インターフェースデザインの心理学という本を読んでみました。
はじめに
初めまして。今年の4月から社会人になりました。都内の某企業で見習いのデザイナーとして日々、研修をしております。
通勤時間等の空き時間を利用して読んだ本の内容を文字として残すためにnoteに記事を残していこうと思います。
大学在学中も研究室のゼミの課題として1週間に1冊、本を読み、「自分がどう感じたか」のレジュメ提出とプレゼン発表がありました。ただ読むだけと比較すると他の人に説明するため記憶として残りやすいです。社会人になっても継続していきたいと思っています。
読んだ本について
インタフェースデザインの心理学という本を読んでみました。人はどのようにインタフェースと向き合っているのか、人はどのように感じているのかということが各章で説明されています。
特に印象に残っている内容
情報は少ないほどきちんと処理される
あたり前のことなのですが、意外とできていないことが多いです。脳が一度に処理できる情報には限度があります。無意識的ではなく、意識的に処理しようとするとわずかしかできません。しかし、一度に多くの情報を与えてしまうことがあります。ユーザは何を求めているのか、常に考えながら1番に伝えたいことを伝えることが必要です。
Webサイトだと伝えたい情報に重点を置いて伝えようとすると1ページあたりのコンテンツ数が減少するため、ページ数が増加します。そのため、階層の深層化と情報にたどり着くまでのクリック回数の増加に繋がります。私は詳細情報にたどり着くまでにクリック回数はできるだけ少なくするべきだと思っていました。
重要なのはクリックの回数ではない
クリックを行う度に適度な情報を得ながら先に進めるのであれば、クリックを行なっていることを意識させません。そのためには、どこをクリックして良いのかといった迷いを無くし、スムーズなページ遷移を行うことが必要です。何回クリックを行なっているかよりも、段階的開示を行うことを検討する方が重要であるということです。
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