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ARMY目線:ミン・ヒジンを巡る騒動
【追記:2025/1/21】最近の状況を追記
HYBEと子レーベルによる経営権争い
色々話題が広がっていますが、基本的にはHYBEの子レーベルであるADORで起きた、経営権をめぐる争いだと認識しています。
時々バンタンにも飛び火してくるので、追ってはいるのですが、いかんせんガールズグループ関連の話が多すぎるので、主題がわかりません。なので、一回整理のために自分でまとめてみました。
長すぎるよ!という方は、目次から「BTSはどう関係してるの?」以下をどうぞ。
基礎知識
主な登場人物
HYBE:BTS(防弾少年団)が所属するBIGHIT MUSICの親会社
ADOR:HYBEの子レーベルで、NewJeansというガールズグループが所属
ミン・ヒジン:ADORの元代表取締役兼NewJeansのプロデューサー(退社済み)
ADOR
ADORは、HYBEが2021年に約18億円を投資して設立した子レーベルです。
大雑把に言うと、HYBEがミン・ヒジンとNewJeansのために作った会社だった、と見ていいと思います。
現在新人発掘オーディション中。
簡単な流れ
争いの流れ
HYBEがミン・ヒジンが背任を企図しているという情報を得る
ADORを監査し、ミン・ヒジンの代表取締役解任を試みるHYBEはミン・ヒジンを業務上背任の疑いで告発
解任されると、ミン・ヒジンは約110億円を入手する権利を失う
ミン・ヒジンが記者会見および法的手段で抵抗
裁判所がミン・ヒジンの主張を一部認める仮処分を出す
独立を計画したことは明らかだが実行したとは言えない、という内容
ミン・ヒジンは解任を逃れたが、側近2名は解任
ADORが取締役会を開きミン・ヒジンを解任
新しい代表取締役が就任
ミン・ヒジンは社内取締役に降格、プロデューサーの地位はそのまま
ミン・ヒジンが再び代表取締役に戻ろうと法的手段に出る
裁判所に却下され、代表取締役復帰への法的根拠を失う
続くADORの取締役会でも否決
ミン・ヒジンがHYBEにプットオプション行使を通知
ミン・ヒジンがADOR退社を発表
両者の主張
HYBE側
ミン・ヒジンがADORの経営権を奪おうとした
ミン・ヒジンが信頼を裏切ったから株主間契約は無効
ミン・ヒジン側
HYBEが不当な待遇をした
解任は不当であり、株主間契約違反をしたのはHYBEである
メインはADORに対する背任容疑と、株主間契約違反の責任。
背任容疑については、現在警察が捜査中。株主間契約違反については、今後の展開が待たれます。
「HYBEが不当な待遇をした」という主張に絡んで、話題が広がりまくっている状況ですが、メインの話は経営権と株主間契約です。
もう少し詳しい経緯
2024/2/?
HYBEとADORの間で株主間契約の見直しがあり、ミン・ヒジンから以下の申し出があった。HYBEは拒否した模様。プットオプションの比率の大幅引き上げ(13倍から30倍へ)
NewJeansの専属契約を取締役会を経ずに解除できる権利
2024/4/22
HYBEがADORに対して「経営権奪取企図」を理由に監査に着手し、ADOR臨時株主総会を通じてミン・ヒジンの解任を推進。2024/4/25
ミン・ヒジンが記者会見。2024/4/26
HYBEがミン・ヒジンを業務上背任の疑いで刑事告発。2024/5/7
ミン・ヒジンがHYBEを相手に、議決権行使禁止仮処分を申請。2024/5/17
ソウル中央地裁でミン・ヒジンとHYBE側の仮処分申請審問が行われる。2024/5/30
裁判所がミン・ヒジンの議決権行使禁止仮処分申請を認める。背反の企図は認められたが行為は認められないとし、ミン・ヒジンの解任に一旦ストップがかかった形。
2024/5/31
ADOR臨時株主総会が開催される。ミン・ヒジンの解任は阻止されたが、HYBE側が推薦した3名の取締役が選任される。ADOR取締役代表を選出する取締役会が、実質HYBE派になった。
2024/6~7?
