ジミンちゃん展示会「The Truth Untold」
現在、韓国ではジミンちゃんのソロ活動を振り返る展示会、「The Truth Untold:伝えられなかった真心」が開催中です。
わあいいなあと思っていたのですが、アミ友のグクのプロTHさんが渡韓し、展示会の様子をXで共有してくれました。嬉しい!!
ジミンちゃんの手書き歌詞!
中でも私が反応したのが、ジミンちゃんの歌詞下書き。ノートにびっしり書かれてて、書き飛ばしたり、拍を数えたり、文章を組み替えてたりしてる様子にリアルさを感じました。
ジミンちゃん、振付けもノートに書くって話ありましたし、基本手書き派なんですね。
一部のテキストは写真から読み取れたので、収録版の歌詞と比較してみたら、「ほぼ同じ」「一部異なる」「全然違うが世界観は同じ」など、色んなパターンがありました。
ジミンちゃんの中に浮かんだ言葉や感情が透けて見えてくるようで、非常に興味深いです!
というわけで、今回読み取れた部分を共有させてください。
ここに貼っておけば、後に自分で検証したいARMYが現れた時、手掛かりになる……かもしれないと期待しております(*ノωノ)
韓国語素人には手書きハングルの難易度が高すぎたので、画像読み取りAIや対話型検索AI・Perplexityによる文脈解釈補正の力を借りています。最終的には間違い探し感覚で、見て確認。
高確率で間違えてそうなので、ガチ勢は各自で検証してね!
『Set Me Free Pt.2』
見たところ「butterfly」「still」があったので、『Set Me Free Pt.2』と予想。
読み取れた歌詞を、収録版と比較してみたら、わりと合致しました。
間に〇が並んでて、文字数とか拍を数えてはめ込んでる感じがしますね。
画像右下にはメモがありますね。苦悩・葛藤・荒廃から立ち上がる姿がテーマだったのかな。
走り書きハングル、難易度高!( ゚Д゚)
ハングル部分がよくわかりません。上からこうじゃないかな?と読み取ったテキストを貼ってみます。
AIと相談して、こういう感じの文章ではないかとまとめた和訳は以下。
メモみたいになってた「Hey fool」「get out of my way」は、後に収録版で「Hey fool, just get out of my way」という歌詞になっています。
韓国語歌詞の部分は、収録版歌詞と同じ部分と違う部分が混ざってます。
目立つのは、収録版では「미로(迷路)」がモチーフとして登場しているけど、下書きにはそれがないことでしょうか。
また、下書きでは「もう自分から逃げ出さない」と向き合うものが直接的に示されていますが、収録版ではもう少し比喩的な表現(「더 이상 아파도 숨지 않아(これ以上痛くても隠れない)」など)に修正されています。
読んだ感じとしては、ブラッシュアップされ、完成版になる一歩手前の下書きだと思われます。
『Like Crazy』
これはタイトル通り、『Like Crazy』。先にタイトルが決まってたっぽいですね。ほぼ英語なので読み取りやすくて助かりますw
完成した歌詞と比べると、テキストはあまり合致しません。
個人的な印象として、この歌詞の方が「君と僕」に強くフォーカスしており、従来のジミンちゃん曲(ファンソング系)に似ています。
この歌詞だと、まだ「君」は命綱として機能しているものの、それによる救済を諦めながら手を伸ばしている印象を受けます。
収録版の方は目線が「僕」にシフトしており、もっと荒れた様子、絶望感、自暴自棄な心理が伝わってきます。
この場合、「君」はいるんですがもう命綱ではないですね。手を離し、自分の混乱の中へ迷い込んで行ってしまった感じがします。
このメモからは、歌詞がより個人的で内省的な内容に変化して行った様子が窺え、とても興味深いです。
これ、ステージ案と歌詞下書きが混ざってる感じでしょうか。「カメラ」「鏡」って書いてますね。演出案も考えていた様子。
間にある英文は歌詞の「I'm feelin' so alive, wasting time」とほぼ一致しています。
左上にあるテキストは、ほぼ収録版歌詞と同じでした。
ちなみにこの青い画面、文字を書く音がして少しずつ書き上がって行く演出が入ってるそうです。面白いですね!
「Crazy」の右上にある「꿈(夢)」や歌詞から、「Night」や「Dream」がこの曲のモチーフであることが窺えます。
『Alone』
走り書きハングル、難易度高!第二弾( ;∀;)
下のハングル2段落が、よくわかりません。AIと相談して、こういう感じの文章ではないかとまとめた和訳は以下。
全体的に、孤独感や寂しさ、自分に対する不安定で否定的な感情は変わらず、抜け出せなくなっている印象は収録曲と共通。
前半はまだ美しいイメージに心を仮託していますが、後半のハングルパートになるとそれが崩れ、泥沼感が増します。
英語詩と韓国語詩とでは、母国語の方が生々しい感情が出しやすいのかもしれません。
『Face-Off』
以下の歌詞が読み取れますが、収録版にかなり近いです。
完成形一歩手前のものだと思われます。
その他
その他、グクのプロTHさんに見せていただいた写真はこちら。
あー、『Letter』もありますね。お宝!
筆圧の跡を鉛筆でこすって浮かび上がらせる、は皆やったことがあると思うんですが、それで木の絵を描いてるジミンちゃん、想像するとかわいいですね。教科書の人物画にヒゲ書いたことあるタイプかな(妄想)
感謝!!
ジミンちゃんがノートに色々書いてるな、というのは知っていても、実際に書かれたものを目の当たりにすると、そこに歌詞作成のプロセス=ジミンちゃんの思考や創作過程がリアルに感じられ、圧倒されます。
下書きと完成版の歌詞を比較することで、ジミンちゃんの向き合い方や感情の変化が見えてきますし、特に従来のスタイルから次のステージへ一歩進んだ様子が窺えたのには興奮しました!
私は文章を書くのも読むのもチェックするのも好きなので、ほんとお宝でした。いいもの見た……(*ノωノ)
日本に居ながらにして、展示会の様子を垣間見、歌詞の下書きを通してジミンちゃんの息遣いを感じられるなんて、ほんと幸せです。
グクのプロTHさん、ありがとう。あなたは私の翼です!!