BTS入門編:新しい文化との出会い④距離感(特にSUGA&RM)
韓国文化との出会い again
前記事③では「食べさせ合い」について語りましたが、引き続き韓国文化の中でも「おお……!」と思ったものを挙げてみたいと思います。
近すぎる距離感
これは外せないですよね、アミヨロブン……!
①でもちょっと触れたのですが、語り切れなかったのでリベンジ行きます!
お約束ですが、バンタンの距離の近さとスキンシップの多さには、口を覆って後ずさりしました。
「韓国では同性の友人同士で手をつなぐのは普通」などの知識はあったものの、いざ目の前で成人したイケメン同士がほっぺたくっつけあってたら冷静でいられるわけがありません。無理でしょ。
最初、狭い楽屋でめちゃめちゃくっついてるバンタンを見た時は、画角調整が癖になってるのかと思いました。七人で一画面に収まるの大変ですよね、的な。
まあ、すぐ「画角調整に手つなぎや膝座りはいらないのでは」ということに気づくわけなんですが。
距離感0どころかマイナスなバンタンに動揺する私の心の拠り所は、SUGAとナムさんでした。
この二人はわりと比較的パーソナルスペースが広く、私たち日本人に近い感覚を持っているように見えたんです。
まあ、ただ、見ているうちに「やっぱりこの人も韓国人だったか……!(当たり前)」ってなったんですけどね。
というわけで、今回は距離感の話です。
SUGAの距離感
SUGAというと、テテに抱き着かれて「やめろー」って身をよじるシーンをよく見かけたので、最初はベタベタするの苦手なタイプかなって思ってました。過去形。
しかし大量にあるまとめ動画を摂取しまくった結果、早々に「この人、拒んではいないんだな……」って思うようになります。
時系列順に追ってれば違うかもしれないんですが、後発新規なもので最初から「사랑한다(サランハンダ/愛してるよ)」メール事件とか「シュチタ」でのバンタンペンぶりとかを見ているため、砂糖慣れしております。
既に「ツンデレ」キャラすら危ういかもしれない。「ツン」が息をしていない。
そもそもバンタンのスキンシップって濃度が高いから、多少の塩どころでは日本人の通常レベルに追い付かないんですよね。
素人から見たら、SUGAの距離感もわりとバグってます。対SUGA特攻隊長・テテがまたいい仕事をしますからね。GJ!
好奇心を押さえられずにちょいちょい触った上、気が付かれるとさりげなく離れるところがマジ猫っぽいSUGA、置いておきます。
ナムさんの距離感
ボンボヤージュで、テテの
「一緒に寝る時、抱き締めていいですか?」
「僕のこと好きですよね?」
「じゃあ手を繋いで寝ていいですか?」
っていうクソ凶悪なおねだりに屈せず一線を引き続けるナムさんの姿を見た時、「この人は信用できる」と思いました。何が。
いや、この鋼鉄のパーソナルエリアなら、そうそう崩れて私たちを動揺させることもあるまいと思って😇
ただ、ポケモンシール集めてたりするエピソードからも伝わってきますが、ナムさんて「かわいいもの好き」なんですよね……。
テテとジミンちゃんが小指並べて長さ比べた時、ちっちゃすぎるジミンちゃんの小指に「キヨウォーーー!」って絶叫してたのは忘れられません。
誰の心の声が漏れたのかと思ったらリーダーじゃないですか!
