【要するに】要約してはいけない言葉【好き】
要約するのが習性
私はよく、「要するに?」って考えてます。
長い文章を読み書きしてる時も、翻訳記事を斜め読みしてる時も、ナムさんがめっちゃ喋ってる時も、頭の裏側で小人が「要はこういうことですよね」ってメモを取っています。
記事の和訳&要約も好きですし、自分の文章や言葉も当然要約します。
noteで書いた記事を「要約」で検索したら、40件くらい引っ掛かりました。
要約するっていうのは「言いたいこと」の骨子をつかまえる作業なので、思考の整理にもなります。
上手く要約できない文章は主旨がまとまってないってことですし、関西人的に言うと「ちゃんとオチてない」ってことなので、起承転結、もしくはツカミからオチまでの流れがつながるように修正します。
自分にとっての「要約」とは、手っ取り早くオチを探す作業、と言っても過言ではありません。
しかし、世の中には要約してはいけない言葉があります。
私はそれを、バンタン沼に来て初めて知った気がします。バンタンはいつも私の世界を広げてくれる( *´艸`)
要約しちゃダメNo.1
私が思う「要約しちゃダメNo.1」、それはラブレター。
「要するに、好きってことですか?」
ああ、これはいけません。情緒ゼロですね!( ;∀;)
特に、普通のラブレターなら「付き合いたい」「結婚したい」みたいな発展性というか目的があるかもしれませんが、 アイドルへのラブレターなんか要約したら「好き!」しか残りませんからね。
以下はただの例です。似たポストを見かけても偶然です。
推し界隈でよく見かけるポストにも、こういうパターンのラブレターがあるじゃないですか。
これを下手に要約すると、「今日は晴れ BY 推しペン」くらいしか情報残りません。ソクジンか。
いや、違うんですよ! 炎上は少しお待ちください。焼かないで!
とりあえず危険なネタ終了。ふー、危ない危ない。
これは「内容がないよう」ってことじゃないんです(え)
逆に、愛が詰まってるんです。切っても切っても愛、の金太郎飴状態。よく聞く韓国語構文で言うなら、「感性的な情緒」が詰まってる。
日々の祈りみたいなもので、要約すると逆に意味を失ってしまう種類の文章なのではないでしょうか。言葉じゃない、詰まってるものが大事なのよ。「要するにアーメンってことですね?」とか言ったら4000億部発行を誇る分厚い本で殴られるわ。
まあそこで「要するに南無阿弥陀仏ってことよ」って言いだした法然上人は、もしかしたら私と気が合うのかもしれませんね。いやそうじゃない。
ところでラブレターが苦手なんだけど
根っからウォッチャー(=観察者)なので、距離感的に推しへ語り掛けるのが苦手な私。おかげでラブレターが書けません。文章書くのが好きで推しも好きなのに、ミックスできない不思議さよ。
ラブレターを書けない理由
最近、自分がラブレターを書けないのは、この「要約」属性も影響しているのでは?と思っています。
ラブレター
↓
要約できないジャンルの文章
↓
要約できないということはオチがないのでは?
↓
オチがない文章なんて嫌!
こういう無意識の連想ゲームが、私にストップをかけてしまうのではないか。と思っている次第です。いや、ラブレターにオチをつけてどうする。
気分次第でエモーショナルな文章を書かなくもないのですが、それはエモいオチをつけたい時だから、日々の祈りみたいな自然さで金太郎飴構文の愛を吐けるほどの域には達してないんですよね。修行の道は険しいわ。
I HAVE A DREAM
色んなアミのファンレターを見て学び、私もいつか自分の納得がいくラブレターを書いてみたい。
要約してもしても「好き」しかない、山頭火みたいなやつを。
そのような儚い憧れを抱きつつ、とりあえず今日も要約してしまう私です。
おまけ
推しのフォトカ発売を喜ぶポストのはずが、出オチしかない例。
いつもタイムラインのアミヨロブンを困惑させがちで、申し訳ござらん。