の関係です。
画像8 そんなことを思いながら、空海伝説のある岬を散歩します。
画像9 海沿いです。かつての倉庫でしょうか。浮き玉のオブジェのガラスが光に照らされます。
画像10 湿った匂いがします。匂いに向き合うことで残酷な気持ちを覚えます。
画像11 別の海沿いの船をしまう納屋の展示です。
画像12 船が目指す先に明るい希望を見ることができます。
画像13 「人が集まる」と言うことは一体どんなものだったのか、過疎の猟師町で考えます。
画像14 仕事の充足感、家族、親戚、仲間と暮らすことについて、自分の未来に問いかけられています。
画像15 光は新しい可能性を与えてくれます。朽ち果てた家に開いた穴さえも希望に見えます。
画像16 心の持ちようと言うことを思い出しました。
画像17 駅の2つ目。なくなった線路の上に、廃材となってしまった資材が植木鉢として置かれています。朽ち果てるものと成長するもののコントラストが印象的です。
画像18 駅長室:何か忘れものはなかったでしょうか?自分に問いかけられました。
画像19 次はまた別の保育所です。ひびのこづえさんの作品。ハロゲンの入った風船に彩られたドレス。気持ちも軽くなります。
画像20 3つの駅の作品。この先が終点です。双眼鏡をのぞくと「別の未来がある」と言うメッセージが。
画像21 配線になった線路を最後まで歩いて終点から振り返ってみました。空は青いですね。
画像22 人が集まることはどうやら大きなテーマに感じます。船問屋さんの居間です。赤の持つ意味はなんでしょうか?
画像23 民家の一室。大漁を喜んだり、祝い事や悲しいことがあれば人が集ったことでしょう。その時に使われた食器がたくさん並べられています。
画像24 海沿いを歩きます。光は希望を感じさせてくれます。珠洲市特産品の瓦で作られたオブジェは日本海からの風に負けない力強さがあります。
画像25 次に訪れた保育所です。塩をテーマにした構成です。
画像26 塩は穢れを流してくれます。救われた気持ちになりました。
画像27 今日も空はたくさんの表情を見せてくれました。
画像28 最後に訪れた保育所のオブジェです。マトに向かってボールを投げることができます。うまくいってこちらの意図した音が出ると安心します。
画像29 保育所の隣の部屋では子供たちが作家のオブジェを使って自由創作中でした。見ているだで楽しいですね。
画像30 今日はこれで終了です。時間の流れ、過去、現在、未来と向き合う不思議な1日でした。時間の流れば残酷ですが、それでも希望を感じた1日でした。また明日も楽しみです。*追記です。10月30日は旧暦9月15日。大安、そして満月でした。

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森 浩昭 / Hiroaki MORI
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