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【まや】昨年は薄い感想しか書いていなかったので、今年は長めに頑張ってみたけどまとまらなかった。

こんばんは!まやです!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
エアコン漬けの日々ですかね?
いや、実は、私の家は少し変わっていまして…
エアコンあるんですけど、使わないんです。
基本的に夏は扇風機で過ごしています。
だから、この前のめちゃくちゃ暑い日も、相変わらず扇風機で過ごしていました。

扇風機の風を浴びながら

☝このことを思い出しました。
ハンディファンが熱風を生み出しちゃうから、猛暑日だと危険だよっていう話。
扇風機も例外じゃないですね…暑い部屋で回すと熱風地獄です…!!
扇風機の後ろに凍らせたペットボトルを置くとか、何かしら対策が必要だなと思った次第です。

みなさん、体調には気をつけましょうね〜

観劇記録

またもや、観劇記録です。

当日パンフレット
メニューみたいになっててかわいい👨‍🍳

スタジオ円公演『夏白菊』を観てきました。
昨年、45,46期の皆さんが出演されていた
お披露目かつ、スタジオ円初の公演『夏夜ノ華』と同じ、梅田雪那さんの作演出による
演劇集団 円の47期新会員のお披露目公演。

(『夏夜ノ華』の薄すぎる観劇記録はこちら👇)

『夏夜ノ華』と『夏白菊』を観てみて
梅田さんは、綺麗な物語を書く方だなぁと思いました。人が人と出会うことによって、変容していく有り様を描いているというか。
『夏夜ノ華』も『夏白菊』も、小さな偶然が積み重なって、大きな奇跡になっていく物語だなぁという印象を受けました。
スタジオ円公演の『夏◯◯』シリーズになっていくのであれば、今後とも追っていきたい!!


さて、物語の内容に入っていきます。
(内容を詳しく説明するわけではないので、観た人向けかなと思います🙆‍♀)

あらすじ

とある街にある洋食店「夏白亭」
開店前の店内には、何故かシェフに頭を下げ続ける男。
いつもと違う今日は、何かが起こる予感…。

チラシ裏面より抜粋

登場人物

友村…夏白亭のシェフ。
長田…夏白亭の開店前に現れた男。
笹木…夏白亭のスタッフ。
友村拓弥…シェフの弟。夏白亭の雑用を担当。
長田香織…長田の妹。

チラシ裏面参照

物語は、あらすじの通り「夏白亭」で長田という男が頭を下げているところから始まります。
暗転板付きで、頭を下げる構図になるんですけど、シュールで面白かったです。

この長田という男。
私は好きになれなかった〜!!
私だったら絶対に結婚したくないもん!!

「30歳までに結婚したい」という彼女の想いを叶えるため、彼女の30歳の誕生日にプロポーズを計画している長田(←彼女が30歳になるまでに結婚を決断できなかったっていうのも、長田の性格を如実に表している気がします)。
行こうとしていたレストランが行けなくなってしまい、誕生日当日、夏白亭でどうにかディナーをさせて欲しいと頭を下げています。

いや、ここまでは分かる!!!
しかし、断られてからの対応がなぁ〜。好きになれなかったポイントなんですよ。
逆ギレするし、レシピ盗もうとするし、人としてどうなん?って思ってしまいました。
それくらい必死なんだってことなんだと思うんですけど。「長田に夏白亭で過ごしてもらいたい」と、シェフに直談判までしてくれた笹木に対しての高圧的な対応は苦しかった…。

笹木も、妹の香織も、長田のために動いてくれるからこそ、もっと私も長田のことを愛して、物語を見守りたかったなぁと思ってしまいました。
でも、長田が最後謝罪したとき、許せちゃう自分もいて、完全に憎めなかった。ズルい!!!!


ここまで、長田を中心として物語を振り返ってしまったんですけども
この物語で、もう1つ大事なのが「シェフが長田のお願いを断った」という出来事です。

夏白亭は当日の飛び込み客には対応していないということでしたが、ディナーの予約も入っていないし、断る理由が特段ないんですよ。
この時までは、私もさすがに長田に同情しました。プロポーズしようとしていた誕生日当日に、レストランに行けなくなってしまった長田に対する情けはないのか?と。
でも、シェフは以前から薄情な人だったわけではないのです。笹木が「今までシェフだったら断ることはなかった、最近のシェフはおかしい」と言うくらい変わってしまっていたのです。

実は、長田が彼女に食べさせたいと言っているグラタンは、シェフには作れないのでした。
シェフがどう頑張っても、試行錯誤しても、先代の味と同じものにならない“ベシャメルソース”が使われているからです。
同じ味にたどり着けないことに悩んだ結果
シェフは1年程前から、ベシャメルソースを使う料理(グラタンや、クリームシチュー)をメニューからなくしていたのでした。
先代の味と同じものを作れないことで、どんどん自信をなくしていってしまい、プロポーズという大事な日に自分の料理を出すことすら引き受けるのが怖くなってしまったというわけです。

それを救ってくれたのは、笹木さんの熱い言葉でした。笹木さんのおかげで、再度ベシャメルソースに挑戦することを決めます。
トラウマに向き合う姿が素敵ですし、舞台終盤で長田に「食べていってくれませんか?」と下手に出てお願いする姿!!!!
大事なレシピ盗もうとした相手にお願いできるって、どんだけやさしい人なんでしょうか。
薄情者とか思ってごめん!!ってなりました。

やっぱり、こう考えると、良い人たちばかりだから、長田が気になっちゃうんだよなぁ…(笑)


長くなってしまいましたが、物語の内容(主に長田の話だけど)についてお話しました。

長田とシェフの話ばかりになってしまいましたけど、どの役も素敵だったし、その人だけのストーリーを持っている気がしました。
例えば、拓弥の笹木さんへの恋心とかね…💘
そういう要素が少しずつ見えたけれども、全部が舞台上で回収されるわけではないので、スピンオフ作品が観たくなるなーと思いました。

いや、ほんと、拓弥は沼ですよ。
演じていた東海は、相手から来たどんな台詞でもレシーブして返していて、やっぱこの人は化け物なんだなと改めて思いました。
きっと『夏白菊』で、さらにファンを増やしたんじゃないでしょうか?

あ、あと、客入れからずっと机の下にいた、妹の香織。あれはサプライズでしたね!!!
拓弥が香織に気づいた後の、笹木さんの「何もありませんよ?何かありましたか?」みたいな対応がツボでした(笑)

なんて駆け足に言いたいことだけ言いましたけど
観させていただいてありがとうございました。

私も頑張ります💪

舞台写真。夏白菊を添えて。
最後に

明日までなんですけど!!

範宙遊泳『心の声など聞こえるか』
面白かったのでぜひ!!
観劇記録は来週書こうと思ってます✨

では、また来週お会いしましょ〜!!

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