株主間契約解約を通知し、HYBEが株主間契約解除確認の訴訟を提起。5/30の判断で企図は認められたため解除した、という流れ。
2024/8/27
ADORが取締役会を開き、ミン・ヒジンの解任と新代表キム・ジュヨンの選任を決定。2024/9/13
ミン・ヒジンが再度仮処分申請を提出。ADOR臨時株主総会を招集し、自身を取締役に再選任した後、代表取締役として選任することを要求。2024/10/29
ソウル地裁が、ミン・ヒジンの代表取締役の再任を求める仮処分を却下。翌日のADOR取締役会で、ミン・ヒジンの代表取締役再選任案が否決。
2024/11/初め
ミン・ヒジンが、HYBEにプットオプション行使を通知。2024/11/20
ミン・ヒジンがADOR社内取締役を辞任すると発表し、プットオプション行使による代金請求訴訟を提起。
2025/1/21時点では、HYBEの子レーベルBELIFT LAB・SOURCE MUSICがミン・ヒジンに名誉棄損や業務妨害に対する損害賠償を求めた件が、1/10に初公判を迎えています。
ミン・ヒジンは現在、セクハラ・BELIFT LAB・SOURCE MUSIC・背任・Dispatch記者・HYBE幹部の名誉棄損・労働庁陳情など、20件ほどの訴訟を抱えており、証拠確認などの手続き作業だけでパンクしているのではないかと言われています。
主な争点
ミン・ヒジンの背任行為は立証されるか。
HYBEとミン・ヒジン、株主間契約違反の法的責任はどちらにあるか。
これ以外の争点は基本主題に関係ない別件であり、絡めると論点がズレるので分けた方がいいと思います。
1は近々結論が出るそうです。と言いつつまだ出ません。
紛争の行方を左右するミン・ヒジン元代表の背任容疑に対する警察の捜査が最終段階に入った
2は、ミン・ヒジンのADOR代表再任への道は法的に閉ざされ、次の段階(退社と株式売却)へ。
株主間契約上、ミン・ヒジンは「2024/11から株式売却可能、売却後1年間は競業禁止」でしたので、可能になった瞬間実行に入ったことになります。
ただし、株式売却の実現の前に、契約の有効性を巡る裁判の結果を待つ必要があると思われます。
お金の話
クリエイティブの面は客観的評価や統一基準が難しいのですが、裁判になってる主張をまとめると、基本はお金の問題です。
株主間契約
HYBEはミン・ヒジンとの株主間契約を解除し、裁判所に株主間契約解除の確認訴訟を提起しました。
この株主間契約については、「代表取締役としての地位保障」「プットオプション(株式売却請求権)」も含まれています。プットオプションの解除により、ミン・ヒジンは約110億円(1000億ウォン)を手に入れる可能性を失いました。
ミン・ヒジンは解除無効を訴え、ADOR代表再任を求めていましたが(再任=契約有効、という理論)、裁判所が却下したため、再任に関しては法的根拠を失いました。
その後、ADOR退社発表の中で「HYBEとの株主契約を解除し、株主契約違反の法的責任をHYBEに負わせる」と発言しており、どちらに契約違反責任があるかを争う様子を見せています。
要するに、「解除したのは自分側で、そうさせたのは相手である」と裁判所に認めさせた方が勝ち、そうでなければ金銭的損害が発生する、という状況です。
プットオプションとコールオプション
プットオプションとは、ミン・ヒジンが決められた時期に決められた価格で、自身が保有するADOR株をHYBEに売却できる権利で、大きな経済的利益を保証するものでした。
ミン・ヒジンはHYBEに対してプットオプション行使を通知し、請求訴訟を起こしました。金額は260億ウォン(約29億円)相当と見られます。
算定基準年度の営業利益を鑑みるに、この金額は売り急いだ(ADOR離脱を優先した)との見方がされています。
逆にコールオプションという、ミン・ヒジンらが契約に違反した場合、HYBEがミン代表らの保有株式をすべて買い取ることができる権利も存在します。この場合、買取価格は「1株当たり額面価格と公正価値の70%に該当する金額のうち、さらに少ない金額」になります。
株主間契約の解除と契約違反が認められた場合、ミン・ヒジンは約110億円(1000億ウォン)手に入るはずが、約3億800万円(28億ウォン)しか手に入らないのではないかと見られています。
