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【まや】好き×好き=幸せ。

先週は、投稿が土曜日になってしまったので
すごく早い頻度でnoteを書いている気がします。
また会いましたね、まやです。

いやぁ~今年度は、ちゃんと言語化をしようというのを試みていまして…!
と言いますのも、以前の自分のnoteを読み返すと内容が薄いものが多いんですよ!!!!
観劇記録とかは「観てよかった」で済ませちゃってて、全然感想とか書けてなくて…
だから、自分の思ったことを言語化するのに力をいれています。

で、何が起こっているかというと
noteを書くのにめちゃくちゃ時間がかかる。
水曜日に書き終わらないんですよ!!
だからね、先週なんかは土曜日になっちゃったわけです。どんどん力をつけて、水曜日投稿に戻していけるように頑張ります💪

観劇記録

前回のnoteの最後で言っていた通り

今回は、こちらの舞台の観劇記録です👇

劇場前ポスター

範宙遊泳『心の声など聞こえるか』

大学3年生くらいの時に、知人からオススメしてもらっていてずっと気になっていた範宙遊泳。
やっとタイミングが合って観劇することができました!!!!

と言っても、公式のYouTubeチャンネルに
過去公演の映像が無料で公開されているので
映像では観たことがありましたし
(コロナ禍にね、お世話になりました)

メンバーの福原冠さんは
2023年にロロの「BGM」と「オムニバス・ストーリーズ・プロジェクト(カタログ版)」で観ていた俳優さんだったので、初めてなのに初めてじゃない感覚が少しだけありました。

過去公演の映像から、範宙遊泳さんのイメージとして、“舞台に言葉が映し出される”とか、
プロジェクターを使っているイメージがあったんですよね。プロジェクター演出?みたいな。
実際、今回は劇場ロビーに「範宙遊泳ごっこフォトスペース」が作られていて
過去作品で使われていた映像を背景にして写真が撮れるところがあったので、このイメージは間違っていないと思うんですよ。

(☝これ観たら分かっていただけそう)

だからこそ、今回、上のようなプロジェクターの演出が“なくて”驚かされました!!

それと、もう1つ驚かされたことがありました。
2024年初観劇で行った王子小劇場『見本市2024』の中で、「次回公演あれば追いたいなぁ〜」と思うほど素敵な劇団に出会ったんですよ。
三転倒立という劇団です!!

その時観た『(なみだ)』の、作・演出をされていた狩野瑞樹さんが、今回の『心の声など聞こえるか』にご出演されていたんです!驚き!!

いやぁ〜、繋がっていきますね〜!
好きなものと好きなものが繋がるのって、この上ない幸せですよ。嬉しい。


雑談はさておき、舞台の感想を!!

⚠ネタバレ注意です⚠

私、全然事前に調べることなく観に行ったので『心の声など聞こえるか』というタイトルと、
ポスターに書かれている台詞などしか事前知識がなかったんですよ。だから、結構しっとりとした現代劇なのかな?なんて予想してました。
そしたら、舞台始まって早々、音楽照明合わさってめっちゃおしゃれだし、全然想像してもいなかったSFの要素満載だし。いやぁ~ぐっと惹き込まれちゃいましたね。

最初は分からない箇所もあったんです。
「こんなに語りかけているのに、どうして相手に声が届いてないんだろう?」って。
で、暫く見ていると
特定の動きをしながら話している時は、心の声。音叉を鳴らしたら、妄想に飛ぶ。
っていう約束事が分かってきました。
そりゃあ、どんなに語りかけても聞こえていないはずですよね。心の声なんだから。
それこそタイトルで言ってますもんね『心の声など聞こえるか』って。

心の声と妄想、人それぞれで面白かったです。
心の中で思うことだから、実際にはできないことを自分勝手に色々できてしまうんですよね。
例えば、苦手な相手を妄想の中でぶん殴る人もいれば、そんな悪い方向に考えなくてもいいじゃんっていうくらいの被害妄想する人もいる。
それが舞台上で可視化されているんですよ。
その人の表面には出てこない部分を覗き見できることで、より人間味を感じるというか。その人のことが分かるし、愛せました。

そんな中、井神沙恵さん演じる、隣人のゴミ捨てに異様な執着をみせる妻は、1人だけ観客に心の声が聞こえないんですよ。
夫と、隣人夫婦の心の声は聞こえるのに!!
観終わってから振り返ってみると、妻は心の声が聞こえる人だったので、もしかしたら観客は妻視点からこの物語を覗き見していたのかな?とか
観客も知らぬ間に、シリウス星から能力が授けられていたのかな?とか色々考えました。

人って、心の中では強い思いが巡っているのに
その思いを素直に言葉にして口に出すことができる人って殆どいないですよね。
福原冠さん演じる、炎上して社会的制裁を受けたコメンテーターの夫も、心の声では簡単に何度も「僕は妻を愛している」と言えていたのに、実際口に出そうとするとなかなか言えない。
そんな夫が妻に「愛している」と言葉で伝えようとする場面にはグッと来ました。

いやぁ~最後、鳥肌たったなぁ…。
パパラッチに朝イチで家に来てねって笑顔で言うから、何かあるんだろうなとは思ったけど…。
どうして星になることを選んだんだろう。
2人にしか分からない愛の形なのかもしれない。

最後に

山本卓卓さんによる演出での劇団公演は
今回で、ひと区切りになるそうですが、その前に観ることが出来てよかったです。

これからも楽しみです!!

では、また来週お会いしましょ〜!!

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