目の前の子どもが間違いを犯しそうになっていたら
先週、愛知県長久手市にある「ジブリパーク」に行った帰りのこと。
名古屋駅の新幹線ホームで、のぞみ号東京行きの自由席の列に並んでいると、帽子をかぶり、茶色いリュックを背負った小学校高学年ぐらいの女の子が足早に近づいてきました。
近くに親らしき人影は見当たりません。
子ども1人で新幹線に乗ってどこかにお出かけでしょうか。珍しい。
女の子はそのまま、先頭に並んでいた私の右隣で足を止めました。
・・・・・ん??あれれ??
列の最後尾に、並ばないの???
戸惑っている間にも、乗る予定の新幹線がホームに入線し、続々と大阪方面から来た乗客が降りてきます。
女の子はその場から一歩も動きません。
まさかこの子・・・
列に並ばず、割り込みで新幹線に乗ろうとしてる???
見かねた私は、ついに女の子に声をかけました。
「きみ、乗るなら列の後ろに並ばないと・・・」
私が言い終わるか終わらないうちに、女の子はサッと列の後ろの方へと駆けていきました。
一連の出来事を経て私は思いました。
「私・・・進化してる!!」
(特に男性から)変な因縁をつけられるのが怖いので、
ホームでぶつかられたり、
電車内で足を踏まれたり、
座席の隣の人が思いっきりもたれかかってきたり、
優先席付近で「何携帯いじってんだよ」といちゃもんをつけられても、
とにかく「面倒ごとには巻き込まれたくない」という一心で黙って耐えてきた私ですが・・・
相手が子どもとなれば話は別です。
決して子どもを舐めているとかではなく、目の前にいる子どもが間違いを犯しそうになっているなら、自分は大人としてきちんと諭してあげなければいけない、と思ったのです。
このまま見て見ぬふりをすることもできましたが、「善悪の区別を養いきれていない子どもを教え導くのは大人の役割だ」と思うと、放っておくことはできませんでした。
いや~、自分で言うのもなんですが、いいことしたな~😊
今思えば、あの女の子も、小さいうちからたった1人で新幹線に乗るなんてえらいですよ。
私なんて、子どもの頃に1人で新幹線に乗ったことないですし。。。
でも、ルールはちゃんと守らないとね!
子育て経験があるわけではないですが、これからも自分のできる範囲で目に入る子どもを見守っていこうと思うのでした✨