現在、HYBEからは背任容疑での刑事告発と、株主間契約解除確認訴訟が、ミン・ヒジンからはプットオプション請求訴訟が起こされており、それぞれの結果が待たれます。
裁判が早く進むといいですね。
記事和訳:要約は1枚目
— 音色 (@thracia776_bts) November 20, 2024
元記事:
本案訴訟の初回期日、来年1月にhttps://t.co/bOGp7hS3iU
元記事による要約:
・HYBEが提起した「株主間契約解除確認の訴え」
・訴状受付から6ヶ月、ついに初の審理が進行
・ミン・ヒジンの「プットオプション行使」可能性を巡り激しい対立が予想される pic.twitter.com/zlPx1UZfnn
(彼女の対応遅れによる裁判遅延はBELIFT LABからも指摘されており、欠席裁判の手続きをされてからミン・ヒジンが反応する流れは共通している。ちなみに、複数訴訟があるけど、彼女からは自分の利益に関する訴訟しかしていない)
ちなみにミン・ヒジンはADORの株を18%(2024/4時点で573,160株)所有していますが(HYBEが80%、残り2%がその他役員)、これを購入する時パンPに約39億4000万ウォン(利息含む)借りています。
もし仮に、ここに裁判費用と契約違反の違約金が重なった場合、多少のマイナスでは済まないと思われます。訴訟されてるのHYBEだけじゃないしね……。
訴訟費がこれまで23億ウォンかかった。引き続き意味のない訴訟対応をすると破産が起きる構造だ。私はお金を貯めるスタイルではない。考えているように金持ちではないが、私が訴訟費のために家を売らなければならない。
(中略)
3ヵ月で訴訟費が数十億ウォンも増えるのに、一般人が耐えられるだろうか。
NewJeansのプロデューサー「ミン・ヒジン」氏。その自宅が、仮差押えを受けたという。裁判所に「仮差押え」申し立てを行ったのは、「セクハラ」被害を訴えているADOR前社員だという。
その他
関連する騒動(訴訟案件)
ミン・ヒジンが他グループに対して行った発言に対し、同じHYBE子レーベルの「BELIFT LAB(ILLIT所属)」「SOURCE MUSIC(LE SSERAFIM所属)」が業務妨害と名誉毀損で訴訟中。
2025/1/10初公判。ミン・ヒジンは全面否定。
ADOR元職員が在職中にセクハラを受けていた件に絡み、ミン・ヒジンの対応が不適切だったとし、名誉棄損と個人情報法違反の疑いで訴訟中。
2025/1/6調定期日。謝罪すれば和解もあり得ると申し出に対し、ミン・ヒジンは拒否。
BTSはどう関係してるの?
基本、HYBE/ADORとミン・ヒジンの話なので、BTSは関係ありません。
ただHYBE最大のIPなので無関係とはいかず、何度か言及されています。ミン・ヒジン自身も釈明はしましたが、発言自体は否定していません。
BTSに関する言及①MV関連
同メールのキャプチャーには、外部には知られていないADORの新しい主張も盛り込まれ、目を引いた。HYBEがミン・ヒジンと事前の打ち合わせを経ず、現NewJeansのメンバーで、当時練習生だったミンジとハニをBTS(防弾少年団)のミュージックビデオに出演させたという主張だ。ミンジとハニは、2021年7月9日に公開されたBTS「Permission to Dance」のミュージックビデオに出演した。
ADORの主張によると、当時ミン・ヒジン側は、HYBEに「先週、BTSのミュージックビデオに事前協議なしにガールズグループの練習生たちを出演させたことなど、無礼な前例が続いていると感じられる。SOURCE MUSICやBIGHIT MUSICを信頼することが難しい状況が多数発生していることが懸念される」という意見を伝えた。
ちなみに時系列は以下なので、MV出演時にADORはまだなく、この主張は成り立たないと思われます。
2017:ミンジがSOURCE MUSICの練習生になる。
2019/07/01:ミン・ヒジンがBig Hit EntertainmentのCBO(最高ブランド責任者)に就任。
2019/07/29:SOURCE MUSICがHYBE傘下に入る。
2020:ハニがSOURCE MUSICの練習生になる。
2021/03/31:Big Hit EntertainmentがHYBEに社名変更。
2021/07/09:ハニとミンジが出演した、BTSの「Permission to Dance」MVが公開。
