自動車整備士「資格手当」の新設
2023年12月20日、国土交通省は自動車整備士の資格手当の新設を発表しましたね。
これは、自動車整備士の資格取得を促進し、自動車整備の質の向上を図ることを目的としています。
新設される資格手当は、自動車整備士の国家資格や、民間の認定資格など、自動車整備に関する資格を取得した際に、会社から支給される手当です。
手当の額は、資格の種類や難易度によって異なり、月額1万円~3万円程度が想定されています。
資格手当の新設は、自動車整備士の資格取得を促進するとともに、自動車整備の質の向上につながることが期待されています。
具体的には、以下の効果が期待されています。
自動車整備士の資格取得を促進し、自動車整備の担い手を確保する
自動車整備士のスキルアップを図り、自動車整備の質を向上させる
自動車の安全性と環境性能の向上に貢献する
具体的な手当の支給条件や額については、今後、国土交通省がガイドラインを策定する予定です。
資格手当の導入に先駆けて、一部の自動車整備関連企業では、独自の資格手当制度を設けているところもあります。例えば、某グループ企業では、国家資格の「自動車整備士」や「自動車検査員」を取得した際に、月額1万円~3万円の資格手当を支給しています。
資格手当の導入により、自動車整備士の資格取得がより身近なものとなり、自動車整備の担い手確保や質の向上につながることが期待されます。
参考になれば幸いです。
社労士/労務管理コンサルタント
山下