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【まや】現状、今年一番だと思っている観劇の記録。

みなさん、こんにちは☀
最近、暑さに体力を奪われている気がします。
どうも、まやです。
20分歩くだけでかなり消耗する。
今日は大雨です。雨の中歩くのは、暑くないけれども、かなり憂鬱。
しっかり寝て、しっかり食べて、体力つけるぞ💪

観劇記録

前回のnoteで少しだけ話を出していたんですけど

劇場前ポスター

モダンスイマーズ『雨とベンツと国道と私』を
観劇しました。

カーテンコールで拍手を送っている中
本当に素直に冗談抜きで「今年で一番だ」って思いました。
そう思ったので今年の観劇リストを見返してみると、「あーこれも良かったよなぁ」と、いいなって思える舞台たくさんあったんです。
でも、見返して思い出すのではなくて、観ていてる時から「今年一番」と、そう思えたのは初めての感覚でした。

モダンスイマーズさん、3年前くらいにオススメされていてずっと気になっていたんです。
なんでもっと早く観に行かなかったんだろうって思うし、気になっていたアンカル(蓬莱さんプロデュース)を観ておくべきだったなぁとも思ったけれど、後悔してもしょうがない!!
とりあえず、今回出会えてよかった!!!!

というか、本当に面白い舞台は眠くならないってこのことだなと思いましたね…!
凄く正直な話をしてしまうと、最近舞台を観ていると眠くなる瞬間が多々あってですね…。
私は少し眠くなってしまったけども、評判いいし、眠くならなかった部分は面白かったから良い舞台なんだろうと、何かを飲み込む瞬間があることもありました。
そのことを友人に話したときに「いや、本当に面白い舞台は眠くならないよ」って言われていたんですけど、それを実感しました。

前回のnoteでも言いましたが、30日までやっているのでぜひ観に行ってほしいです!!
当日券ない日もあるみたいですが…!!!!


⚠ネタバレ注意⚠
(ネタバレ注意と言っても、上手くまとめられないと思うので観た人向けになるかと思います)

ステージナタリーさんでも紹介されていますが

『雨とベンツと国道と私』は、“罪と許し”というテーマで描かれています。

過去にパワハラ問題を起こして世間の批判の的となった映画監督と、そのパワハラ問題が起こった撮影現場に手伝いとして参加していた女性が
数年後にある女性が企画した自主制作映画の撮影現場で再会することで起こる物語。

映画の撮影現場の話になっているけれど、演劇界でも起こり得ることだし、創造に関わっている身としては決して他人事にはできない話でした。

印象に残ったのは
「死にたいけど、生きていたい」っていう映画監督の叫びに近い言葉。
パワハラ問題を起こした彼は、SNS上に音声が拡散されたことによって世間からの批判を浴び、
好きだった映画を創ることも、観ることもできなくなり、譲り受けたベンツだけが彼に残る。
ベンツに乗っているシーンでの台詞です。

もちろん、映画を創ることも、観ることもできなくなったのは自業自得。でも、この監督の映画に対する熱は嘘じゃないと感じたし、なんだか完全に悪者だとは言い切れないと思ってしまいました。だからと言って、暴言・暴力は絶対に認めてはいけないんですけどね。
この監督がそうなるに至ったのは、そこまでに身を置いていた環境の影響もあるだろうし
暴言・暴力以外の方法で自分の気持ちを表現する術を知らなかったのもある。

んーー、なんだかなぁと思ってしまいます。

多分そうモヤモヤしてしまうのも
昨今のハラスメントについて、ちょっと腑に落ちないところがあるからかもしれません。
事件が起こるとか、あるいはハラスメントで訴えるとか、そういう大事になるまでに
言い合えて、歩み寄れる関係を作れないものなのかと疑問に感じてしまいます。でも現実は、そう簡単にいかない、厳しい世界。
(ハラスメントに関して、まだまだ知識が浅く
配慮に欠けるところもあるかと思います。不快に感じた方がいらっしゃったら申し訳ないです。)

人は変われるのか、人は人を許せるのか
今後どうするべきなのか、考えさせられました。

魅力的な登場人物ばっかりで、好きなシーンもたくさんあるんですけど
これ以上書くと止まらない気がするので
今回は、ここまで!!!!

観ていない方は、ぜひ観ていただいて
直接語り合いましょうね。
そして、もう観たよって方、語りましょうね!!

では、また来週お会いしましょ〜!!


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