この時点で、ミン・ヒジンはHYBEのCBO、ハニとミンジはSOURCE MUSICの練習生だと思われる。
2021/11/01:ADOR設立、代表取締役にミン・ヒジン選出。
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この件は後の裁判(1/10 SOURCE MUSIC vs ミン・ヒジン)で言及され、出演させたのはSOURCE MUSICのCEOであるソ・ソンジンだったと判明。
ちなみに、シャーマンとのカトク会話では、「ソ・ソンジンがあれこれ全部手伝ってくれる。本当にバカな奴」「ソ・ソンジンはパニックになるでしょうね、ハハ」「ソ・ソンジンと戦って勝ちます」と、わりとアレな扱いです。
BTSに関する言及②カトク関連
※カトク=カカオトーク。韓国で普及しているLINEに類似したアプリ。
HYBEの説明によると、ミン代表はシャーマンに「BTSは軍隊に行くのか行かないのか」と尋ね、シャーマンは「行くでしょう」と答えたそうです。続いてミン代表は「防弾(BTS)が軍隊に行くのが私にとってはいいと思う。行かせてよ(笑)。あなたはどう思う?」「彼らがいないほうが私には得だと思うから」と言ったとのこと。シャーマンは「行かせるつもりよ。金メダルを取ったわけでもないし」と答えたそうです。
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シャーマン「SMのように再利用するのではなく、BTSをここで終わらせるべき。毎日覚悟を決めて」
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イ元副代表「防弾(BTS)が帰ってくる前に手を打たないといけません。これからの1年が勝負です」
ミン・ヒジン関連のカトク画像はたくさん落ちてますが、基本報道側が再構成した画面だと思われます。少なくとも、画像内にロゴが入ってるやつはそうです。一部が切り取られてるものもあるので、注意。
BTSに関する言及③テテ関連
ミン・ヒジンがYouTube番組に出演し、テテが自分に連絡をくれるという話をしたのですが、その時点でテテは入隊後だったので、波紋を呼びました。
即、国防部(韓国の国防省)に「訓練兵なのにアイドルの立場を利用して携帯を使ったと見られる」苦情を申し出た人が登場し、国防部が「そんなことしてません」と回答する事態に発展。
テテペンとしては、心から「迷惑」と思いました。自分のために躊躇なく他人を踏んでいく姿勢は、好きになれません。
その他
先日はグクがインスタで「Artists are not guilty」「Don't use them」と発言して波紋を呼びました。便乗して、グクはミン・ヒジン派だとする意見が出ました。何でやねん。
私の感想は、「これができるなら、BTSの発言を事務所が管理してる説は成立しないな」でした。事務所がすぐ確認取れて素直なコメント出てるあたりは、好感ポイントです。
とりあえずNewJeansの年齢を確認しに行きました。オーストラリア国籍の子もいるって初めて知りました。グローバルだなあ。ちなみに法定成人年齢はオーストラリア18歳、韓国は19歳だそうです。
感想
この件をBTS中心で見た場合、
「ミン・ヒジンから出火して他の子レーベルにも飛び火しており、親会社の株価に影響中。結果として、BTSが持っているHYBE株にも影響している」
という状況になります。
これ、韓国に支社出そうとしてる海外企業には興味深い事案じゃないでしょうか。「親会社と子会社による経営権争い」って切り口でまとめると、ビジネス界隈あるある案件なんですけど、蓋を開けたらこれっていうのはかなり予想外。
わりと情緒面から攻めてくるので、日本人の感覚では理解できない部分が多いです。シャーマンまで出てくるし、パワーワードが満載すぎる。
BTSの話出てないかなと思って、流れてくるカトク会話を片っ端から翻訳して読みましたが、このシャーマンは株式や業界に詳しすぎますね。
韓国のシャーマン界隈とはこれが初遭遇ですが、音楽業界特化型シャーマンとか存在するんでしょうか。正直、中の人がライバル会社の人間でも驚かないなと思いました。
HYBEの対応を見てたら、和解はないという感じですね。
黙って怒りながら証拠集めしてる様子。最初「まさかそこまで」と思ってたら好き放題やられたので残りの裁判は勝ちます、という意思を感じます。