犬好きがかわいい仔見たら「わあ、撫でてもいいですか?」って言いつつ返事来る前にもうワシャワシャしてるように、ナムさんも「キヨウォ(かわいい)」って思った瞬間、もう行動に出してることが多い気がします。
体格を生かした上方からの抱き寄せや頭撫でが多いので、保護者みというかパパっぽさが迸ってますね。
相手は主に、パーソナルスペースの破壊者・マンネラインですが、たまにジン君やSUGAにもやってて、バンタン全員がターゲットレンジにいるということがわかります。さすがリーダー。
自分から行く分には、肩組みなど腕から先のスキンシップに留まりがちなナムさん。
それが彼のパーソナルスペースかなと思っていたのですが、やられる分にはわりと無抵抗に受け入れますね。膝座りとか。あ、いいんや……って思いました。
されるがままメンバーの体重を受け止める安定感は、まさにグループの礎。好きです。
若干疑っているのですが、もしかしてこの人が自分から行かないのはパーソナルスペースが広いからじゃなくて、
「スキンシップ=かわいい(愛嬌の一種)=俺などには似合わない」
っていうやさぐれた自己評価のせいであって、もしジミンちゃんみたいな見た目だったら気にせずやってたって世界線はありえたりするんでしょうか。
いえ大丈夫です。正解は知りたくありません。この妄想はもう少し楽しんでいたいから。
一番距離感がある組み合わせは?
自分が見た中だと、バンタンの中で一番密着度が低いのは、やはり「SUGA→ナムさん」パターンだと思います。
ナムさんからハグや肩組みしていく姿はまだ見ますが、SUGAから行くのはかなりレアじゃないでしょうか。特に年齢が上がってからだと、ステージ外ではあまり見ない気がします。
色んな関係性が絡み合って闇鍋みたいになってるバンタンの中では、最もライバルみを感じる距離感の二人。
溢れ出るテストステロンが反発し合うというか、共に一家言持つ音楽家でありラッパーでもあるというプライドがヘソ天状態での甘えを許さないというか、何かしらの最後の砦があるのを感じますね。
まあ、それも崩れる時は崩れるのですが。距離感あるって言っても、所詮バンタン内の比較なので、日本人にとっては高みの戦い。神々の戯れですよ。
とりあえず、ヒリつく男同士の絆だろうがヘソ天ナムギだろうが、尊いことには変わりないので問題ありません。そのままでGO!
メンバーを支えるヒーリング効果
くっつきまくって一体化してる推しの姿は、私たちにとっては癒し効果抜群のお宝映像でしかありませんが、彼ら自身にとっても癒しなんだろうなと思う瞬間があります。
押しも押されぬトップスターなバンタンですが、それでも緊張するシーンはあるもの。
ソワソワしたり表情を固くしたりしながら仲間にくっついてる姿は、母親の服握り締めてる子供みたいで、「頑張れ……!」って励ましたくなります。
バンタンのくっつき合う姿には、仲の良さだけでなく、彼らが互いに助け合ってきた背景が垣間見えます。
ソロ活動では皆口を揃えて「メンバーがいなくて寂しい」って言ってましたが、これだけ心理的にも物理的にも支え合ってたらそうだろうなあと思います。
互いのトラウマまで知り尽くした家族で同僚で戦友ですからね、そんな関係なかなかないっていうか、唯一無二です……。
ソロ活動といえば、最年少のグクは「バンタン=世界」みたいな側面があったんじゃないかと思うので、一人でよく踏ん張ったなあと思ってます。石ころ時代に、飛躍するためのエネルギーを貯めてたのかもしれませんね。
久々にメンバーといる安心感で感情のタガが外れたのか、Vヒョンに全部任せてかわいい屋さんを開店してた試写会動画は、砂を吐くほど愛らしかったです。落差がすごいよマンネさん。
まとめ
ものすごい距離感の近さで、見る者の度肝を抜いてくるバンタン。
よく考えたら、バンタンからARMYへの愛も大概距離詰めすぎ感漂ってましたね。そうか、知らないうちに私たちも術中に陥っていたのか……!
ソロ活動や兵役を経て、再び7人が集った時、彼らの距離感はどうなってるんでしょうか。
一人で立つ力を得て前とは違う距離感を保つのか、それとも平常運転でバンタンだまりを作るのか、確認する日が楽しみです!
ロラパルーザのホプミン見てたら、後者な気もしますが……(*ノωノ)