パレスチナ旅行の前に
蜂蜜色の城壁に青い空!世界中を旅した人も「エルサレムが一番ヤバかった!」というくらい、一度行ってみると多くの旅人がエルサレムの虜になります。いつか行きたいと憧れる一方、エルサレム旅行は治安の悪いイメージがあるのも事実。
TABIPPOのハワイ記事を揶揄をしちゃいましたが、もうすぐエルサレムに向かい気持ちの高鳴り。
私にとってパレスチナ・エルサレムとはハワイなんですよ!
どんな風にパレスチナまで向かうのか、旅の基本に立ち返りレポートしてみます。
安い時期・高い時期って?
今はまだ直行便がなく、キャセイパシフィックやアエロフロートが格安です。航空券の値段は大きく変動は見受けられないけれど、宿代が変わってきます。それはすべて宗教の影響で!
エルサレムはご存知の通り、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地なので大きな宗教行事があれば世界中から信者が訪れ混み合い、宿の空室も少なくなり値段も跳ね上がります。
しかし!!ユダヤ教はユダヤ暦、イスラム教はイスラム暦を使っていて、わたしたちは西暦言い換えればキリスト歴を使っているので、キリスト教のお祭りは毎年同じ日(わたしたちにとって)だけど、ユダヤ・イスラムは毎年少しずつずれが生じます。
4月のイースター、12月のクリスマスは格段に上がります。特に4月は季節もいいのでね。パレスチナだって四季があって特に標高の高いエルサレムは普通に冬は寒いです。12月クリスマスのエルサレムそしてベツレヘムは盛り上がります。まあ、ベツレヘムは4月に行ってもクリスマスツリーの残骸はありましたよ。夏に行くといつもないので、もしかしたら6月くらいまであるのかな。それか自然風化を待っているとか?
気をつけないといけないこと、それは曜日!
わたしたちの感覚だと土日が高いと思いがちじゃないですか?気をつけないといけないのは金曜日夕方から土曜日夕方!なぜなら、シャバット!!ユダヤ教の安息日なんです。それってお店が閉まるだけでしょ?って思いました?思いますよね!交通機関もストップします!もし空港に土曜日の昼間に着いたら・・・電車・バスは使えません。タクシーになってしまってそれはそれは割高なものになってしまいます。
ヨムキプールに被ったら空港も閉鎖されるのでご注意を!
ここまで曜日について書きましたが、ユダヤ教基準です。エルサレムでもダマスカスゲート側、ライオンゲート側の東エルサレムはパレスチナなので、アラブ人たちの居住地(入植地はあるけど)ここの人たちのほとんどはイスラム教なので、ユダヤ時間は関係なくイスラム時間で生きています。シャバットになってもお店も開いているし、アラブバスは運行しています。金曜日はイスラム教の集団礼拝なのでお店が閉まっていることもありますが、午後になるとオープンしてきます。アクサモスクにお祈りに行って、昼過ぎには戻ってきます。一瞬ガランとする東エルサレム、お祈りが終わると一斉に戻ってくるので一気に人が溢れかえります。人が溢れるところにトラブルあり。ご注意を。
予防接種は必要?病気対策は??
エルサレムで注意するのは蚊からのマライアでもなく、犬からの狂犬病でもなく(いやどちらも一応注意して!)なんと言ってもエルサレム症候群!
エルサレムにいる!ってことに興奮してもう訳クチャわからなくなる症候群なんです。わかります、その気持ち!エルサレムってだけで興奮が抑えられなくなるの!でも一旦深呼吸しましょう。落ち着きましょう。エルサレムは逃げませんから。
ツアーと個人どっちがお得?
ツアー調べてみました。だいたい、ヨルダンのペトラ遺跡、死海、そしてエルサレムで30万円から40万円くらいみたいです。<ペトラ(2・3泊目)・エルサレム(5・6泊目)>
個人で行くとなると、飛行機が往復12万円くらいです。宿はドミトリーの安宿でだいたい1泊3000円ちょっとくらい?ランチはエルサレム旧市街のアラファトで1000円ほど、もし節約するならファラフェルサンド300円とか?ちなみに、テルアビブの空港からエルサレムまで行きの電車は無料です。(Suicaみたいなカードを作る必要有り)
この辺は好みですよね。連れて行ってくれる安心感、煩わしさを請け負ってくれる便利さ、心地よさに払うお金はプライスレス!
自分で手配する計画する楽しさ、ワクワクドキドキの冒険気分、人に合わせなくていい自由さはプライスレス!