まあ、私がHYBEでも絶許案件です。子レーベルの代表取締役としては言動が不適切すぎるし、自分を慕う子を盾にして条件闘争する手法は倫理的にどうかと思います。
結局、NewJeansが内容証明まで出して代表復帰を要望したのに、その回答期限(2024/11/27)が来る前に、代表になる見込みのなくなったADORからの退社を宣言しましたしね。冷血すぎる。
このため、NewJeansの契約解除要求のうち、ミン・ヒジンとの関係を理由とした契約解除の主張は難しくなると思われますし、契約が解除されても違約金は発生しますので、NewJeansの立場は困難になったと見られます。
また、ミン・ヒジンは株式売却(プットオプション行使による請求)訴訟に入ったそうなので、売却された場合、競業禁止契約により1年間は一緒に仕事ができません。
HYBE/ADORを出た場合、NewJeansの名前や曲は使えなくなる、ということは知られていますが、「FIFTY FIFTY」問題により音源・コンテンツの使用不可期間が延1年から3年に延長されています。
彼女はあくまで代表取締役復帰を求めていましたが、それは要するに
「代表取締役復帰=それを定めた株主間契約は有効=プットオプションも有効」
ということなので、まあ110億円は惜しかったよね……13倍の比率でこの金額なのに30倍を求めてたのか、すごいな……、という感想しか出ません。
テテペンとしては、「Layover」PDとしてのミン・ヒジンさんの仕事には感謝しているのですが、「素晴らしい作品を作る人=素晴らしい人格者or経営者」ではないので、それとこれとは別。
前にテテが「Layover」1周年記念に、インスタでミン・ヒジンが撮ったと言われているものを含む写真を見せてくれたことがありましたが、あの時も
「普通仕事での写真は会社のものになるけど、PDがクビになった場合Behindの写真は個人所有との線引きで揉める可能性があるから、今見せてもらえて本当に良かった!」
という斜め下の感謝を覚えました。テテいい仕事する💜(本心は知りません)
まだまだ続きそうなこの案件。完全体BTSが復活する2025年6月までには何とかなってるといいんですが、無理だろうなあ。
イマココ
2024/11/20時点
株界隈では、HYBEの株価は好調。
元々他の子レーベルアイドルは頑張っていたので、HYBEの株価は適正価格以下になっており後はいつ買いに転じるかが焦点、という評価だったところへ、ハニの国政監査あたりからNewJeans&ミン・ヒジンとの決別が確定になったので不安要素がなくなったという見方が強まり株価が好転。
そうなると、ジン君大回転に加えてホビも復帰→後はBTS完全体に向けての期待も膨らむ感じで、株価上昇中。
経済系の記事は「利益」という芯が通ってるから、情緒過多な芸能記事よりある意味信頼できるなと思いました。
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関連記事
朝鮮日報の記事。投資家目線での意見が読めます。
「はちみつと焼酎」さんが和訳記事を上げてくださっています。
ミン代表がHYBEから出るのは難しいだろうね。 パン議長ぐらいNewJeansや歌手のためにお金を使ってくれる人がどこにいる?
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2025/1/21時点
今年、BTSは全員が兵役を終えて活動を再開する予定です。
それに先んじてホビのソロツアーが発表され、HYBEの時価総額を跳ね上げました。グループとしての活動再開にはより期待がかかり、ミレアセット証券が大口投資家にHYBEの転換社債(3900億ウォン規模)を売り出したところ完売目前となっています。

ミン・ヒジンは、旗色が悪いように見えますね。
ダボリンク社会長や国会監査の書類を持ったハニと会う様子を撮られてたり、株価落とされて激オコのダボリンク会長が暴露を始めたり、ヘインの叔父さんとの会話(テレグラム)が流出したり、もう内部分裂待ったなし。
この状態で現状全ての裁判で勝とうとしているのはある意味凄いですが、訴訟と悪口を乱発しすぎて首が回っていない感があります。
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