【第1話】『BTS Monuments: Beyond The Star』
本格的なドキュメンタリー
「Are You Sure?!」見たさに、Disney+へ加入した私。
ここにはBTS独占ドキュメンタリー「BTS Monuments: Beyond The Star」がある、というのも決め手の1つだったんですよね!
早速、「Are You Sure?!」待つ隙間時間にこちらも見よう~とウキウキしてたんですが、わりと手ごわかったですw
『BEYOND THE STORY』の著者であるカン・ミョンソクさんが参加しているだけあって、最初に予想していたより本格的なドキュメンタリーですね!
一本あたり30分ちょいでそんなに長くないんですが、内容がみっちり詰まっててめちゃめちゃ見ごたえがあります。隙間時間に軽く見られるやつじゃなかった……!
内容的には暗く辛い部分も正面から描かれているため、他のDOCUシリーズみたいにBehind的なものを期待してると、たじろぐかもしれません。
体調のいい時にどうぞ!
感想:第1話「始まり」(2013~2015)
「芸術は世界を変えられるのです」というナムさんのスピーチから開始。「CONNECT, BTS」の時のやつですね。
2020年2月。カムバックのため空港に集合するバンタン。
『ON』MV動画と「Map of the Soul Tour」予告から始まるものの、新型コロナが発生し、予定していた公演がキャンセルに。知らせを聞いて絶望するメンバーの姿が印象的です。
コロナによる公演への影響は2年続きました。
世界中が苦しみ、悲しみや不安に満ち溢れた時間。でも止まってばかりはいられません。これまでを顧みる機会になった、と語るメンバーたちの述懐から、2013/6/12のデビューショーケースへ場面転換。
めっちゃいいこと言ってるのに、ホビの帽子が気になってたまりません。口ついてる……!
ナムさんを中心にできたBTSが、ラッパーグループを経て、ダンスもできるHIPHOPアイドルグループへ変化していった経緯が、ヒョンラインから語られます。
ここで、パンPDからのメンバー評が出ていて、とても興味深いです!
すべての時間を練習室で過ごし、練習も徹夜もダイエットも、何もかも辛いのが普通だと思って頑張っていたメンバー。
「逃げ出そうかと」とSUGAが、「好きだったはずのダンスが、ただのキツイトレーニングになってしまった」と、ホビが言ったほどの日々(T_T)
初めて「M COUNTDOWN」に出演した喜びを、SNSに書き込むジン君。夜の公園では7人がファンに向かい、小さなハンドメガホンで「テレビデビューしました!」と報告しています。
目標は「練習生」だったテテも、TVに映った自分を見て「頑張らなきゃ」と奮起した様子。
ジン君にとっては、もうこの頃には頑張る目標が「応援してくださる皆さんのため」になっていたようで、お誕生日会でARMYへお礼の手紙を読みながら涙がこみ上げるシーンが映っています。
涙を拭いながら、互いにメンバーへの感謝を伝え合う姿が印象的です。
2014/3/3の、グクの入学式。
「うちの子が高校に行きます」
「かわいすぎてどうしよう」
「家では大人っぽいのに」
ってめっちゃ喜んでるヒョン達が尊いw
グクは一年遅れて高校入学したんですよね。
ということは、この時クオズは入れ替わりに卒業してて、宿舎の中で高校生は一人だけ、ということになるのでしょうか。それはマンネ扱いに拍車がかかるでしょうとも( ´艸`)
ホビ21歳の誕生日映像も出てます。家族からの映像メッセージを見て号泣し、皆がもらい泣きしてた時ですね……。
別の道を選ぶべきか悩んだけれど、結局メンバーを信じて運命的な選択をした、と語るホビ。感謝の言葉しか出ません!
思い出を語りながら、
「仕事の合間の車内や、宿舎で色んなことを話して笑ってケンカしたことを、最近よく思い出すんです。あの時間があったからこそ、絆も深まったし……すべてに感謝しています。不思議ですよね」
って笑うジミンちゃんの目が、とても懐かしそうです。
2013/11/4のMMA(Melon Music Award)。
まだ弱小事務所でしかなかったBIG HITから、見事新人賞を射止めたバンタン。大喜びしながら楽屋に帰ってくる姿がかわいい!
でも一気に人生が変わるわけでもなく、他のグループと比較される位置に来たことで、新たな劣等感や焦りが生まれました。
『Boy In Luv』で一位候補になり、このまま波に乗ろうと「アメリカンハッスルライフ」にも挑戦して、トップを狙った『Danger』でしたが、結果は振るわず。
ジン君が「僕たちはここで終わりか」と思ったと語り、テテも「バーンアウト」だった、と当時の息苦しさを振り返っています。
映像内では詳しく触れられていませんが、BTSの前にデビューさせたグループが失敗したこともあって、当時事務所の内情がかなり厳しかったようです。
K-POPは練習生時代に事務所がかなり投資するので、デビュー後上手くいかないと回収できません。京都の舞妓さんシステムみたいですね。
賭けの要素が大きい勝負で一度敗れたBIG HITの、最後のコマだったのが防弾少年団でした。
苦しい流れを変えたのが、3rdミニアルバム「花様年華」。
当時の自分たちを映した曲で、苦悩に心から共感し、たくさん泣いたとジミンちゃんが振り返っています。
「自分たちの物語を歌う」というバンタンスタイルがより鮮明になっていったのは、この頃からでしょうか。
初めての一位を取ったのは『I NEED U』、2015/5/8の「Music Bank」でした。呆然としているメンバーの姿に胸が詰まります……!
歌番組で初めての一位を獲得し、行く手に光を見出したバンタン。
「花様年華」でのヒットは彼らを高みへ導いていきますが……次の番組説明が気になります。ドキドキしながら次回をクリック!